２０２３ファンタジーＳ（ＧⅢ）予想 - 犬でもできる競馬血統予想

こんばんは。ちゃろです。

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

さて、本日は「ファンタジーＳ（ＧⅢ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

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１１月４日　２０２３ファンタジーＳ（ＧⅢ）血統予想

１１月４日　２０２３ファンタジーＳ（ＧⅢ）血統予想

～ファンタジーＳの過去血統傾向～

＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父の好走数　　日本型　２０回　　北米型　　６回　　欧州型　　４回

・母父の好走数　日本型　　６回　　北米型　１３回　　欧州型　１１回

※京都開催のみ７年（２０～２２年は阪神開催）

・父の好走数　　日本型　１３回　　北米型　　５回　　欧州型　３回

・母父の好走数　日本型　　５回　　北米型　１０回　　欧州型　６回

＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年または京都開催過去７年）

・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内２０頭。京都開催に限ると２１頭中１３頭。父サンデー系（ディープ系）にとっては相性が良いレースと言える。

・まず目を引くのはこちらも北米型血統の健闘だ。成長の早さが求められる２歳戦であることと、北米型のスピードの持続力が生かせる１４００ｍという距離がポイント。京王杯２歳Ｓの時にもお伝えしたがこれはぜひ覚えてもらいたいポイント。

・そして壊滅的なのは父欧州型。芝重賞でここまでひどい欧州型の成績を見ることはあまりない。それくらい父欧州型は血統適性が合わないレースと言える。

・系統で見るとＳサンデー系とディープ系が６回ずつ馬券になっている。Ｓサンデー系が３勝している点は押さえておこう。

・母父の注目は北米型血統。特にサンデー系×北米型血統の配合が非常にいい成績を残している。該当馬がいたら要チェックしたい。

・出走頭数が多いということもあるが馬券になった２１頭中、９頭が母母父ノーザンダンサー系、もっというと７頭が欧州型ノーザンダンサー系だった。母系の奥底からスタミナや持久力をアップしているイメージ。

～ファンタジーＳのレース質～

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

今回の注目ポイントは

※基本的に京都開催過去７年で集計

【枠順】・・・京都開催過去７年で勝率は４枠、連対率、複勝率は１枠がトップだった。まず７年で４枠が４勝している。この中には１４人気のクールホタルビや６人気レシステンシアという人気薄も入っていた。外枠がダメなわけではないが内枠の方がやや有利か。７、８枠は少し評価を下げてもいい。

【ローテ】・・・過去７年の３着内トップは前走未勝利組（５回）、続く新馬組（４回）と勝ち上がり組が好走していることがよくわかる。新馬、未勝利組を距離ローテで分けると同距離が４回、距離短縮が３回、距離延長が２回だった。勢いに乗る馬を狙うべき。

【ペース・脚質】・・・過去１０年はハイペース２回、ミドルペース０回、スローペース５回。近３年で集計外の阪神開催がすべてミドルペースだったことを考えれば京都開催は流れにくくスローになりやすい。その中でもハイペースで進んだ年も２年あり、極端なペースになりやすい。メンバーの見極めが重要。

【騎手】・・・京都開催で近３年が入っていないので参考程度に。複数馬券になっていたのはルメール騎手、岩田康騎手、川田騎手、和田竜騎手。

【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・出走頭数がだいぶ異なるがやはり関西馬優勢。また馬体重だが４５０キロ前後の大きすぎず小さすぎずの馬が良く走る。

～気になる血統馬～

まず大前提としてサンデー系（できればＳサンデー系）×北米型血統。または父北米型血統を狙いたい。そして父欧州型は評価をやや下げるというのがポイントとなる。

▼キャプテンネキ

父Ｓサンデー系×母父北米型と狙い目ドンピシャだったのがキャプテンネキ。過去２走を見てもらえばわかるが末脚の派手さはなく、どちらも先行から持続力を生かした競馬でのしぶとい勝利。これがまさにダイワメジャー×北米型の良さを引き出している。よーいドンの瞬発力勝負になれば分が悪いが、良さを生かせれば十分戦える。ゲートが上手なのも推せるポイント。

▼ドナベティ

事前に分析したように父ディープ系もなかなか好走が多いのでドナベティを取り上げる。こちらもサンデー系（ディープ系）×北米型血統。リアルスティールはダートシェア３４％で基本的には芝馬だが配合によってはダートで勝利する馬も出している。ちなみに母母父ムタクディムはシーキングザゴールド系ながら英仏の芝重賞で走った珍しいタイプ。前走のすずらん賞は展開、馬場の恵まれはあったとはいえ、一撃の末脚は魅力的だ。

▼ワイドラトゥール

父北米型も１頭取り上げよう。クイックバイオがどうやら人気っぽいのでワイドラトゥールの方をチョイス。父カリフォルニアクロームはエーピーインディ系なので当然ダート種牡馬だが、今年の２歳でワイドラトゥール以外に２頭が勝ち上がっており、成長の早さと配合次第では２歳レベルなら芝で走れる馬も出る可能性がある。母父Ｓサンデー系、母母父ノーザンテースト系という配合バランスもこのレースに好相性。半兄にかしわ記念やニュージーランドＴなど芝ダート両重賞を勝ったワイドファラオがいる血統。未知の可能性に賭ける形にはなるが、面白い存在になりそう。