負け組から勝ち組になるために意識すべき１０のコト～③ハズレを恐れるな～
こんばんは。ちゃろです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は全１０回のシリーズものである血統コラム番外編としまして「負け組から勝ち組になるために意識すべき１０のコト」について書いてみたいと思います。
この記事はシリーズ第３回の「ハズレを恐れるな」の記事になります。
もしお時間がある方はよろしければ
第１回「予算を決めろ」
第２回「”とりあえず当てたい”という気持ちを捨てろ」
についても併せてご覧ください。
③ハズレを恐れるな
今回は前回の続きみたいなものですが、少し掘り下げて考えていきましょう。
さて、皆さんは競馬の勝ち組となる人がどんな買い方をしているかご存知でしょうか。
私がまだ競馬ビギナーだった時は、どんなレースであったとしても抜群の予想でたくさん馬券が当たる人が競馬で勝つ人だと思っていました。ですから高い的中精度を誇り、的中率が７０～８０％前後の人が勝ち組なのかなと思った時期がありました。断言しましょう。これは大きな間違いでとんでもない勘違いです。
万一、以前の私と同じように思っている人がいるならばその考え方は直ちに捨てた方がいいです。競馬はたくさん当てないと勝てない。そう思ってしまうとストレスが溜まるだけです。
そもそも何千メートルもの距離を走り続けてハナ差で決着することもあるような偶然性の高い競馬で的中率が５０％以上で回収率が１００％を超えるような買い方を年間通してすることは極めて難しいと思います。（絶対にないとは言い切れませんけどね）
競馬で勝っている人、すなわち年間回収率で１００％を超える人の的中率は我々が思っているよりも確実に低いです。私の知り合いで１００％を超える人のデータを見ると的中率１０％前後の人が多いです。的中率は高くても１５％～２０％といったところ。３０％を超えながらも回収率１００％超の人は意外にも少ないのではないかと思います。
そもそも競馬には不変の法則があります。中央競馬の１番人気の勝率は３３％前後、連対率は５０％前後、複勝率は６５％前後。このデータは不思議なもので何十年もの間大きく数字が変わることがありません。冷静に考えてみれば１番人気ですらこの程度の数字に収まります。そう考えてみるとどんなレースでもコンスタントに的中して７０～８０％の的中率を残すなんてことはまず不可能と考えていいでしょう。
もう少し基本的な数字をおさらいすべく各馬券種の的中率をここで確認しておきましょうか。
あくまで単純計算の話ですが、１８頭立ての場合に単勝１点で当たる確率は、単勝は１８分の１ですから約５．５％となります。確率的には１００回やって５、６回しか当たらないんですよ。馬連は約０．６５％です。１点買いをした場合に１００回やって１度も当たらないなんてこともざらなんです。３連単に至っては０．０２％です。１点買いした場合に１００００回やって２回ですよ。正気の沙汰とは思えませんよね（笑）
ということはですよ、朝から１日競馬場に遊びに来て１２Ｒに参加するとして１頭単勝を買い続けた場合に１２連敗して１つも当たらないなんてことは十分あり得るわけです。単勝でこのレベルなので馬連や３連複、３連単などもっと難易度が高い馬券の的中率はもっともっと低い数字になるわけです。
ですがここで多くの人は勘違いをしてしまいます。３レース連続で外れたら心がざわざわしてきて、５レースも連続で外してしまえば「そろそろ当てなきゃまずいよな」と焦り始めてしまい、８レースも連続して外そうものなら心が折れかけて「何買っても当たらないのだから予想なんかしてもしょうがない」とか「競馬なんて全然当たらなくてつまらない」とか「私には競馬の才能がないんだ」なんて負のスパイラルに陥ってしまうわけです。
最初は配当を意識して穴馬を狙っていたのに、結局ハズレが混んでくると当てたい気持ちが強くなってしまいどうしても狙いが人気よりになってしまうなんて経験がある人も多いと思います。
でも５～８レースくらい連続で外れることなんてごくごく普通のことなんですよ。決して馬券下手なわけでも才能がないわけでもありません。確率で考えれば馬券を買う誰しもがそうなんです。ここ大事です（笑）
競馬は当たるものではなくて外れるものなんです。外れるのが普通なんです。これを知らない人や知っているけど目を背けている人が多すぎるんです。
だから連敗しようがなんだろうが全く気にする必要はないのです。連敗して下を向くなんてもってのほかです。
私は予想ブログを書いていますが、もちろん外れたとしても予想内容を改ざんすることはありませんし、外れもそのまま載せています。人によってはハズレを隠したり、内容を改ざんしたりする人もいるようですね。それも一種のビジネステクニックなのかもしれませんが、競馬の本質がわかっていないからそういうことができるのかなと思います。（改ざんするのはまた別の問題がありそうですけどね笑）
レース後に振り返るのであれば当たった外れたという結果よりも、期待値のある馬を自分に合った買い方で狙えていただろうかということの方がよっぽど効果的です。本当に良い買い方ができているか振り返えるのであれば３か月から半年ほどやり切ってからの方が良いでしょう。１日２日で外れが続いたからといってブレてはその先が見えてきませんからね。
さぁ全１０シリーズの第３回目いかがでしたでしょうか。
わかっていても実行に移すってなかなか難しいですよね。
でも本当の意味で競馬を理解すれば無駄なストレスを受けることはなくなります。
その結果、より競馬を楽しむことができるわけです。
しかしながら競馬マインドについては私もまだまだ勉強中です。
ぜひこのブログやＳＮＳを通じて知り合えた皆さまと一緒に勝ち組を目指していきたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。
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