2021チャンピオンズカップ(GⅠ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん調子はいかかでしょうか。
さて、本日は中京の古馬ダート最強決定戦「チャンピオンズカップ(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼ステイヤーズステークスの血統分析はこちらから↓↓
▼チャレンジカップの血統分析はこちらから↓↓
12月5日 2021チャンピオンズカップ(GⅠ)血統予想
~チャンピオンズカップの過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
・昨年はダートGⅠながらサンデーの血を父もしくは母父に持つ馬で決着。3着馬はアメリカの速さを特色とする血統。過去6年で時計は2番目に早く、スピードが求められた。
・過去6年で3着内を調べると父ゴールドアリュールが5回で複数の馬が好走している。続くケイムホーム、シンボリクリスエス、フレンチデピュティ。
・母父はフレンチデピュティが1位で3回好走。しかしこれはゴールドドリーム1頭の好走によるもの。
・父DS系の成績が良く1位。AP系、AD系とやはりアメリカ型の血統が続く
・母父はAP系が1位。AD系が2位。同率3位がLS系とSS系となり、アメリカ型血統の好走が目立つとともにヨーロッパ型血統は不振ということがわかる。
・父母父は過去6年で若干ヨーロッパ型血統の方が好走が多い
・母母父はアメリカ型がやや多く好走している
~中京ダ1800mの血統傾向~
<ワン!ポイント>
・3型では父は日本型が39%、アメリカ型が35%、ヨーロッパ型は26%
・3型で母父では日本型が31%、アメリカ型が46%、ヨーロッパ型は23%
・父はKK系、LS系、AP系の順に好走している。さらにAN系、DI系、AD系と続きます。
・母父はAP系が抜けて好走しています。続いてLS系、AD系、ED系と母系はさらに顕著にスピードの血が必要のようです。
~チャンピオンズカップと中京ダ1800mのその他のポイント~
・過去6年3歳~7歳までが連対しており、8歳以上は3着内もこの10年間ない
・コースはホームストレッチの上り坂途中からスタートし最初のペースは上がりにくく、ハイペースになる可能性は少ない
・向こう正面の下り坂で流れ始める。最後の直線は再び上り坂でスタミナのない馬では走破することができない
・スタートから第1コーナーまでは距離もあり、枠の有利不利はあまりない
・チャンピオンズカップは特に先行争いが激しくなるため、差し、追い込みが台頭することもある
・ダートであってもやはりGⅠ。最後の直線の上がりの速さは求められる。ただし中京のダートということで先日のジャパンカップのような「瞬発力」ではなく、タフなダートの坂道を力強く進む「パワー」と「持続力」が必要
・展開によっては追い込みも可能だが、最後方からすごい上がりで勝ち負けしたのは16年のサウンドトゥルー(1着)と18年ウェスタールンド(2着)ぐらい。意外にも先行勢が活躍している
以上のデータから適正を血統であぶりだします。
ある程度のポジションから持続的上がりを使えるダート適正のパワーとスタミナを持った馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 チャンピオンズカップ(GⅠ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
一言コメント
の順に表記
①ソダシ 牝3 吉田隼(AD×KK)
前走:21年秋華賞(GⅠ)10着
血統:B 能力:ー(初ダートのため)
一言コメント:父クロフネ×母父キングカメハメハ。母母父サンデーサイレンス。母ブチコはダート1800mで4勝。いとこにレパードSを制したハヤヤッコがいる。
純白の大人気馬が舞台をダートに移してきた。芝での活躍は折り紙つき。桜花賞などGⅠは2勝しており、夏の札幌では次走でBCフィリー&メアターフを制したラウズオンリーユーに完勝。無限の可能性を見せつけた。しかし秋華賞では直線で失速し10着。距離か坂か、ゲートで歯をぶつけた影響か、本来の姿は見られなかった。今回は初のダートでいきなりのGⅠと強敵揃いだが、ダートでよく走る牝系に父クロフネは芝、ダート両GⅠを制した馬で01年のジャパンカップダート(東京ダ2100m・現チャンピオンズカップ)では7馬身の圧勝劇を見せた。血統的には向きそう。しかし最内枠に入り未経験の砂被りの対応と牝馬という点が気になる。期待に応え、父の再現となるだろうか。
②カジノフォンテン 牡5 M・デムーロ(AN×ED)
前走:21年JBCクラシック(GⅠ)6着
BP:21年かしわ記念(GⅠ)1着、21年川崎記念(GⅠ)1着
血統:D 能力:C
一言コメント:父カジノドライヴ×母父ベストタイアップ。母母父パークリージェント。母ジーナフォンテンはエンプレス杯、スパーキングレディカップの勝ち馬。カジノドライヴはエーピーインディ系の種牡馬。エーピーインディ系はアメリカクラシックダートには欠かせない名血だが、チャンピオンズカップは過去好走が見られない。(20年はエアアルマスが10着)そのため名血ではあるものの少し血統評価を下げている。
期待を一身に背負って地方の雄がやってきた。待望の中央GⅠ初参戦。中央のファンにもその実力を見せつけたのが昨年の東京大賞典。9番人気で2着。1.3倍と圧倒的支持を受けたオメガパフュームには敗れたがその差はわずか「クビ」だった。川崎記念ではそのオメガパフュームやジャパンダートダービー馬のダノンファラオを倒して優勝。5月のかしわ記念も制して交流GⅠ2勝とした。ここ2走は相変わらずの積極的な競馬で引っ張るも直線で失速し苦杯をなめている。今回は内枠を引き当て、思い切ってペースを作ると思われるが、叩き2走目となる今回は状態次第で中央の馬達を驚かせる準備はできている。
③サンライズノヴァ 牡7 松若(DS×AP)
前走:21年JBCスプリント(GⅠ)2着
BP:21年JBCスプリント(GⅠ)2着
血統:D 能力:E
一言コメント:父ゴールドアリュール×母父サンダーガルチ。母母父リアルシャダイ。母ブライトサファイヤは園田で4勝。叔父にフェブラリーSや武蔵野Sを制しているサンライズバッカスがいる。
過去データから好走の多いゴールドアリュール産駒。今年は交流含めGⅠのみに出走し、既に4走をこなしている。持ち味である上がりの速さは近走少し影を潜めていたが、前走のJBCスプリントで久しぶりに炸裂。勝ち馬には3馬身離されたが、2着と復活のきっかけをつかんだ。チャンピオンズカップは2年連続3度目の出走。18年は6着、20年は12着と敗れている。今走は前走と比較して400mの距離延長となるが、久しぶりの中央の舞台で復活を印象付けたい。
④インティ 牡7 武豊(AP×AP)
前走:21年マイルCS南部杯(GⅠ)4着
BP:21年かしわ記念(GⅠ)3着、20年チャンピオンズカップ3着
血統:C 能力:C
一言コメント:父ケイムホーム×母父ノーザンアフリートというアメリカダートの組み合わせ血統。母母父フォレストリー。母はキティはダート1700~1800mで計4勝。
当コースは5戦2勝、3着2回と複勝率80%の好相性。ローテーションは昨年同様にマイルCS南部杯から。チャンピオンズカップでは一昨年は逃げて、昨年は2番手追走から好走を見せている。過去前3走はマイルを走り、過去2走は上がり最速をマークして控えた上がりの競馬もできることを証明した。7歳を迎えたが衰えは見られない。一昨年と同じ2枠4番を引き当てた追い風もあり、新たなスタイルも兼ねそろえた”ニュー”インティが3度目の正直に挑む。
⑤エアスピネル 牡8 未定(KK×LS)
前走:21年武蔵野S(GⅢ)2着
BP:21年武蔵野S(GⅢ)2着
血統:E 能力:C
一言コメント:父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンス。母母父ノーザンテースト。母エアメサイアは秋華賞馬。中距離重賞で何度も好走した。全弟にチャレンジCを制したエアウィンザーがいる。血統だけで言えばアメリカダートの血は持っていない。
8歳を迎えても衰えとは無縁で大崩れすることなく走り続けている。マカヒキやサトノダイヤモンドといった世代代表馬と3歳時にクラシックで激戦を繰り広げたことを考えれば、驚異的な息の長さだ。前走の武蔵野Sでは終始安定して好位に追走した。最後の直線で前の馬が下がってきたためスペースが生まれず窮屈になり最後は勝ったソリストサンダーに差し切られたものの、さすがのレース運びを見せた。中2週ローテに加え、鞍上予定だったムーアが乗れなくなるなど不安要素もあるが、今年のフェブラリーSでは2着とGⅠで通用する実績は証明済。ダートに本格転向して約1年半の集大成として悲願のGⅠ馬となれるか。
⑥テーオーケインズ 牡4 松山(AN×LS)
前走:21年JBCクラシック(GⅠ)4着
BP:21年帝王賞(GⅠ)1着
血統:C 能力:B
一言コメント:父シニスターミニスター×母父マンハッタンカフェ。母母父ジェイドロバリー。母マキシムカフェは芝で7戦0勝。半妹に芝、ダート両方で勝ち星を挙げているテーオーラフィットがいる。
今年に入って能力が完全に覚醒。名古屋城S、アンタレスSを連勝して迎えた帝王賞では5番手で折り合いをつけ、溜めた末脚は直線で爆発。36秒8と上がり最速を記録して圧勝。勢いそのままに3連勝でダート界の頂点に立った。前走は1番人気に支持されたがスタートで失敗し最後までそのロスが響いた。それでも最後は3着のチュウワウィザードに1/2馬身差の4着。中京ダ1800mは1戦1勝と結果を残しているコース。能力はまだ底を見せておらず、現役ダート最強をここで証明したい。
前走:21年シリウスS(GⅢ)1着
BP:21年シリウスS(GⅢ)1着
血統:E 能力:D
一言コメント:父マジェスティックウォリアー×母父スペシャルウィーク。母母父シアトリカル。母オーパスクイーンはダート1700mで3勝。叔父に小倉大賞典を勝ったサンライズベガがいる。
アメリカの名血エーピーインディの血が流れるマジェスティックウォリアーの産駒。もともと力のある馬だが、決め手を欠いて伸び悩んでいた。しかしながら今年に入ってからの充実ぶりは素晴らしい。3勝ク、OP特別と連勝で迎えた2走前のプロキオンSは雨でレコードが出る馬場の中、高速上がりが使えずに人気を裏切ったが、前哨戦のシリウスSで2番手追走から直線で早々と抜け出して重賞初制覇。3走前から装着し始めたブリンカーとの相性も合っているようだ。左回りが得意で中京に限ると(2-1-0-0)と連対率100%をマークしている。得意の舞台で目指すはGⅠ初制覇だ。
⑧スワーヴアラミス 牡6 松田(LS×AD)
前走:21年みやこS(GⅢ)7着
BP:21年エルムS(GⅢ)1着
血統:F 能力:D
一言コメント:父ハーツクライ×母父スライゴーベイ。母母父ウィズアプルーヴァルはカナダ3冠馬(※)。母ベイトゥベイはナッソーS(加GⅡ・芝1600m)など芝重賞を2勝。
(※)ちなみにカナダ3冠はオールウェザー、ダート、芝と異なる馬場で行われます
父や母父はともに芝馬でダート適正の血ではない。しかし、2頭とも馬力やスタミナを伝えており、それを生かした走りがスワーヴアラミスの戦い方となる。GⅢは既に2勝(マーチS、エルムS)を挙げているが、キレがあるわけではなく、先行のポジションからスタミナを生かしてバテない競馬が十八番。3走前のエルムSではそれを体現する走りだった。前走はスタートが良くなくポジションも終始後ろに。今回はスタートを決めてスタミナを生かす展開に持ち込みたい。
⑨オーヴェルニュ 牡5 福永(DS×RB)
前走:21年みやこS(GⅢ)12着
BP:21年東海S(GⅡ・不)1着、21年平安S(GⅢ・重)1着
血統:D 能力:D
一言コメント:父スマートファルコン×母父タニノギムレット。母母父フジキセキ。母ギュイエンヌは芝の新馬戦を勝った後にダートに転向し2勝で計3勝。札幌日経OP勝ちがあるヴォージュは半兄。
血統的にはサンデー色が強い配合。ゴールドアリュールが好相性のこのレース。その子供であるスマートファルコンの適正が向いてもいいはずだ。昨年末から今年にかけて才能が本格化した印象。今年の初戦となった東海Sを制して受賞ウイナーの仲間入りを果たすと、次走のフェブラリーSでは跳ね返されてしまったが、3カ月の休み明けとなった平安Sでは2着馬を6馬身離す快勝で重賞2勝目。中京ダ1800mは2戦2勝で、中京コースに負けなしと巧者ぶりを発揮している。良馬場より重馬場時に特に注目したい一頭だ。
⑩ケイティブレイブ 牡8 内田(SS×EN)
前走:21年JBCクラシック(GⅠ)5着
BP:20年かしわ記念(GⅠ)2着
血統:F 能力:F
一言コメント:父アドマイヤマックス×母父サクラローレル。母母父ビーマイゲスト。母ケイティローレルは中央では勝利を挙げられなかったが園田で2勝。
ダートの一時代を築き上げたベテラン。8歳になってもまだまだ元気で今年は3戦を消化。ただし全盛期の先行力、追走力を発揮することは難しく、さすがに衰えが見られてきたようだ。左回りもあまり得意でなく、過去のチャンピオンズカップも2戦して着外が2回。浮上するには展開の助けが必要となりそうだ。
⑪アナザートゥルース 騙7 坂井(AP×SS)
前走:21年みやこS(GⅢ)3着
BP:21年東海S(GⅡ)2着
血統:C 能力:E
一言コメント:父アイルハヴアナザー×母父フジキセキ。母母父プラウドデボネア。母キョウエイトルースはダート短距離で3勝。TCK女王盃にも出走した。半兄に16年のJRA最優秀ダートホースに選ばれ、チャンピオンズカップなどGⅠ3勝のサウンドトゥルーや佐賀記念の勝馬ルールソヴァールがいる。
秋の叩き2戦目となった前走のみやこSは決して速くはないペースだったものの力のいるタフな馬場で果敢に逃げた。人気馬含め先行勢が苦しく失速が相次ぐ中で見事3着に逃げ粘り底力を見せた。もともと切れる脚を持っているわけではなく、スタミナを生かしたバテない走りが得意。父アイルハヴアナザーはこのようにスタミナ、持続力を伝えやすい。既に7歳と伸びしろを望める年齢ではないが、16年に偉大な兄が制した舞台で兄弟制覇を目論む。
⑫クリンチャー 牡7 川田(DS×RB)
前走:21年みやこS(GⅢ)6着
血統:E 能力:E
一言コメント:父ディープスカイ×母父ブライアンズタイム。母母父ダンジグ。母ザフェイツは芝1400mで1勝。半兄のワキノブレイブはシルクロードS3着など短距離で活躍し、芝1200~1400mで計6勝。
帝王賞3着から約4カ月の休み明けで出走した前走のみやこSはスタートで躓き、スピードに乗れなかった。ペースはスローだったこともあり、道中はなんとか前のポジションをキープしたが。最後の直線では案外伸びきれず後退、本領を発揮することはできなかった。芝時代も含め左回りは(0-0-0-4)ともともと得意ではなく今回の左周りは心配なところ。それでも地力自体は秘めており、しっかりと調整しすんなりレースに入れればこのメンバーの主役になれる可能性を秘めている。
⑬チュウワウィザード 牡6 戸崎(KK×SS)
前走:21年JBCクラシック(GⅠ)3着
BP:21年ドバイWC(GⅠ)2着、20年チャンピオンズカップ1着
血統:C 能力:A
一言コメント:父キングカメハメハ×母父デュランダル。母母父ティンバーカントリー。母チュウワブロッサムはダートで3勝。
このメンバーでも安定感は頭一つ抜けており、間違いなく実力は現役トップクラスだろう。中央、地方、海外と走り通算成績は22戦10勝(10-4-5-3)は立派の一言。昨年のチャンピオンズカップでは中段から徐々に順位を上げて上がり最速の36秒4を記録。2馬身以上の差をつけた完勝だった。唯一心配なのは今年勝ち切れていないこと。とはいえ春はサウジ、ドバイの海外遠征に帝王賞。秋はJBCクラシックとレベルが高かった中でのレースなのは間違いない。前回は休み明けで今回の上積みは大きいはず。今回はその実力を見せつけるか。
⑭ダノンファラオ 牡4 横山武(AP×AP)
前走:21年JBCクラシック(GⅠ)7着
BP:21年ダイオライト記念(GⅡ)1着
血統:C 能力:D
一言コメント:父アメリカンフェイロー×母父エルコレドール。母母父サーキャット。母クリスプは米GⅠウィナーで、サンタアニタオークス(米GⅠ・ダ1700m)など重賞2勝。アメリカンフェイローはアメリカクラシック3冠とBCクラシックを制し、史上初のグランドスラムを達成した名馬。
昨年のジャパンダートダービー優勝馬。父はアメリカの名馬アメリカンフェイロー。言わずもがなダートの名血である。ジャパンダートダービーから10戦連続で地方競馬に参戦。今回が約1年半ぶりの中央凱旋となる。父譲りのダッシュ力で好意に付け、持続力で抜け出すのがこの馬のパターン。前走のBCクラシックは果敢にレースを引っ張ったものの前にはやや厳しい流れも向かなかった。走りにムラのあるこの馬には外枠もプラスになる可能性が高い。持ち味の先行力は生きそうだがどこまで自分の走りが集中してできるかがポイントとなる。
⑮メイショウハリオ 牡4 浜中(AN×LS)
前走:21年みやこS(GⅢ)1着
BP:21年みやこS(GⅢ)1着
血統:D 能力:D
一言コメント:父パイロ×母父マンハッタンカフェ。母母父クリスエス。母メイショウオウヒは船橋で3勝。半弟に青葉賞4着で尼崎S(3勝ク・芝2400m)の勝馬テーオーロイヤル。
これまで13戦してすべて上がり順位は3位以内を記録。その末脚こそがメイショウハリオの最大の武器だ。前哨戦となるみやこSでも上がり2位の36秒1で駆け上がり重賞初制覇をした。今回はGⅠとなりメンバーは強化されるが、今の勢いを生かして新たな称号を目指す。
⑯カフェファラオ 牡4 ルメール(AP×TT)
前走:21年函館記念(GⅢ)9着
BP:21フェブラリーS(GⅠ)1着
血統:C 能力:B
一言コメント:父アメリカンフェイロー×母父モアザンレディ。母母父ミスワキ。母マリーズフォリーズはミシズリヴィアS(米GⅡ・芝1700m)など重賞2勝。アメリカンフェイローはアメリカクラシック3冠とBCクラシックを制し、史上初のグランドスラムを達成した名馬。
今年のフェブラリーSの優勝馬。父から引き継いだその類まれなスピードと持続力でダート界の頂点に立った。ここ2走は慣れない地方競馬に函館の芝レースと凡走は参考外と考えていいだろう。昨年のチャンピオンズカップは2番人気に支持されたが、6着と敗れた。揉まれるとやる気をなくす傾向があり、大外枠はむしろプラスに働きそう。更なる成長をした今こそ昨年のリベンジを果たしたい。
以下は血統出馬表となります。
<良馬場想定>
~チャンピオンズカップ血統予想~
◎⑬チュウワウィザード
〇⑥テーオーケインズ
▲⑪アナザートゥルース
△④インティ
△⑨オーヴェルニュ
△⑯カフェファラオ
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