２０２３小倉２歳Ｓ（ＧⅢ）予想 - 犬でもできる競馬血統予想

こんばんは。ちゃろです。

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

さて、本日は「小倉２歳Ｓ（ＧⅢ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

▼新潟記念の血統分析はこちらから↓↓

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▼札幌２歳Ｓの血統分析はこちらから↓↓

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９月３日　２０２３小倉２歳Ｓ（ＧⅢ）血統予想

９月３日　２０２３小倉２歳Ｓ（ＧⅢ）血統予想

～小倉２歳Ｓの過去血統傾向～

＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父の好走数　　日本型　１４回　　北米型　　６回　　欧州型　１０回

・母父の好走数　日本型　　７回　　北米型　１３回　　欧州型　１０回

＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１４頭。父サンデー系（ディープ系）にとっては可もなく不可もなくといったところか。

・種牡馬でもう少し細かく見ていくとＳサンデー系の代表格であるダイワメジャーが５回馬券になっており１位。続くのがミッキーアイルとロードカナロアで３回、キンシャサノキセキが２回馬券内に好走している。

・以前は馬券になるサンデー系はＳサンデー系のダイワメジャーとキンシャサノキセキぐらいだったものの近年はディープ系の好走が続いている。先ほど２位タイにランクインしたミッキーアイルの他にリアルインパクト、キズナ、グレーターロンドンといったところも馬券になっており、サンデー系とっては右肩上がりか。

・父北米型は近年やや不振でアメリカンペイトリオット産駒のシルフィードレーヴが昨年３着になったほどが精一杯。しかし、１７年には父北米型が馬券内を独占したこともある。２歳戦の短距離は本質的にはダート血統であっても完成の早さで走れてしまうことがあるので押さえておこう。

・母父は北米型が数字上はやや優勢。中でも大系統ミスプロ系に注目。昨年勝利したロンドンプランも母父は北米型ミスプロ系だった。あとは北米型ノーザンダンサー系。特にヴァイスリージェント系を意識したい。

～小倉２歳Ｓのレース質～

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

今回の注目ポイントは

【枠順】・・・過去１０年で勝率は３、４枠、連対率は７、８枠、複勝率は８枠がそれぞれトップだった。大きな差はないがトータルで見ていくと外枠がやや有利。ただし過去１０年５枠だけ連対がない。内枠がダメというわけではないが迷ったら外枠を重視したい。

【ローテ】・・・過去１０年の３着内トップは前走新馬組（１８回）。未勝利組（５回）、フェニックス賞組（４回）と続く。成績が良い新馬組の内訳を調べてみると１８頭の内１３頭が前走小倉１２００ｍの新馬戦を勝ち上がってた。同コースで勝利をしていることが大きなアドバンテージとなるようだ。ちなみに残りは阪神１２００ｍが２頭、中京１２００ｍが２頭、新潟ダ１２００ｍが１頭だった。

【ペース・脚質】・・・過去１０年はハイペース９回、ミドルペース１回、スローペース０回。２歳戦とはいえさすがのスプリント重賞。ペースは緩まない。そのため逃げ切りが非常に少ないのが興味深いところで４角先頭だった馬が馬券になったのは１３年２着のベルカント、１６年１着のレーヌミノルの２頭しかいない。ただ４角２番手は６頭、３番手は４頭が馬券になっており基本的には先行有利。上がりはその年の馬場によっても異なるが３４～３５秒程度。ただ昨年制したロンドンプランは３３秒１という末脚を使っていた。

【騎手】・・・過去１０年で武豊騎手が３勝２着２回３着１回と驚異的な数字を残している。浜中騎手、和田竜騎手が３回で続く。他に複数馬券になっているのは幸騎手、国分優騎手、松山騎手、川須騎手。

【性別・斤量・厩舎など】・・・性別は牡馬１６頭、牝馬１４頭と牝馬が大健闘。９月は同斤量だが好走が多く、近年は特にその傾向が強い。実際近３年で馬券になった９頭の内、実に７頭が牝馬だった。また出走馬は関西馬が多いのであくまで参考データだが、過去１０年の勝ち馬はすべて関西馬だった。特に過去１０年で４頭が馬券内に入っている斉藤崇厩舎に注目。

～気になる血統馬～

▼フォルテローザ

近年好走が目立つ父ディープ系からはフォルテローザを取り上げる。牝系を遡るとルーツはカナダにあり、近親のオークラトスはマリーンＳ（加ＧⅢ・ＡＷ）の勝ち馬。父サトノアラジンは安田記念の勝ち馬でディープ産駒の中では距離適性が短く、マイル前後で活躍。母系は北米色が強く、サンデー系のスピードをさらに強化するイメージ。近年の傾向ならこの馬の配合が適性としては合う。

▼アスクワンタイム

父ロードカナロアは近５年のこのレースで３回馬券になっておりこの馬も注目したい１頭。アスクワンタイムの全兄ファンタジストは１８年の小倉２歳Ｓの覇者。さらに全姉のボンボヤージも当コースの北九州記念を制しており、小倉１２００ｍの適性は抜群のものと言っていい。

▼パッシングシャワー

父イフラージはゴーンウエスト系だが主にイギリスの短距離で活躍。パークＳ（英ＧⅡ）を連覇しており、ＧⅠジュライＣは２着というのが主な成績。母系は欧州型ノーザンダンサー系の代表格であるサドラーズウェルズ系とダンジグ系の配合。母母ダンシングレインは英と独のオークスを制している。馬場がより渋ってサンデー系の良さが消されるようなタフな展開になれば浮上するだろう。