犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2022アルゼンチン共和国杯(GⅡ)予想

 

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

本日は京王杯2歳SとファンタジーSという2つの2歳戦がありましたね。

やはり、というかなかなか予想が難しいレースでした。

京王杯2歳Sはダート血統馬のワンツー。東京芝1400mはダート適性が求められることも多いのですが、条件戦レベルだとダート適性でこなせてしまうこともあるんですよね。さすがにGⅡの舞台ではと思い、芝血統の瞬発力がある馬を狙ったのですが不発。メンバーをよく見て考えてみれば条件戦レベルともいえるメンバーでしたね。ここを見抜けなかったのは悔しい結果でした。的中🎯された皆さまおめでとうございます。

 

さて、気を取り直しまして本日は年末GⅠに向けた伝統のハンデ重賞「アルゼンチン共和国杯(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・みやこSの予想はそこまで手が回らないのでありません。ご了承ください。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼京王杯2歳Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 


 

 

11月6日 2022アルゼンチン共和国杯(GⅡ)血統予想

 

アルゼンチン共和国杯の過去血統傾向~

 



 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 17回  北米型 4回  欧州型  9回

・母父の好走数 日本型  5回  北米型 9回  欧州型 16回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・まずパッと見て緑系が目立つ。サンデー系は出走頭数も多いので日本の芝重賞で強いのは当たり前だが、濃い緑が特に目立つ。これらはサンデー系以外のターントゥ系で主にロベルト系が占める。ロベルト系は欧州型でスタミナと馬力に優れる血統。ロベルト系を父か母父に持っている馬がかなり好成績。

・父母父などに目立つゼダーンは大半がトニービンのもの。トニービン凱旋門賞を勝った馬でスタミナや馬力に優れるという共通点を持つ。直系ではジャングルポケットなど、母系ならハーツクライルーラーシップなどがその血を受け継いでいる。

・珍しくぽつぽつとあるのが欧州型マイナー血統。ハンプトン系ブランドフォードリボー系などの名前も。

・欧州型の代表格であるノーザンダンサー(特にサドラーズウェルズなど)は思ったより多くない。問われるスタミナの種類がやや異なるのだろうか。

・母系の母母父などには欧州型ノーザンダンサーの血が入る馬が多い。母系からスタミナなどを補強するイメージか。

・父サンデー系でもっとも好走していたのがハーツクライ、続くのがゼンノロブロイオルフェーヴルステイゴールド。やはりサンデー系の中ではスタミナやパワー、馬力に優れているタイプということがわかる。逆にディープインパクトが不振なのも面白い。

 

アルゼンチン共和国杯のその他の好走ポイント~

 

【枠順】・・・過去10年を見ると6枠が3勝、2枠と5枠が2勝で続く。連対率、複勝率は2枠がトップだが、内枠が有利なわけではなく1枠は不振。特に目立つバイアスは見られない

【ローテ】・・・過去10年で結構ばらつきがあるが3着内トップは前走オールカマー組(5回)。続いて六社S組(4回)であとは2回以下とローテからは狙いにくい。ただ勝ち馬に限定すると6年連続で5か月以上間隔を空けた馬だった。

【騎手】・・・ルメール騎手が2連勝中だがトータルで見ると注目は戸崎騎手で1勝2着4回、3着1回と素晴らしい相性。この2人にM.デムーロ騎手が続く。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース2回、ミドルペース3回、スローペース5回。一昨年はミュゼエイリアンが大逃げでハイペースとなったが、基本はスローペースが多い。長距離戦でタフな戦いになるものの東京コースらしく最後は33秒台前後の末脚が求められる

【性別・馬齢・斤量】・・・ハンデ戦ということで斤量に注目。圧倒的に結果を残しているのが55キロ56キロ。馬齢は牡4牡5が好成績3歳馬は出走頭数が少ないものの【2-0-2-0】と複勝率100%をマーク

~東京芝2500mのポイントと特注種牡馬

 

・スタート地点はスタンド前の2400mのスタートから100m後ろに下がっただけだがそこはゴール前の坂が始まった地点。2回坂をクリアする必要があるタフなコース。

・東京の中長距離の基本は「溜めて切れる」だが、このコースには該当せず、スタミナが求められることが多い。

 

【東京芝2500m】

<特注種牡馬

オルフェーヴル

ステイゴールド

スクリーンヒーロー

 

 

<割引種牡馬

ロードカナロア

ルーラーシップ

ディープインパクト

 

 

 

以上から

血統的には父か母父にロベルト系の血を持つ馬(いないので4ラインに持つ馬)・・・①

4ラインにトニービンの血を持つ馬・・・②

休み明けの馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

東京 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)分析と予想

~出走馬全頭血統分析~

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適正、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成

血統分析・一言コメント

の順に表記

 

 

①キングオブドラゴン    牡5    54    坂井

前走:22年京都大賞典(GⅡ)8着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父コロナドズクエストAP)×母母父ロードアットウォー(AM

<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母父は米ダートGⅠ2勝。半兄のアメリカズカップきさらぎ賞の勝ち馬。

<一言コメント>3月に3勝クを突破したものの中長距離のオープンの壁は厚く掲示板がやっとの成績。ハンデが利くかどうかは不明だが54キロは恵まれた。左回りは【0-5-1-2】と勝利こそないが複勝率は75%と好成績。

 

②プレシャスブルー    牡8    54    津村

前走:22年オクトーバー(L)7着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父アンバーシヤダイ(ED)×母母父ザノーブルプレイヤー(AD

<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。10年連続リーディングサイアー。母系は欧州型ノーザンダンサー系のクロスでスタミナを強化。4ライン中3ラインがノーザンダンサー系で父がディープインパクトの割には少し瞬発力が削がれているか。

<一言コメント>本来の距離適性は2000m前後だろうが、年齢とともにキレが不足しズブい競馬が目立つこともあり長距離路線へ活路を見出す。軽ハンデを武器に巻き返しを狙う。

 

③ユーキャンスマイル    牡7    57    石橋

前走:22年新潟記念(GⅢ)2着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父キングカメハメハKK)×母父ダンスインザダークLS)×母母父シャーポ(EP

<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父はサンデー系ながら欧州の影響が強くスタミナを武器に菊花賞となったダンスインザダーク。母ムードインディゴは府中牝馬Sの勝ち馬で秋華賞2着の実績。

<一言コメント>前走の新潟記念は相性の良いレースではあるものの全盛期を彷彿させる33秒0の上がりは見事。常にGⅠの厳しいメンバーで戦っており、衰えたわけではない。前走の末脚が発揮できればここでも。

 

④コトブキテティス    牝5    51    永野

前走:22年新潟牝馬S(OP)4着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ハービンジャーED)×母父キングカメハメハKK)×母母父サンデーサイレンスLS

<血統分析>父はダンジグ系ながらスタミナに優れ英GⅠキングジョージ&クイーンエリザベスSを史上最大着差となる11馬身差で圧勝した。母系はキンカメ×サンデーの主流配合。

<一言コメント>前走の新潟牝馬Sは上がり2位の34秒7の末脚で追い込むも届かず。メンバーは大幅に強化されるが最軽量ハンデの51キロはやはり追い風。中1週のローテも叩き良化型で2戦目はプラスだが過去10年牝馬は馬券になっておらず・・・。

 

⑤テーオーロイヤル    牡4    57.5    菱田

前走:22年オールカマー(GⅡ)5着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父リオンディーズKK)×母父マンハッタンカフェLS)×母母父クリスエスRB

<血統分析>父は朝日杯FSの勝ち馬。半兄にエピファネイア、半弟にサートゥルナーリアがいる。母系は芝長距離を得意とするスタミナ血統。半兄のメイショウハリオは今年の帝王賞を制した。

<一言コメント>2走前の天皇賞(春)で3着とスタミナは誰もが認めるところ。前走のオールカマーは休み明けで叩きの要素が強かった。距離延長はお手の物で前走から使った上積みも十分。最重量ハンデの57.5キロを背負うがここはメンバー的にも中心視。

 

⑥キラーアビリティ    牡3    55    C.デムーロ

前走:22年ダービー(GⅠ)6着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父コンガリーAN)×母母父オールドトリエステAN

<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。10年連続リーディングサイアー。母系は北米色が強くで母父は米ダートGⅠを5勝。母母父も米重賞4勝。ディープのキレやスピードを伸ばすタイプだが北米色が強い分成長も早そう。

<一言コメント>3走前のホープフルSでは絶好位から理想的レース運びで快勝。クラシックではダービーの6着が最高だったがスタミナにはまったく問題なし。ハンデ55キロは大きなメリット。

 

⑦ブレークアップ    牡4    54    田辺

前走:22年六社S(3勝ク)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ノヴェリストEM)×母父クロフネAD)×母母父キングズベストEP

<血統分析>父はドイツの競走馬で成績は11戦9勝。芝の中長距離で活躍し、英GⅠキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSなどGⅠ4勝。母父、母母父ともスピードタイプでスタミナの血が強くないため、距離適性は父のものが強く遺伝したと考えられる。

<一言コメント>前走5回目の挑戦で3勝クを卒業した。スタミナは十分で距離に問題はない。過去上がり馬が結果を出してきた六社Sからのローテも良い。このレベルに入ってスムーズに先行できるかがポイントだが前走比3キロ減のハンデにも恵まれて勢いそのままうまく立ち回りたい。

 

⑧カントル    牡6    54    岩田望

前走:22年佐渡S(3勝ク)1着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父キングカメハメハKK)×母母父ブロードブラッシュAM

<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。10年連続リーディングサイアー。母父もキンカメで日本の現代競馬のザ・主流血統。母母のブロードアピールは伝説級のごぼう抜きを見せた根岸Sなど芝ダートで重賞6勝。全兄は18年のダービー馬ワグネリアン。近親に小倉記念勝ちのマリアエレーナがいる超良血。

<一言コメント>前走約1年ぶりの復帰戦となる6度目の3勝ク挑戦でついに勝利。今回はさらに500m距離延長となる。長距離は東京2400m1度だけ。坂があり東京の2400mと2500mは距離以上に違うコース。上記の通り良血馬だがこのレースには少しスタミナが足りない。

 

⑨ディアマンミノル    牡5    55    荻野極

前走:22年京都大賞典(GⅡ)10着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父オルフェーヴルLS)×母父デヒアAD)×母母父ラシアンルーブルED

<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母系は米欧にそれぞれルーツを持つノーザンダンサー系のクロスでスタミナを強化している。母母のイソノルーブルオークス馬。半兄のモンストールは新潟2歳Sの勝ち馬。

<一言コメント>秋は3戦目。9月の新潟記念、10月の京都大賞典と追走にも苦労し最後も末脚弾けず二桁着順で見せ場が薄かった。スローの上がり勝負は分が悪い。春は上がり最速で当コースの目黒記念4着とコース相性は良さそう。

 

⑩ダンディズム    セ6    54    富田

前走:22年目黒記念(GⅡ)7着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父マンハッタンカフェLS)×母父シングスピールED)×母母父ラストタイクーンED

<血統分析>父は強靭なスタミナを武器に天皇賞(春)有馬記念など長距離GⅠを3勝。母系は欧州型ノーザンダンサー系のクロスでスタミナと馬力がストロングポイント。

<一言コメント>前走は当コースの目黒記念。上がり3位となる34秒0の末脚で見せ場は作った。間隔を空けた方が走るタイプで鉄砲がきく。春と同様の54キロなら見せ場を作れるはずだ。

 

⑪ラストドラフト    牡6    56    三浦

前走:22年オクトーバー(L)2着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ノヴェリストEM)×母父ディープインパクトDI)×母母父マルジュED

<血統分析>父はドイツの競走馬で成績は11戦9勝。芝の中長距離で活躍し、英GⅠキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSなどGⅠ4勝。母父は日本競馬の至宝で、母母父のマルジュは英GⅠセントジェームズパレスSの勝ち馬で日本ではサトノクラウンの父としておなじみ。牝系も母は桜花賞馬、半弟のヒートオンビートは重賞制覇こそないが重賞2、3着計5回の名勝負製造機。

<一言コメント>最後に勝利したのは19年1月と白星からは随分見放されており派手さはないもののコンスタントに走っている印象。一昨年のこのレース2着で適性は悪くない。前走使った上積みもあり、前走比マイナス2キロの56キロならチャンスが回ってきても。

 

マイネルファンロン    牡7    56    M.デムーロ

前走:22年京都大賞典(GⅡ)14着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ステイゴールドLS)×母父ロージズインメイTT)×母母父ブライアンズタイムRB

<血統分析>父はGⅠで2着3着計6回の名勝負製造機。スタミナと底力を武器に引退レースの香港ヴァーズを制しで念願のGⅠ馬となった。母父は圧倒的なスピードとパワーを武器にドバイワールドカップを制した。このブログでもこのきょうだいは何度も紹介しているが、半妹の4分の3同血でオークス馬のユーバーレーベンがいる。

<一言コメント>馬券になったのは今年1月のAJCCが最後だが、その後はGⅠ→GⅠ→GⅡと常にレベルの高い舞台で出走してきた。好メンバーのそろった宝塚記念5着は誇っていい成績。メンバーレベルは楽になり巻き返しも現実味を帯びている。

 

⑬レインカルナティオ    牡5    54    菅原明

前走:22年ムーンライト(3勝ク)1着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父ルーラーシップKK)×母父ファルブラヴED)×母母父サンデーサイレンスLS

<血統分析>父はトニービンの影響を強く受け抜群のスタミナと馬力を持ち中長距離で活躍し重賞5勝。国内GⅠは制覇できなかったが、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを制した。母父は世界各地でGⅠ8勝。香港カップやエクリプスS、中山2200mで開催されたジャパンCなど早々たるタイトルを持っている。全姉のテトラドラクマはクイーンCの勝ち馬。スタミナは十分で瞬発力にも磨きをかける上がり馬。

<一言コメント>前走は距離延長が4戦目にして条件クラスを卒業。今回が重賞初挑戦。54キロはもちろん恵まれているが、さらなる距離延長に加えてメンバーは大幅強化。まずは自分の走りでチャレンジしたいところ。

 

⑭アフリカンゴールド    セ7    57    国分恭→マーカンド

前走:22年京都大賞典(GⅡ)12着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ステイゴールドLS)×母父ゴーンウエストAP)×母母父デインヒルED

<血統分析>父はGⅠで2着3着計6回の名勝負製造機。スタミナと底力を武器に引退レースの香港ヴァーズを制しで念願のGⅠ馬となった。母系はスピードを長所とする北米型ミスプロ系とデインヒル。この馬特有のダッシュ力は母系から。半兄のアフリカンストーリーはドバイワールドカップの勝ち馬。

<一言コメント>7歳になっても元気いっぱいで人気にはならないものの忘れたころに穴を空けてきた高配当演出者。今年も京都記念で12人気1着。このレースは19年に3着の実績あり。速やかに先行してマイペースに持ち込んで高配当を演出できるか。

 

⑮レッドサイオン    セ6    53    石川

前走:22年オクトーバー(L)14着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ロードカナロアKK)×母父アグネスタキオンSS)×母母父ラヒブ(EN

<血統分析>父は圧倒的なスピードを武器に香港スプリント連覇などGⅠ6勝。母系のルーツは欧州のスタミナ血統。瞬発力、スピード不足な面は血統表からも読み取れる。

<一言コメント>距離延長ショックで激走を狙う陣営だが、長距離に強い血統は4ラインには見られない。53キロのハンデも苦戦は必須か。

 

⑯ヒートオンビート    牡5    57    戸崎

前走:22年新潟記念(GⅢ)5着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父キングカメハメハKK)×母父ディープインパクトDI)×母母父マルジュED

<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父は日本競馬の至宝という主流配合。母母父のマルジュは英GⅠセントジェームズパレスSの勝ち馬で日本ではサトノクラウンの父としておなじみ。牝系も母は桜花賞馬、半兄のラストドラフトは京成杯の覇者という牝系一族。爆発的なスピードではなく、持続力で勝負するタイプ。

<一言コメント>コンスタントに走る安定感が最大の売り。前走は案外だったが立て直しは十分に可能。57キロでハンデは厳しいが、昨年当コースの目黒記念は2着(55キロ)とこなせない距離ではない。このレースに強い鞍上を背にもう一度軌道に乗りたい。

 

⑰ハーツイストワール    牡6    55    武豊

前走:22年札幌日経OP(L)1着

血統: 能力: 該当:①②③

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父キャプテンスティーヴAM)×母母父ブライアンズタイムRB

<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母父は北米型マイナー部類のダマスカス系の血を引く馬でドバイワールドカップなどGⅠ4勝。スピード能力を補っている。

<一言コメント>天皇賞(春)では完敗したが前走は先行から折り合った競馬で評価できる内容。メンバーレベルは格段に上がるがハンデ55キロはやや恵まれた印象。持前のスタミナを生かせる展開を作りたい。

 

⑱ボスジラ    牡6    56.5    ルメール

前走:22年丹頂S(OP)1着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父ミスターグリーリー(AP)×母母父クラシックゴーゴー(AM

<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。10年連続リーディングサイアー。母父はスピードを武器に米国ダート重賞3勝、BCスプリント2着の実績を持つミスターグリーリー。牝系は近親にクロフネがいる一族。全兄マウントロブソンスプリングSの勝ち馬、同ポポカテペトル菊花賞3着、全妹ミヤマザクラはクイーンCの勝ち馬と活躍馬多数。

<一言コメント>昨年のこのレースは不完全燃焼の15着。一度スランプに陥ったことを考慮すれば今年の復調ぶりは素晴らしい。札幌の2600mを得意としており、東京替わりが良いとは言い切れないが、昨年よりも充実してここを迎えたのは間違いない。長距離戦での決め手はこの馬のストロングポイントで楽に先行できる展開なら出番はある。

 

 

アルゼンチン共和国杯血統予想~

 

 

 

◎⑰ハーツイストワール

 

消⑧カントル

 

〇⑤テーオーロイヤル

▲⑨ディアマンミノル

注①キングオブドラゴン

△⑯ヒートオンビート

△⑫マイネルファンロン

△⑥キラーアビリティ

 

あくまでも馬券は上位4頭から狙います。△は3連系に手を出す場合に入れます。

皆さんも馬券が的中しますように!!

 

 

 

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