２０２３京王杯２歳Ｓ（ＧⅡ）予想 - 犬でもできる競馬血統予想

こんばんは。ちゃろです。

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

さて、本日は「京王杯２歳Ｓ（ＧⅡ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

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１１月４日　２０２３京王杯２歳Ｓ（ＧⅡ）血統予想

１１月４日　２０２３京王杯２歳Ｓ（ＧⅡ）血統予想

～京王杯２歳Ｓの過去血統傾向～

＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父の好走数　　日本型　１４回　　北米型　６回　　欧州型　１０回

・母父の好走数　日本型　１１回　　北米型　７回　　欧州型　１２回

＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１４頭。父サンデー系（ディープ系）にとって相性が良いレースとはいいにくい。

・まず注目したいのは芝重賞で壊滅的な父北米型が６回も馬券になっていること。北米型の成長の早さを生かせる２歳重賞であることと、北米型のスピードの持続力が生かしやすい１４００ｍ戦であることが理由となる。

・北米型ノーザンダンサー系のストームバード系やヴァイスリージェント系が出走してきたら注意をしたい。

・実は近２年に限ると父非サンデー系の上位独占となっている。そして母父サンデー系が結果を出していることは押さえておきたい。

・父サンデー系をもう少し細かく見ていくと馬券になった１４頭中１１頭がマイル以下でスピードを生かしやすいＳサンデー系だった。ダイワメジャー、キンシャサノキセキ、ジャスタウェイなどこういった比較的短い距離でスピードを生かすサンデー系には注目したい。

・父欧州型キングマンボ系からはロードカナロアに注目したい。

・母父は約３年のサイクルで流行のようなものがあり、北米型が良く走る時代があり、欧州型が走る時代があり、現在は母父日本型のサンデー系が良く走る。理由は不明だが、母父サンデー系には注意をしておこう。

～京王杯２歳Ｓのレース質～

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

今回の注目ポイントは

【枠順】・・・勝率は３枠、連対率、複勝率は５枠がトップ。内から外までまんべんなく馬券になっており、内外の有利不利は少ない。当日の馬場状態を重視。

【ローテ】・・・過去１０年の３着内トップは前走小倉２歳Ｓ組（６回）。新馬組、函館２歳Ｓ組（それぞれ５回）、未勝利組（４回）と続く。小倉２歳Ｓ、函館２歳Ｓで連対している馬はマークしておきたい。また馬券になった３０頭の内、半数近い１４頭が１２００ｍからの距離延長だった。

【ペース・脚質】・・・過去１０年はハイペース０回、ミドルペース３回、スローペース７回。意外な気もするがハイペースにはまずならない。その割には過去１０年逃げ切りが１度しかないのは興味深いところ。ただし先行有利は確かで２、３番手からレースを進められる馬が好走している。

【騎手】・・・ルメール騎手が４勝しておりトップ。戸崎騎手は近２年を含む３回馬券になっており、１１人気で勝利、同じく１１人気で２着など面白い存在。田辺騎手も３回馬券になっている。

【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・過去１０年で牝馬の勝利はない。ヒモまでという印象。圧倒的に出走馬は関東馬の方が多いものの成績は圧倒的に関西馬優勢。また上位人気が裏切ることが多く、波乱傾向。

～気になる血統馬～

▼ゼルトザーム

このレース特有とも言える父北米型からはこの馬をピックアップ。父ヘニーヒューズはダートシェア９７％と勝利するレースのほとんどがダートでダート種牡馬であることは間違いないが、このレースは先述した通りこういうタイプでも好走する傾向がある。牝系は「薔薇一族」の名血。現在の段階では芝適性もある可能性が高い。それに加えて前走函館２歳Ｓを勝ったローテーションもプラス。分析してきた狙いたい像に当てはまる。

▼アスクワンタイム

父ロードカナロアは東京１４００ｍで非常に相性が良く、ベタ買いで単勝回収率１００％を超えるほど好成績を残している。母父はディープインパクト、母母父は成長が早くスピードを強化するダンジグ系のデインヒル。前走１２００ｍからのローテだが距離延長は歓迎だろう。今回も有力と考える。

▼コラソンビート

父も母父も日本型サンデー系という近年増えてきた配合。しかしサンデー系の瞬発力がクロスで強化されるケースは稀なので注意が必要。これまではズブくなってしまうケースの方が多い。このようなケースは父、母父のサンデー系の特徴のどちらを引き継いでいるか。また母母父、父母父からどういった能力を補強しているかを意識して分析する。今回は父も母父もスタミナがあり中長距離で活躍したＬサンデー系。しかし、牝馬であることやアンブライドルズソング、ロージズインメイといった北米型でも特にスピードがある血の配合で瞬発力やスピードを強化しているように思える。同じ牝系にはウインマリリンがおり、本格化はもう少し先で人気なら少し疑ってもいい１頭。