2021チャレンジカップ(GⅢ)予想
こんにちは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は中距離戦線の飛躍の一戦「チャレンジカップ(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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12月4日 2021チャレンジカップ(GⅢ)血統予想
~チャレンジカップの過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
・昨年は1、2、3番人気で決着
・3着までに入った馬はすべてディープインパクトの血を持っていた
・父ディープインパクトが抜けて好走、あとはキングカメハメハ、ステイゴールド、ハービンジャーという中距離重賞らしい種牡馬が並ぶ
・母父はサンデーサイレンスが1位。ディープインパクト、キングカメハメハが続く。ディープかキンカメの血が欲しいところ
<系統の分析>
・父がDI系、ED系が好走1位。LS系が続く
・母父はLS系が1位。2位RB系。AD系、AN系、DI系、KK系が同点で続く。母父からスタミナを補うという配合も向いているが、アメリカのスピード血統も来ているので馬場や枠などから血統適正が合うかどうかもポイント
・父母父は過去6年ヨーロッパ型血統がやや優勢
・母母父も過去6年ヨーロッパ型血統がやや優勢。牝系からはスタミナを補うのがベターか
~阪神芝2000mの血統傾向~
<ワン!ポイント>
・3型では父は日本型が52%、アメリカ型が3%、ヨーロッパ型は45%
・3型で母父では日本型が27%、アメリカ型が34%、ヨーロッパ型は39%
・父はDI系、KK系の好走が多く目立つ。続いてLS系が好走している。数は減るがRB系、ED系の好走がある
・母父は出走数の問題もあるが、ED系が1位。LS系、AD系、AP系、DI系がほぼ同点というデータとなった。
~チャレンジカップと阪神芝2000mのその他のポイント~
・近年は基本的に3歳~5歳の好走が目立っている
・勢いがすごく重要で過去3年の連対馬はすべて前走が1着だった
・コースはスタート直後に上り坂があるため、あまりペースは速くならない
・求められる上がりは33秒後半から34秒中盤くらい
・内回りなのである程度前のポジションが理想。逃げ、先行有利
以上のデータから適正を血統であぶりだします。
ディープインパクトなど中距離適正の血を持っており前走着順が良く、道中も先行して折り合える馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
阪神 チャレンジカップ(GⅢ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
血統、近走からのコメント
の順に表記
①ジェラルディーナ 牝3 福永(RB×DI)
前走:21年西宮S(3勝ク)1着
BP:21年西宮S(3勝ク)1着
血統:B 能力:D
一言コメント:父モーリス×母父ディープインパクト。母母父バートリーニ。母ジェンティルドンナ牝馬3冠、ジャパンカップ連覇などGⅠ7勝。
眠っていた才能が今開花しようとしている。母はあのジェンティルドンナ。近代の日本競馬において名を残す名牝馬。その最大の武器であった牡馬に負けない瞬発力がこの馬にも垣間見えるようになってきた。今年の夏から条件戦を3連勝。ここ2走は小倉と阪神の1800mを使い、両レースとも上がり33秒前半で快勝している。前走の西宮Sは後にエリザベス女王杯5着のイズジョーノキセキやオークス4着のタガノパッションを下したもの。新馬戦以来の最内枠はやや心配だが、最軽量の53キロは大きなプラス。勢いそのままに重賞に挑み通用しても何もおかしくない。
②カツジ 牡6 岩田康(DI×ED)
前走:21年スワンS(GⅡ)18着
BP:21年函館SS(GⅢ)5着
血統:E 能力:F
一言コメント:父ディープインパクト×母父ホワイトマズル。母母父トニービン。母メリッサは北九州記念の勝ち馬。全兄のミッキーグローリーは京成杯AH、関屋記念の勝ち馬。
昨年のスワンSでは11番人気の低評価を覆し1着。しかしその後は凡走続きで見せ場を作れていない。今回はその勝ったスワンSや4走前に上がり最速を記録し、勝ち馬と0.1差と検討した函館SSで騎乗していた岩田康騎手とコンビ復活の予定。距離はやや長そうにも思えるが、内枠を生かした騎乗で鞍上はどこまで良さを引き出せるか。
③メイショウオーパス 牡6 幸(TT×LS)
前走:21年アンドロメダS(L)7着
BP:21年栗東S(L)1着
血統:G 能力:F
一言コメント:父メイショウボーラー×母父マンハッタンカフェ。母母父ブロークンヴァウ。母マンハッタンミートは4戦1勝。半妹のミスニューヨーク(キングズベスト)は小倉日経OPの3着馬
今年はダートを走ることが多く、5月にはリステッドの栗東Sを制した。前走アンドロメダSで久しぶりの芝を走ったが、久しぶりにしては上がりを使い相手なりに走った。今回は芝2戦目で前回より上積みもあるだろう。相手強化もあり実績的には厳しい戦いになりそうだが、一矢報いて存在感を示したい。
前走:21年アルゼンチン共和国杯(GⅡ)2着
BP:21年アルゼンチン共和国杯(GⅡ)2着
血統:C 能力:C
一言コメント:父スクリーンヒーロー×母父ロージズインメイ。母母父マイネルラヴ。母マイネボヌールは芝の1400m、マイルで計4勝。
スクリーンヒーロー産駒らしくやや晩成傾向があり成長には時間のかかるタイプ。今年に入りその成長が一気に本格化した。2走前の札幌記念ではソダシやラヴズオンリーユーといったメンバーが揃う中での4着。前走はアルゼンチン共和国杯を走り、勝ったオーソリティには離されたが、中段からしぶとく伸びて2着。重賞でも十分やれることを証明した。今回は相手関係も楽になる。スタミナを競うタフ展開になれば出番は十分あるはずだ。
⑤スカーフェイス 牡5 団野(LS×AD)
前走:21年岸和田S(3勝ク)1着
BP:21年岸和田S(3勝ク)1着
血統:C 能力:E
一言コメント:父ハーツクライ×母父クロフネ。母母父キングマンボ。母スプリングサンダーは芝の短距離で5勝。
前走は同じ阪神芝2000mのコースを勝ち上がり見事OP馬の仲間入りを果たした。その特徴は近5走で上がり最速2回、2位2回を記録しているその末脚だ。当コースは1戦1勝で、阪神全体も(3-2-0-2)と連対率は70%超えと大得意にしている。もちろん相手関係は厳しくなるが、自分の競馬に徹してチャンスをうかがいたい。
⑥ヒートオンビート 牡4 川田(KK×DI)
前走:21年京都大賞典(GⅡ)8着
BP:21年目黒記念(GⅡ)2着
血統:C 能力:C
一言コメント:父キングカメハメハ×母父ディープインパクト。母母父マルジュ。母マルセリーナは桜花賞の勝ち馬。半兄ラストドラフトは京成杯の勝ち馬。
今年に入りOP入りすると持ち前の馬力と底力を武器に長距離戦線で存在感を示した。前走は4カ月の休み明けで+14キロと仕上がりが万全でなかったのは確か。決め手比べとなった展開も向かなかった。内回りコース適正は微妙だが枠も問題なさそうで、長く脚を使う展開がハマれば実力はある。
⑦ペルシアンナイト 牡7 岩田望(ED×LS)
前走:21年天皇賞(秋)(GⅠ)7着
BP:21年札幌記念(GⅡ)3着
血統:D 能力:C
一言コメント:父ハービンジャー×母父サンデーサイレンス。母母父ヌレイエフ。母オリエントチャームはマーメイドS3着の実績。
かつてのGⅠ馬もここ4年以上勝ち星はない。とはいえ7歳を迎えた今年も衰えが顕著なわけではない。相手も強いグレードレースの出走が続き、2走前の札幌記念は上がり順位2位の3着。前走の天皇賞(秋)は不利な外枠に加えスタートで出遅れてしまい終始後ろからの追走となったものの最後はコントレイルに次ぐ上がり順位2位の末脚で追い込んでおり、ベテラン健在を見せつけた。わずかだが斤量も軽くなり、相手関係も楽になる今回は久々に歓喜の瞬間が訪れてもおかしくないが。
⑧マイネルフラップ 牡5 未定(LS×TT)
前走:21年アンドロメダS(L)14着
BP:21年大阪城S(L)3着
血統:G 能力:F
一言コメント:父ヴィクトワールピサ×母父ロージズインメイ。母母父ラーイ。母マイネエレーナはスパーキングレディCの3着。
ここ数戦はリステッド競走を使っているが、あまり目立った成績は残せていない。前走も同コースのアンドロメダSを走ったが追走が厳しく、後ろを回っただけで終わってしまった印象。適正距離を考えても2000mはやや長そう。相当展開が向かなければ難しそうだが。
⑨アルジャンナ 牡4 武豊(DI×MA)
前走:21年富士S(GⅡ)9着
BP:21年読売マイラーズC(GⅡ)2着
血統:C 能力:D
一言コメント:父ディープインパクト×母父ティズワンダフルという近年のクラシック血統。母母父ジェネラルミーティング。母コンドコマンドはスピナウェイS(米GⅠ・ダ1400m)の勝ち馬。全弟のコマンドラインはサウジアラビアRCの勝ち馬で来年のクラシック候補。
今年の2月に骨折休養から復帰。復帰2戦目となる読売マイラーズCでは上がり最速の33秒7で2着と復調気配を見せた。秋は富士Sから始動したがマイルの忙しいペースについていけず後方から、最後の瞬発力も物足りなく9着と敗れた。ディープインパクトにアメリカのスピードの塊という高速血統で良血さは誰もが認めるところ。当コースは新馬戦を制した縁起の良いコース。希望とは異なる外枠という不安要素は追加されたものの、距離延長がハマり追走も楽になり、相手関係も緩和、さらに叩き2走目と上積みは十分か。
⑩モズナガレボシ 牡4 松山(JN×AD)
前走:21年福島記念(GⅢ)11着
BP:21年小倉記念(GⅢ)1着
血統:F 能力:E
一言コメント:父グランプリボス×母父クロフネ。母母父ダイイシス。母モズフリムカナイデは4戦0勝。
3勝クラスを勝利できず格上挑戦となった小倉記念で見事に低評価を覆し優勝。一気に重賞ウイナーとなった。当時の小倉は芝が重く、上がりがかかる馬場で差しの届く環境だった。前走は展開も向かず、伸びも案外だったが、今の阪神はロングランでタフな馬場。外枠を生かし自分の競馬に専念した小倉記念の再現といきたい。
⑪ソーヴァリアント 牡3 ルメール(LS×RB)
前走:21年セントライト記念(GⅡ)2着
BP:21年セントライト記念(GⅡ)2着
血統:C 能力:B
一言コメント:父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエス。母母父フェアリーキング。母ソーマジックはアネモネSの勝ち馬で桜花賞3着。半兄のソーグリッタリング(父ステイゴールド)はエプソムC2着、半姉のマジックキャッスル(父ディープインパクト)は愛知杯の勝ち馬で秋華賞2着の実績。
4走前の弥生賞DI記念では上がり最速を記録して4着。続く条件戦は圧勝で通過し、前走のセントライト記念では中段から上がって35秒1の脚で追い込んだが決め手負け。しかし決して悲観する内容ではなかった。デビュー以来馬場を問わず、すべてのレースにおいて上がり順位3位以内をマークしており、確実な末脚は他馬の驚異となるだろう。初の関西遠征で仕上がりは未知数。ハイレベルと言われた今年3歳世代で揉まれ続けたその能力が爆発し、念願の重賞制覇となるか。
以下は血統出馬表となります。
<良馬場想定>
~チャレンジカップ血統予想~
◎⑥ヒートオンビート
〇①ジェラルディーナ
▲⑨アルジャンナ
△④マイネルウィルトス
△⑪ソーヴァリアント
△⑦ペルシアンナイト
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