犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023新潟記念(GⅢ)予想



 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「新潟記念(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼小倉2歳Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

▼札幌2歳Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

 

 

9月3日 2023新潟記念(GⅢ)血統予想

 

新潟記念の過去血統傾向~

 

 



 

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

・父の好走数  日本型 20回  北米型 0回  欧州型 10回

・母父の好走数 日本型  6回  北米型 6回  欧州型 18回

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父日本型サンデー系ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内20頭。父サンデー系ディープ系)にとっては本質的には好相性のレースと言える。

・ただ確かに以前はサンデー系が圧倒的に好走するレースだったのだが、近3年馬券になった9頭の内、サンデー系はたったの3頭。近5年の勝ち馬を見ても勝ったのは21年に12人気で勝利したマイネルファンロンのみと近年に関してはやや不振傾向があることが言える。

種牡馬別に見ていくとディープインパクトが10回でトップ、ステイゴールドが4回、キングカメハメハが3回、ゼンノロブロイが2回と続く。

・近年日本型サンデー系の代わりに浮上したのが欧州型。まず取り上げたいのが欧州型ミスプロの代表格であるキングマンボ系。近5年で3回勝利しており好相性。クリスエス欧州型ロベルト系)やゼダーン欧州型ナスルーラ)、サドラーズウェルズ欧州型ノーザンダンサー)と近年は欧州色の強いタフな馬力血統が好走している。

・母父も欧州型が基本。馬券になった父サンデー系の馬の母父を見ると北米型4頭に対し欧州型は16頭と4倍の差がついている。元々の本質的には日本型×欧州型が鉄板だった。

 

新潟記念のレース質~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去10年で勝率は1枠、連対率と複勝率は3枠がそれぞれトップだった。開催最終週に行われるこのレースは内側の馬場が荒れていること外差しが決まるイメージが多かったので意外だった。ただそのイメージもあながち間違いではなく近3年に限れば馬券内9頭の内6頭が8枠という驚異的な成績だった。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走小倉記念(7回)で頭一つ抜けている。七夕賞(4回)、函館記念(3回)、ジューンS組天皇賞(春)(いずれも2回)と続く。比較的勝ち馬の前走はバラバラで過去10年で比較すると小倉記念組が3勝しているが最後の勝利は17年まで遡り近年はやや不振。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース0回、ミドルペース5回、スローペース5回。近3年はスローペースで上がり勝負になっている。新潟の外回りは32秒~33秒台の上がりが出るので瞬発力勝負と勘違いする人が良くいるがあれは基本的に間違い。最後の3Fがすべて直線のためコーナーよりスピードが出るのは当然のこと。むしろそのスピードを持続するスタミナや持久力が必要なことは血統が証明している。

【騎手】・・・数年前の大活躍を考えると最近は不振という声も多いM.デムーロ騎手だがこのレースは過去10年で2勝、3着2回と絶好の相性を誇る。他に複数馬券になっているのは横山典騎手、戸崎騎手。

【性別】・・・性別は圧倒的牡馬有利。過去10年で馬券になった30頭の内、27頭が牡馬だった。牝馬は13年1着のコスモネモシン、21年3着のクラヴェルのみにとどまり数字的には不振。今回1人気が予想されるサリエラは牝馬だがここを克服できるか。ちなみに騙馬は13年3着のファタモルガーナのみ。

【馬齢・斤量・厩舎など】・・・ハンデ戦だけあり馬齢で判断するのは難しい。3歳から7歳までチャンスがある。ただし、3歳馬は軽ハンデで人気の割には成績を残せていない。18年はタフさが堪えるのだろう。ハンデ戦の肝となる斤量だが、トップハンデの成績はイマイチだが数だけなら57キロが一番多く馬券になっていた。また53キロ以下は【1-0-4-36】と不振。連対したのは13年のコスモネモシンただ1頭で近年は3着までという印象だ。また関東と関西の比較だが、数字上は互角。ここで判断するヒントを作るのは難しそうだ。

 

~気になる血統馬~

 

プラダリア

 

ディープインパクト×北米型の配合でダービーなどクラシックに力を発揮しやすい血統。ただこの馬の場合は青葉賞を制していることもわかるようにダービーまでにはまだ完成が間に合わなかった印象もある。持っている能力は非常に高いもののこの血統配合の良さである爆発力がやや足りない気もするが、成長力があるタイプではないので今が曲線のピークではないだろうか。

 

 

▼イクスプロージョン

 

このレースで好走が目立つ配合として取り上げた父サンデー系×母父欧州型血統。しかもその欧州型血統はこのレースで好走があったクリスエス系(ロベルト系)で期待ができる。母母グローリアスデイズはフローラS、ローズSで2着の実績。この馬自身が新潟が【1-0-1-1】と好相性な点は強調材料。巻き返しが多い函館記念からのローテも追い風。

 

 

 

マイネルウィルトス

 

7歳馬だが今回面白そうなのがマイネルウィルトス。前走は1年ぶりとなる函館記念で大外をぶん回しながら上がり最速で差のない4着と見せ場十分。年齢を感じさせないその力強さはまさに父スクリーンヒーローの良さが反映されていると考えていい。母父ロージズインメイは21年に制したマイネルファンロンの母父と同じ。あの時と同じ外枠、M.デムーロ騎手でマイネル軍団が再び躍動を見せる可能性も。

 

 

▼ノッキングポイント

 

最後に触れるノッキングポイントはマイナスの意味で気になっている1頭。レース質でも触れたが3歳馬は【1-0-1-6】とあまり人気の割に成績を残せていない。18年のブラストワンピースこそ勝利をしたが、20年のワーケア(1人気、10着)15年ミュゼスルタン(1人気、16着)のように力を発揮できないケースも多い。もう一つの懸念は新潟2000mでモーリス産駒が不振だということ。過去5年で【1-0-0-11】と振るわない。血統的に活躍馬の多いハッピートレイルズの牝系で注目が集まるからこそここは少し疑ってみてもいいだろう。

 

 

 

新潟記念血統予想~

<血統出馬表>

 

 

・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済みです)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

このレースは高配当も多い難解なハンデ戦

夏競馬最後の重賞も予想方法はブレない。ベースとなるのはレース質と血統適性の見極めだ。新潟2000mには一見速い上がりが出るので瞬発力勝負に思われがちだが、実際はそうではない。最後の3F(600m)はすべて直線のため総じて速くなる。ならば問われるのは瞬発力ではない。その瞬発力で発揮したスピードをどこまで持続できるかだ。

私はこの馬から狙ってみることとします。

 

 

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

◎⑭マイネルウィルトス

 

○⑬プラダリア

▲⑨ユーキャンスマイル

△⑪バラジ

△⑤イクスプロージョン

△⑧インプレス

 

本命馬以外では対抗の⑬プラダリアに期待。この馬は血統の割に成長に時間がかかり、同じような配合のタイプと比べるとキレないという特徴がある。このタイプの馬が中京の日経新春杯阪神京都記念目黒記念宝塚記念も凡走はなくずっと好走しているがあと一歩足りていない。レース質が微妙にズレていたとしたら今回は絶好のチャンス。オッズ次第では本命馬と同様の評価をしているので積極的に狙いたい。

 

また人気が予想されているサリエラ、ノッキングポイントの両馬は思い切って軽視。3連馬券を選択する場合に3列目に置くぐらいでここは勝負の買い目としたい。

 

 

皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!

 

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