犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023菊花賞(GⅠ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日はクラシック最後の1戦「菊花賞(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

 

▼富士Sの予想はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

 

10月22日 2023菊花賞(GⅠ)血統予想

 

菊花賞過去血統傾向~

※21、22年は阪神開催

 



 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 19回  北米型  0回  欧州型 11回

・母父の好走数 日本型  8回  北米型 10回  欧州型 12回

 

※京都開催過去8年のみ(21年、22年は阪神開催)

・父の好走数  日本型 17回  北米型  0回  欧州型 7回

・母父の好走数 日本型  5回  北米型 10回  欧州型 9回

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父日本型サンデー系ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内19頭。京都開催に限れば24頭中17頭。父サンデー系ディープ系)にとっては相性の良いGⅠレースである。(基本的に生産の仕組みは賞金の高いGⅠレースを勝つことを意識して繁殖をしており、基本的には大きなレースであればあるほど主流血統が強い)

種牡馬で見ていくとディープインパクトが9回と圧倒的好走をしている。キングカメハメハステイゴールドが2回で続くが、これらの種牡馬はもう直仔は出てこないため、これらの要素を含んだ主流血統を狙う必要がある。

・ただしハーツクライ産駒は期間中に10頭出走し、すべて馬券外。スタミナを武器とするサンデー系で何年もの間トップを走るハーツクライの不振は覚えておこう。

・サンデー系の中ではダートを得意とする系統のDサンデー系が結果を残している点も押さえておきたい。サウンズオブアース(14年2着)、リアファル(15年3着)、クリンチャー(17年2着)と馬券になっている。

・父サンデー系以外なら健闘が目立つロベルト系に注目してみたい。エピファネイア(13年1着)、ゴールドアクター(14年3着)、アリストテレス(20年2着)と結果を残している。成長力がある血統なのでその後も活躍した馬が多いのが特徴的。

・母系に注目してみると父系とはまったく異なる血統が並ぶ。特徴的なのは母父北米型の好走だ。菊花賞とあれば「ザ・ステイヤー」と思ってしまうが、それは一昔前の話。今は3000m戦であっても馬場の改良などがありスピードがないと戦えない。

・母父北米型の中でも注目したいのがミスプロノーザンダンサー。スタミナのあるサンデー系×北米型血統が一つのポイントになりそうだ。

・母父欧州型は悪くないものの一つ注意が必要な点がある。ゴリゴリのスタミナ血統よりもスピードある母父欧州型を意識したい。15年に勝利したキタサンブラックの母父はスプリンターのサクラバクシンオー。16年に勝利したサトノダイヤモンドの母父は欧州型の中ではスピードを特徴とするダンジグ系。18年に勝利したフィエールマンは母父スタミナ血統のニジンスキーだが、母母父にはサクラバクシンオーと同じプリンスリーギフトの血を持っていた。

・最後に19年だけ全く傾向が異なるので紹介する。この年はスローペースで進んだにも関わらずラップで見ると11秒台を記録した区間が1度しかない。つまりスローでありながらも最後に瞬発力勝負にはならず時計がかかっていたことがわかる(前年の18年と映像で比べると最後の直線のバタバタ感が明らかに違う)。そうなるとトップスピードのキレは求められないので欧州型が浮上する。その結果は下記のようになった

1着ワールドプレミア(ディープインパクト×アカテナンゴ

2着サトノルークス(ディープインパクト×サドラーズウェルズ

3着ヴェロックス(ジャスタウェイ×モンズーン

3頭ともサンデー系×欧州型で決着した。アカテナンゴモンズーンはドイツを代表する名血。サドラーズウェルズは欧州を代表する血統で欧州のサンデーサイレンスディープインパクト)的なポジションだ。ゴリゴリのスタミナは求められにくいと分析してきたが、馬場が荒れるなど時計がかかる展開や条件が揃えばこういう欧州型が浮上する結果となることを押さえておきたい。

 

 

菊花賞のレース質~

 

※基本的に京都開催のみの過去8年のデータ

【枠順】・・・京都開催時で集計すると2枠が勝率、連対率、複勝率の三冠。ただしエピファネイアサトノダイヤモンド、コントレイルなど人気馬が入っているのであまり強調過ぎない方が良さそうだ。あとは目立つ傾向はないものの、6枠【1-2-0-13】、7枠【1-2-3-18】はまずまずの成績だが、8枠は【0-0-1-23】と割り引きたい。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走神戸新聞杯(13回)と数字上は圧倒的。セントライト記念(4回)、阿賀野川特別組(2回)と続く。ただし注意点が1つあり、対象集計外ではあるが阪神開催の近2年はセントライト記念組が勝利している。

【ペース・脚質】・・・過去8年はハイペース0回、ミドルペース2回、スローペース6回とスローペースが多い。しかしスローペースといいつつも究極の瞬発力勝負にはならず後方からの一気は不可能。馬券になった馬の4角位置を調査すると4番手が1番多くて5頭、6番手が4頭、2番手7番手がそれぞれ3頭。4角はある程度先頭を射程距離に捉える位置取りが必要となる。

【騎手】・・・近2年を除くので少し古いデータとなるため参考だが、ルメール騎手が2勝を含む4回馬券になっている。武豊騎手が3回、M.デムーロ騎手が2回馬券になっている。余談だが福永調教師は2勝を含め5回馬券になっていた。

【その他】・・・世代限定の定量戦なのでそれ以外から。近2年の阪神開催は関東馬が勝利しているが、京都では圧倒的に関西馬の方が成績が良い。また馬体重は馬券になった24頭中22頭が470キロ以上だった。小型馬には少し注意をした方が良さそうだ。

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

~出走馬全頭血統分析~

 

<血統出馬表>

 

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価

血統表・血統分析・コメント

の順に表記

 

 

①トップナイフ    牡3    57    横山典

前走:23年札幌記念(GⅡ)2着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父デクラレーションオブウォーは現役時代英国や愛国で競走成績を送りヨークインターナショナルSなど芝GⅠ2勝。それだけでなくダート競走の最高峰であるBCクラシックで3着になった実績もある。タイプでは欧州型だが、北米色の血統も入っているスピードが特徴。母系も欧州血統で母父はヌレイエフ系、母母父はリボー系で日本の近代競馬とは少し異なる血統で構成されている。いわゆる主流血統が力を出せないときに狙うべきタイプ。距離適性は2000m前後で3000mはやや未知数。ちなみに3代母ワンスウエドはあのテイエムオペラオーの母。

<コメント>2歳時はホープフルS2着、前走は強者集いし札幌記念で2着。重賞で4度も2着になっている。時計のかかるタフな馬場が望ましい。大ベテランに鞍上が戻り「超一流の技術」に導かれ頂点を目指す。銀メダルはもういらない。

 

②ウインオーディン    牡3    57    三浦

前走:23年セントライト記念(GⅡ)6着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父エピファネイアは不良馬場の菊花賞を5馬身差で圧勝。ロベルト系のスタミナ、馬力とサンデー系のスピードを併せ持つ。ローテは距離延長を好む産駒が多い。母父は短距離志向の強いSサンデー系のフジキセキだが、母母父に仏ダービーカーリアンの血を持ちスタミナを補強。距離延長自体は問題なさそうだ。母ピエナビーナスはクイーンSの勝ち馬。

<コメント>阿賀野川特別2着から挑んだ前走のセントライト記念では6着。近走ではあまり力を発揮できていないが非凡な力は持っている。北欧神話に予想しえない奇跡はつきもの。最高神の輝きを見逃すな。

 

③シーズンリッチ    牡3    57    角田河

前走:23年神戸新聞杯(GⅡ)10着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ドゥラメンテ皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。母父もハーツクライで主流配合と言える構成。母母ラシャルマンテはアルゼンチンの名馬で重賞5勝の実績を持つ。主流の血統配合はいいが、相性の悪いハーツクライが母父。血統面からの大きな上積みは見出しにくい。

<コメント>毎日杯の勝ち馬。近2走は粘り込むことができず苦戦を強いられたが、巻き返しの余地は十分。まだまだ”旬”の走りに期待したい。

 

④ダノントルネード    牡3    57    西村淳

前走:23年日本海S(3勝ク・新潟2200m)8着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ハーツクライ有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。しかしながらこのレースの相性が悪いことは血統分析で示した通り。 母シーウィルレインは豪2歳牝馬チャンピオンになった馬でGⅠも2勝している。母父も母母父も豪州のGⅠ馬。オセアニア血統はタフさに強いスピードは生み出すが、血統的にはスタミナ面ではやや不安が残る。

<コメント>勝利はわずかに新馬戦の1度だけだが、2着は3度あり、その内1つは京都新聞杯での実績。相手強化をわかっていながらここの舞台に臆せずチャレンジしてきた。格上挑戦でも怯むことなく竜巻のごとく旋風を巻き起こせ。

 

⑤パクスオトマニカ    牡3    57    田辺

前走:23年レパードS(ダGⅢ)15着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ヴィクトワールピサはAWで行われたドバイWC(GⅠ)や皐月賞有馬記念を制した。得意距離は1800m前後で飛び抜けた瞬発力はないがスピードは持っており長く脚を使うレースが得意。母父はディープインパクトサンデーサイレンスの3×3というクロスを持つ。半姉のディヴァインラヴは牝馬ながら菊花賞でタイトルホルダーの3着になった馬。しかし半姉は父がロベルト系のエピファネイアだったことを考えるとこの馬はややスタミナよりパワーより。姉ほどの適性があるかは疑問。

<コメント>前走は初ダートでレパードSに挑戦も15着に敗れた。芝に戻る今回もダービーのように先手を奪いにいくか。伏兵の一撃で3歳馬の頂点に立ち、競馬帝国を支配せよ。

 

リビアングラス    牡3    57    坂井

前走:23年阿賀野川特別(2勝ク・新潟2200m)1着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父キズナは13年のダービーを含む重賞5勝。種牡馬としては自身の父のディープインパクトとは異なり、上がりがかかる馬場や非根幹距離にも強い。母系によって様々なタイプを出しやすい傾向がある。母系は北米と欧州の代表的な血を組みあわせた血統。現在の戦績を見る限り、ハナを奪えるスピードと粘り強く走るスタミナは両馬の良い特徴を受け継いでいると言える。ハナを切ってしぶとく粘るスタイルは血統に合っているだろう。

<コメント>前走はこのレースへの好ステップの1つである阿賀野川特別を逃げ切って快勝。春のクラシックに間に合わなかった分の伸びしろは計り知れない。その才能を開花させるときは今だ。目的を達成し美しく輝け。

 

⑦タスティエーラ    牡3    57    モレイラ

前走:23年日本ダービー(GⅠ)1着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父サトノクラウン宝塚記念香港ヴァーズとGⅠ2勝を含む重賞6勝。大雨で不良馬場の天皇賞(秋)では2着だった。母父マンハッタンカフェ有馬記念菊花賞天皇賞(春)と長距離GⅠを3勝。父も母父もタフな条件や中長距離戦を得意とするスタミナ血統。この馬が瞬発力勝負になりやすいダービーを勝ったわけだから少し視点を考えなければいけない。牝系を広げると8歳で天皇賞・秋などを制したカンパニーと同じ一族。

<コメント>皐月賞2着、ダービー1着と間違いなく実力上位。楽に前のポジションを取れ追走できる力は誰もが認めるところ。ダービーからの直行もデキの不安もなさそう。最高のリズムで見るものを惹きつけ、二冠達成の音色をターフに奏でよ。

 

⑧サヴォーナ    牡3    57    池添

前走:23年神戸新聞杯(GⅡ)2着

血統: 能力:C+

<血統構成>

<血統分析>父キズナは13年のダービーを含む重賞5勝。種牡馬としては自身の父のディープインパクトとは異なり、上がりがかかる馬場や非根幹距離にも強い。母系によって様々なタイプを出しやすい傾向がある。母父スニッツェルは豪GⅠオークレイプレイトの勝ち馬。血統の本質的には切れるタイプではなく、タフさを苦にせず長く脚を使えるタイプ。

<コメント>前走は神戸新聞杯2着。先行力も末脚も安定している走りが最大の武器。春は不完全燃焼も遅れてきた主役候補に名乗り出た。自身の名の由来となった美しき都市のように観客を魅了する走りで自分の色に染め抜くときがやってきた。

 

⑨ノッキングポイント    牡3    57    北村宏

前走:23年新潟記念(GⅢ)1着

血統: 能力:C+

<血統構成>

<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。この馬は牝系に注目してほしい。ハッピートレイルズの一族で母チェッキーノはフローラSの勝ち馬でオークス2着。母母ハッピーパスは京都牝馬Sの勝ち馬。主流血統の名牝系だが、瞬発力勝負に分が悪いところは父モーリスを受け継いでいるのかなという感じもある。持続力戦になれば浮上するだろう。

<コメント>新潟記念の勝ち馬。世代では一足早く古馬との対戦を経験し見事に勝利。長く脚を使えるタイプで新潟コースにマッチしていたとはいえ、間違いなく厳しいメンバーでの好走は生きるはず。もう名脇役じゃない。矢の如し自慢の末脚で世代のど真ん中を射貫け。

 

マイネルラウレア    牡3    57    岩田望

前走:23年神戸新聞杯(GⅡ)8着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ゴールドシップは3歳時は皐月賞菊花賞の2冠。古馬では有馬記念宝塚記念を制するなどGⅠ6勝。気性が激しくツボに嵌ったときの激走と時に愛おしく感じる出遅れは記録にも記憶にも残る名馬だった。産駒に伝える能力は類まれなる馬力とスタミナが最大の特徴。母父ロージズインメイはドバイワールドCの勝ち馬。母母コスモフォーチュン北九州記念の勝ち馬。半兄マイネルウィルトスはスタミナを武器にGⅡで2着2回。まさにマイネル軍団の結晶とも言えそうな血統背景だ。

<コメント>近3走はGⅠ、GⅡで走るも京都新聞杯掲示板が精一杯。叩いた効果があれば。相手強化で厳しい戦いとなるが、努力が報われ”幸福”となるその瞬間を人々は待っている。

 

⑪サトノグランツ    牡3    57    川田

前走:23年神戸新聞杯(GⅡ)1着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父サトノダイヤモンドディープインパクト産駒で初めて菊花賞を制した馬。有馬記念も制しGⅠ2勝を含む重賞4勝。日本ダービー2着の実績を持つ。ディープ産駒の中では欧州色が強いタイプで馬力や持久力に優れる産駒が多い。母父オラトリオⅡはエクリプスSなど英愛仏でGⅠ計3勝と欧州で幅広く活躍した。母母父エルナンドは仏ダービー馬で95年のジャパンCにも出走し3着となった。母もイタリア牝馬二冠馬で構成的には欧州色がとても強いが、ダンジグ系のクロスもありスピードを持っている。

<コメント>京都新聞杯、そしてレコードで制した前走の神戸新聞杯とGⅡ2勝。京都で勝利経験があるのはメンバーでこの馬だけ。4勝はすべて右回りなのもプラス。圧巻のレコードから更なる「輝き」を放つ瞬間は菊花賞の舞台だ。

 

⑫ハーツコンチェルト    牡3    57    松山

前走:23年神戸新聞杯(GⅡ)5着

血統: 能力:C+

<血統構成>

<血統分析>父ハーツクライ有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。しかしながらこのレースの相性が悪いことは血統分析で示した通り。母父アンブライドルズソングは近年の日本競馬に非常に重要な意味を持つ血でコントレイルやジャックドールの母父でもあり、爆発的なスピードを生み出す。父ハーツクライのジンクスを破れるだろうか。

<コメント>勝利は新馬戦のみだが、青葉賞2着、ダービー3着の実績馬。血統的なジンクスはやや不安だが、スピードの持続力とスタミナは世代トップクラス。逆転の頂点へ響かせる協奏曲のテーマはまさにクレッシェンドだ。

 

⑬ナイトインロンドン    牡3    57    和田竜

前走:23年神戸新聞杯(GⅡ)11着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父グレーターロンドンは中京記念の勝ち馬。現役時代はマイルを中心に活躍した。4ライン中2ラインが絶滅危惧種であるヘロド系という非常にレアな血統構成。牝系も歴史ある在来牝系だ。非常に重厚な一面があり、スピードやキレ勝負になると厳しいが、上がりが掛かるタフな展開や条件になれば力を発揮できる。半姉リュヌルージュは中山牝馬S2着。

<コメント>勝利はすべて2400~2600mという徹底ぶり。実績は不足で展開や馬場の助けは不可欠か。静寂のロンドンの夜に勝利の灯をともせ。

 

⑭ソールオリエンス    牡3    57    横山武

前走:23年セントライト記念(GⅡ)2着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父キタサンブラック菊花賞天皇賞春秋、有馬記念などGⅠ7勝。豊富なスタミナ、馬力と先行力で一時代を築いた。産駒はスタミナを武器に長く脚を使うタイプだった自身と異なり瞬発力があるキレるタイプも多数。母父モティヴェイターはタイトルホルダーの母父としても有名。母スキアはフィユドレール賞(仏GⅢ)の勝ち馬。半兄ヴァンドギャルドは富士Sの勝ち馬でドバイターフ2着の実績を持つ。

<コメント>京成杯皐月賞の勝ち馬でダービーは僅差の2着。前走のセントライト記念でも2着となっている。ひと叩きして万全で最後のクラシックの舞台へ挑む。皐月に天高く上った”朝日”よ、淀の舞台で再び光り輝け。

 

⑮ファントムシーフ    牡3    57    武豊

前走:23年神戸新聞杯(GⅡ)3着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ハービンジャーは現在日本にいる種牡馬の中では欧州型ノーザンダンサー系の代表格。現役時代はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを11馬身差で制した。4ライン中3ラインがノーザンダンサー系で日本の主流血統とは明らかに異なる血統構成。母母Promising LeadはプリティポリーS(愛GⅠ)の勝ち馬。前からも後ろからも競馬ができる自在性があるが、爆発的な瞬発力勝負になると辛いところはある。

<コメント>出世レースの共同通信杯の勝ち馬で、皐月賞神戸新聞杯で3着になっている。外枠は課題だが、先行して内々を回る展開に持ち込めればしぶとい。2強?新星?いやいや実力者の「怪盗」があっという間にタイトルをさらっているかもしれない。

 

⑯ショウナンバシット    牡3    57    Mデムーロ

前走:23年神戸新聞杯(GⅡ)7着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父シルバーステートは通算成績5戦4勝。2度の屈腱炎でオープンでの出走が叶わず引退を余儀なくされたため重賞実績はないが、全5戦で騎乗した福永騎手(現調教師)がその能力をダントツと評した幻の最強馬。母系はややタイプの異なる北米型ノーザンダンサー系のクロス。サンデー系×北米型はスピードを強化する基本的な配合なので覚えておきたい。血統的には距離延長は何の問題もなく見えるが、実績からすると2000m前後が適性の可能性が高い。母母オーサムフェザーはBCジュヴェナイルフィリーズ(米GⅠ)の勝ち馬

<コメント>皐月賞5着馬。初めての京都だが右回りの相性が良く、適性も合いそう。3度目の正直で今度こそバシッと決めてくれ。

 

⑰ドゥレッツァ    牡3    57    ルメール

前走:23年日本海S(3勝ク・新潟2200m)1着

血統: 能力:C+

<血統構成>

<血統分析>父ドゥラメンテ皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。休み明けのフレッシュな状態や揉まれにくい外枠や少頭数で期待値が高い。母モアザンセイクリッドはNZオークス(GⅠ)の勝ち馬。母父父のサザンヘイローはアルゼンチンで大成功した種牡馬。良く出てくるのでここで押さえておこう。主流のドゥラメンテに母系からスピードを強化したパターンの配合。切れ味鋭い瞬発力はやはりこのパターンから生まれる。

<コメント>未勝利戦では後に神戸新聞杯をレコードで勝利するサトノグランツに勝利。現在2000m以上のレースで4連勝中。激しく、厳しい環境で揉まれ勝ち抜いた勢いが本物であることを最高の舞台で証明する。

 

 

菊花賞血統予想~

 

・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済みです)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

さて、クラシック最後の1戦。

馬場状態やレース質、そして血統適性から

私はこの馬たちに印を打ちました。

今回は相手として5頭選びましたが、本命、対抗で勝負したいので△の馬はオッズ次第では実際に買わないかもしれません。3連系ならというイメージです。

 

 

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△⑫ハーツコンチェルト

△⑦タスティエーラ

△⑥リビアングラス

△⑨ノッキングポイント

△⑯ショウナンバシット

 

※予想が反映されていない場合はXにコメントまたはDMください

 

 

皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!

 

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