２０２３クイーンＳ（ＧⅢ）予想 - 犬でもできる競馬血統予想

こんばんは。ちゃろです。

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

さて、本日は「クイーンＳ（ＧⅢ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

▼アイビスＳＤの血統分析はこちらから↓↓

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７月３０日　２０２３クイーンＳ（ＧⅢ）血統予想

７月３０日　２０２３クイーンＳ（ＧⅢ）血統予想

～クイーンＳの過去血統傾向～

＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父の好走数　　日本型　１６回　　北米型　３回　　欧州型　１１回

・母父の好走数　日本型　　９回　　北米型　７回　　欧州型　１４回

※札幌開催のみ（１３年、２１年は函館開催のため）

・父の好走数　　日本型　１４回　　北米型　３回　　欧州型　　７回

・母父の好走数　日本型　　７回　　北米型　７回　　欧州型　１０回

＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１６頭。札幌開催のみに絞っても馬券内２４頭中１４頭と父サンデー系（ディープ系）にとっては好成績を残している。

・過去１０年で見ると父も母父も欧州型が健闘しているが、函館で稼いだものも大きい。洋芝でレース展開もタフになれば欧州型は強さを発揮する印象。

・函館の件を考慮したとしても大系統ノーザンダンサー系の相性の良さは目立っている。上の図を見ても水色が目立っているのは一目瞭然だろう。

・逆に大系統ミスプロ系はややイマイチ。近５年で父ミスプロ系は１頭も馬券になっていない。

・札幌開催のみの成績を種牡馬個別で見ていくと１位は父ディープインパクトで４回馬券になっている。キャトルフィーユ、ミッキーチャーム、テルツェットと３頭勝ち馬を出しているのは大きな魅力だ。続くのは少し意外な気もするがヴィクトワールピサとマンハッタンカフェでそれぞれ３回馬券になっている。どちらもスタミナやパワーに秀でた日本型サンデー系。これこそがクイーンＳの適性とも言えるのかもしれない。

～クイーンＳのレース質～

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

（注意）競馬場を問わず連覇をしたテルツェットのような例もあるのだが、函館と札幌はやはり特徴が異なるというのが筆者の考え方なので、今回のレース質まとめは札幌開催の過去８年を参考にデータを抽出する。

今回の注目ポイントは

【枠順】・・・シンプルなデータだが明らかな傾向が出ているので押さえておきたい。勝率、連対率、複勝率はすべて２枠が１位、１枠が２位と圧倒的な内枠有利の傾向がある。他を圧倒する数字なので下記詳細をまとめておく。

１枠【2-1-1-4】勝率２５％、連対率３８％、複勝率５０％

２枠【3-1-3-1】勝率３８％、連対率５０％、複勝率８８％

なお、３～６枠は勝利なし。７、８枠は勝利があり、外枠が大幅に不利というわけではないが、やはり有利なのは内枠だ。

【ローテ】・・・過去８年で馬券になった２４頭の内前走ヴィクトリアマイル組（１０回）、マーメイドＳ組（６回）の２レースで半数以上を占めている。近年のヴィクトリアマイルは非常にレベルの高いレースも多く大敗から巻き返す馬が多く狙い目だ。マーメイドＳの勝ち馬は４頭出走したがすべて４着以下に敗れた。マーメイドＳは格下馬でも好走するようにハンデがすべてのような実力度外視のレースになっていることがポイント。こちらも前走恵まれず力を発揮しきれなかった馬を狙いたい。

【ペース・脚質】・・・札幌開催の過去８年はハイペース２回、ミドルペース３回、スローペース３回。メンバー構成によってだいぶ流れが異なる。今年は逃げ好走馬も多く少し流れる可能性も。

【騎手】・・・札幌開催の過去８年で複数馬券になっていた騎手は横山典騎手（３回）、ルメール騎手、岩田康騎手、池添騎手（いずれも３回）。

【馬齢】・・・昨年は５、６歳馬での決着だったが、数字が良い４歳馬から基本的には狙いたい。また軽斤量だからといって３歳馬を安易に狙うのは少し危険。【1-0-0-9】が成績で唯一勝利した１７年のアエロリットは既にＮＨＫマイルＣを制したＧⅠ馬であり、その後も毎日王冠を制したり、２年連続で安田記念２着など実力馬だった。実力が足りない馬を軽斤量だからと狙うのは避けたい。

【斤量】・・・斤量に関してはルールもやや変わっているので判断が難しいが１頭を除いて５５キロ、５６キロの馬しか馬券内に走っていない点は押さえておきたい。