負け組から勝ち組になるために意識すべき１０のコト～④根拠なく目の前のレースを買うな～
こんばんは。ちゃろです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は全１０回のシリーズものである血統コラム番外編としまして「負け組から勝ち組になるために意識すべき１０のコト」について書いてみたいと思います。
この記事はシリーズ第４回の「根拠なく目の前のレースを買うな」の記事になります。
もしお時間がある方はよろしければシリーズの過去記事をもくじにまとめましたので以下のリンクからぜひご覧ください。
④根拠なく目の前のレースを買うな
中央競馬は毎週土日に最大３場。レース数にすれば３６レースあります。
２場開催のときは２４レースということになりますね。
地方競馬は毎日４～５場前後やっています。地方に関してはお客さんの書き入れ時は７場ぐらい開催していることもあります。地方競馬は絶対に１２レース開催されるわけではないので一概に言えませんが、４場やっていれば４０レース弱ということになります。
皆さまはその中で１日何レース馬券を買っていますか。
ちょっと話が脱線しますがボートレースってもっとやっているんですよ。全国で１０数場、それも元日から大晦日まで毎日開催しています。そして各場微妙に発走時刻が上手にズレていましてハズレたら次、ハズレたら次と１０分で３レースぐらい参加することも可能なんです。でもこれ明らかに主催者側の思うツボじゃないですかと言いたくなりますね（笑）。
前日から予想をして狙ってレースがたまたま重なっていたのならまだわかりますが、賭けられれば何でもいい。当たったらそれをまた軍資金追加して賭ければいい。外れたらお金を降ろして賭ければいい。こんなことやっていたら一生勝ち組にはなれません。
ボートレースは回転が速いので例としましたが、競輪だってオートレースだってそして競馬だってもちろん一緒です。中央競馬の３場開催３６レースに全部参加する必要なんてないのです。
そもそも競馬（馬券）の最大のメリットは馬券を買う側の我々が好きなレース条件を選んで購入することができるということです。
苦手な条件で当たる確率が低く期待値も低いレースがわかるならばわざわざそんなレースの馬券を買う必要なんてないんです。馬券で勝つこと、勝ち組になることだけを考えるのであれば間違っても締め切り時間が近いからという理由でなんとなく馬券を買ってはいけません。しっかりと予想で吟味しオッズを確認した結果、回収率向上が期待できる条件が整った時のみ馬券を買えばいいのです。
しかし、実際はどうでしょうか。
今日は暇だからと朝イチから馬券を購入し、外れたら取り返したくなって２Ｒも３Ｒも参戦。午前中で大きな負債を作って、メインの予算が減ってしまったなんて経験はありませんか。朝イチで運よく当たったとしても「今日はイケる！」という根拠のない自信で馬券を購入し結局マイナスに転じていませんか。また、連敗するとすぐ負債分を早く取り返したいという気持ちになってしまい次々と馬券を買っていませんか。これらはもちろん推奨できない馬券の買い方です。
自分がスランプだなと感じたら一度ゆっくり休んでリフレッシュし、その後のペースをむしろ遅くして立て直すべきなのです。負債が一時的にできても早く取り返す必要なんてないのです。そもそもそんなに簡単な世界ではありませんし、すぐに取り返せるほど甘くありません。
競馬は来週も再来週もあります。地方を含めれば明日も明後日もあります。目指すところは年間収支のプラスだとすればその１日に焦って何レースもチャレンジしてしまうことは自ら首を絞めていることと同じことなのです。
また、ときどき得意な条件や苦手な条件がわからないという人がいます。これは目の前のレースを何でも買いたくなってしまう人に非常に多い傾向です。
自分の中でのルールで良いのでなぜ数あるレースの中からこのレースを選択したのか、そしてなぜその馬の馬券を選択したのかということを説明できるくらいの根拠があることが理想的です。
以下は一例ですが
・このコースで１０倍以上のロードカナロア産駒を買い続ければ回収率１００％を超えるので買う
・ダート短距離は追い切りで時計が良い馬が結果を出しやすいので買う
・狙っていた馬のオッズが予想よりついており配当が期待できるので買う
・このコース（レース）はデータ傾向から確実な波乱傾向があるので買う
ざっくりとした例ですが、勝ち組を意識するのであれば根拠はプラス収支へ繋がる根拠でなければなりません。
それに比べて
・ＧⅠだから買う
・自分の好きな○○騎手が騎乗するから買う
・好きな馬が出走するから買う
上記は競馬を楽しむという意味では必要な馬券ですが、”勝ち組”を意識するのであれば馬券購入の根拠とは言えません。（応援馬券を否定しているわけでは決してありません。少しドライな言い方ですみませんが、勝ち組を目指すコンセプトなのでご理解ください）
目の前のレースではなく、しっかりと狙いを定めた馬券の先に勝ち組ロードが待っていると私は考えています。
さぁ全１０シリーズの第４回目いかがでしたでしょうか。
自分で書いていて耳が痛くなるような話でした（笑）
今でこそだいぶ意識するようになりましたが、数年前の私は年間馬券購入数が中央＋地方で２０００レースを優に超えるほど買っていました。暇があれば馬券を買っていましたね。それではなかなか勝てるものも勝てません。数打ちゃ当たるわけじゃないんですよね。今はたくさんもレースを見ていますのでレースを見る数は変わりませんが、馬券購入はかなり意識するようになってきました。競馬で人一倍負けてきたからこそ、負け方は知っているつもりです（笑）
少し考え方を変えたり、意識をしたりするだけで必ず馬券は向上し、競馬が何倍も楽しくなります。
私もまだまだ勉強中ではありますが、ぜひこのブログやＳＮＳを通じて知り合えた皆さまと一緒に勝ち組を目指していきたいと思います。
今回もご覧いただきありがとうございました。
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