２０２３天皇賞・秋（ＧⅠ）予想 - 犬でもできる競馬血統予想

こんばんは。ちゃろです。

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

さて、本日は「天皇賞・秋（ＧⅠ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

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１０月２９日　２０２３天皇賞・秋（ＧⅠ）血統予想

１０月２９日　２０２３天皇賞・秋（ＧⅠ）血統予想

～天皇賞・秋の過去血統傾向～

＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父の好走数　　日本型　１８回　　北米型　　１回　　欧州型　１１回

・母父の好走数　日本型　　６回　　北米型　１０回　　欧州型　１４回

＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１８頭。父サンデー系（ディープ系）にとっては非常に相性のよいレースと言える。

・天皇賞（秋）の血統テーマは「主流」と「スピード」。スピードを武器とする主流血統が結果を出し続けている。

・種牡馬別に見るとディープインパクトが１１回、ロードカナロアが３回、キングカメハメハ、ハーツクライ、フジキセキがそれぞれ２回馬券になっている。

・父ディープインパクト以外で健闘が目立つのは父キングマンボ系。実は父ディープインパクトは１４年のスピルバーグしか勝利していないが、父キングマンボ系は１５年ラブリーデイ、１８年レイデオロ、１９年、２０年のアーモンドアイと４回勝利している。

・母父もバラバラな傾向で輪郭がはっきりせず狙いを定めるのは難しいが、強いて言えばノーザンダンサー系が安定しており、北米型、欧州型かは不問。

～天皇賞・秋のレース質～

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

今回の注目ポイントは

【枠順】・・・過去１０年のデータでは勝率、連対率、複勝率で４枠が三冠を達成。しかしながら昨年のイクイノックスもそうであったように人気馬が収まることが多く、単純に枠の有利不利とは考えにくい。強いていえばすぐコーナーを迎える東京２０００ｍらしく８枠の連対がない点に注目。ここは評価を落とすべき。

【ローテ】・・・過去１０年の３着内トップは前走毎日王冠組（８回）。宝塚記念組（６回）、安田記念組（５回）、札幌記念組とダービー組（３回）と続く。オールカマー組は１８年のレイデオロのみでやや不振。また前走で上がり最速をマークした馬は好走率が高い点は押さえておきたい。

【ペース・脚質】・・・過去１０年はハイペース１回、ミドルペース２回、スローペース７回。スローペースになることが多く、最後に瞬発力勝負になることが多い。例外のハイペースは記憶に新しい昨年のパンサラッサ。

【騎手】・・・過去１０年でルメール騎手が６回馬券になっており、近年も５年連続で馬券になっている。川田騎手が続いて４回馬券になっている。続く３回が戸崎騎手、Ｍ．デムーロ騎手の２人。

【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・６歳以上は【0-0-1-41】なので申し訳ないが、即切り捨てでもよさそうだ。それだけ旬の馬を狙うべき。勝利は５歳馬が最も多く５勝、４歳馬が３勝、３歳馬が２勝だ。また、関東馬が意地を見せており７勝、関西馬が３勝となっている。

～気になる血統馬～

▼イクイノックス

この血統表に名前が載っている種牡馬たちの良さがすべて良い方に反映された奇跡的な配合。父キタサンブラックが持つスタミナと持続力、そして隔世するサンデーの瞬発力。母系からリファール系のキングヘイローからスピードとスタミナ、母母父トニービンからは馬力とスタミナを受け継いだ。さすがは世界ランク１位になるだけの馬である。昨年の覇者であるように距離も条件も申し分なし。連覇はすぐそこにある。

▼ドウデュース

そのイクイノックスを下してダービー馬となったドウデュース。成長力のある父ハーツクライと成長を早める北米型血統が並ぶ母系。ほこたてのような話になるが、２歳時からの活躍を考えれば筆者はやや後者的な考えを主張している。サンデー系×北米型血統のハマった時の爆発力にはどの血統も敵わない部分もあるのだが。

▼プログノーシス

推せるか推せないかと言われれば間違いなく推せる馬。前走は好メンバーが揃った札幌記念。上がり最速をマークして２着馬に４馬身差の楽勝。３２～３３秒の速い上がりを使えるこの馬があの渋った馬場に対応する適応力を見せた。大事に大事に使われており、キャリアはまだ１０戦程度。５歳だが、まだ成長曲線にありそうだ。父ディープインパクトの血が爆発すれば２強を食える存在に。

▼ジャスティンパレス

すっかりステイヤーっぽくなっているようだが、長距離オンリーなわけでは決してない。むしろ筆者はダービー時から高い評価をしていたほど。それだけディープインパクトの良さが伝わっていると考えていた。２０００ｍは皐月賞以来で瞬発力勝負になることを考えると２強を逆転する可能性が高いとは言いにくいが、それにしても単勝３０倍超は人気がなさすぎる。