2023ユニコーンS(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「ユニコーンS(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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アップされるまでお待ちください
6月18日 2023ユニコーンS(GⅢ)血統予想
~ユニコーンSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 9回 北米型 14回 欧州型 7回
・母父の好走数 日本型 8回 北米型 15回 欧州型 7回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父日本型のサンデー系(ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内9頭のみ。ダート重賞とあって父サンデー系(ディープ系)にとっては決して得意な舞台とは言えない。
・種牡馬単体で見ていくと複数馬券になっていたのはゴールドアリュール、シンボリクリスエス、ヘニーヒューズの3頭。続いてマジェスティックウォリアーが2頭。ゴールドアリュールとシンボリクリスエスはそれぞれDサンデー系とロベルト系で北米型血統ではないが、例外としてしっかり押さえておきたい。ともに直仔はないが、ゴールドアリュールは3勝しており抜群の相性を見せていた。昨年の勝ち馬はゴールドアリュール産駒のエスポワールシチーを父に持つペイシャエス。好相性の血統として覚えておきたい。
・ダート重賞だけあって基本的に注目すべきは北米型血統だ。馬券になった30頭の内、父か母父に北米型血統を持っていた馬は全体の3分の2以上となる22頭。北米型であればミスプロ系もノーザンダンサー系もナスルーラ系も満遍なく好走している。逆に北米型を持っていない馬の好走は少ない。
~ユニコーンSのレース質~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・過去10年で勝率、連対率は1枠がトップ。複勝率は3枠と7枠がトップだった。下級条件などでは芝スタートで外枠有利になりやすいが近年の傾向はやや内有利か。
【ローテ】・・・過去10年では青竜S組が10回と圧倒的な成績を残している。ただ2着以下が多く、勝利したのは15年ノンコノユメ、22年ペイシャエスの2頭のみ。また条件上がりが良く500万以下時代を含めると平場の1勝ク組が5回、以下端午S組、伏竜S組、鳳雛S組がともに3回と続く。迷ったら青竜S組から狙いたい。
【騎手】・・・M.デムーロ騎手が過去5年で4回馬券になる相性の良さを見せている。ルメール騎手、戸崎騎手(3回)、田辺騎手(2回)が複数馬券になっている。
【性別】・・・ダートのイメージが強い加藤征厩舎、高木登厩舎が3度ずつ馬券になっている。出走馬がいれば注意。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース8回、ミドルペース2回、スローペース0回。非常に特徴的なのは馬場状態を問わずスローペースにならないということ。最終的にはダートでも35秒台の末脚が求められることも多く、瞬発力、スピードも生きることが多い。
【性別】・・・出走頭数が多くないので一概には言いにくいが近8年牝馬は馬券になっていない。基本的には牡馬を狙うレース。
~ユニコーンSで狙うべき馬~
以上から
血統的には父か母父が北米型血統の馬・・・①
前走青竜Sを使った馬・・・②
を狙ってみたいと思います
なお父サンデー系である場合は母父に北米型血統かキングマンボ系を持っている馬を評価したいと思います。
また母父サンデー系はダートに特化したタイプを除けば基本的に向かないと思っているので評価を下げようと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう
東京 ユニコーンS(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
<出馬表>
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
オマツリオトコ 牡3 56 M.デムーロ
前走:23年NZT(GⅡ)14着
血統:D 能力:D 該当:①
<血統構成>
<血統分析>父ヴィットリオドーロは北米でサドラーズウェルズ系を広め大成功したメダグリアドーロの系譜を受け継ぐ。自身は準オープンを勝てなかったが、先述の父と地方を中心にダート重賞8勝の母を持つ良血が認められ種牡馬入りした。母父スマートボーイはトップサイダー系ながらダートで活躍。アンタレスS、平安Sを連覇するなどダート重賞5勝。
母系は北米型ではないものの、ダートに強い血統が多数みられるのが特徴的。一瞬のキレよりも長く脚を使う方が向いている。
グレートサンドシー 牡3 56 川田
前走:23年昇竜S(OP・東京ダ1400m)1着
血統:A 能力:B 該当:①②
<血統構成>
<血統分析>父イントゥミスチーフは19年から22年現在まで北米のリーディングサイアーとなった大種牡馬。自身は米GⅠキャッシュコールフューチュリティを勝ったが故障でクラシックとは無縁だった。ストームバード系らしいスピードとパワーが売り。母父モアザンレディはアルゼンチンでリーディングサイアーになるほど大成功し「南半球のサンデーサイレンス」と呼ばれたサザンヘイローを父に持ち、米GⅠキングズビショップSを含む重賞4勝。
近年よく馬券になっている父も母父も北米型のパワータイプ。好相性の青竜Sからのローテも好印象で有力。
ブライアンセンス 牡3 56 横山武
前走:23年1勝ク(東京ダ1600m)1着
血統:D 能力:C 該当:(①)
<血統構成>
<血統分析>父ホッコータルマエは東京大賞典連覇や川崎記念3連覇などダートGⅠ10勝。もちろん産駒もダートでの活躍馬が多いが1200m以下の短距離ではなく1400m以上が基本。追走が楽になることから距離延長を好む馬も多い。母父ブライアンズタイムはフロリダダービー、ペガサスHと米GⅠを2勝。ロベルト系だがアメリカのダートで活躍し種牡馬として日本に輸入されたあとは活躍馬を多数出し、サンデーサイレンス、トニービンと一時代を築いた。
ゴリゴリの北米型血統という感じではないが、非常にタフな中距離ダートに強そうな血統構成。将来出世すれば交流のダートグレード競走でも面白い存在に。
前走:23年UAEダービー(アGⅡ・ダ1900m)4着
血統:C 能力:B 該当:①
<血統構成>
<血統分析>父ヘニーヒューズはキングズビショップS、ヴォスバーグSと北米GⅠを2勝。内包しているメドウレイクの影響を強く受けておりスピードとパワーが長所で仕上がりが早い。ダートが本職だが2歳時には芝でも走れるタイプもいる。母父フジキセキはサンデーサイレンス初年度産駒として活躍。朝日杯3歳S(現朝日杯FS)、弥生賞とGⅠ1勝を含む重賞2勝の成績を残した。種牡馬としても活躍し、自信のスピードを伝えている。距離はマイル以下で走る馬が多い。
おそらく距離はマイルが一杯。この馬にとって距離短縮は大幅プラス。昨年のセキフウは海外帰りで走っており、不利なローテではなさそうだが。
ワールズコライド 牡3 56 大野
前走:23年1勝ク(東京ダ1400m)1着
血統:D 能力:D 該当:①
<血統構成>
<血統分析>父ウォーフロントはスピードに優れるダンジグ系種牡馬で現役時代はGⅡアルフレッドGヴァンダービルトBCHを制するなど北米ダートで活躍。父ガリレオは英ダービーなどGⅠ3勝。引退後はサドラーズウェルズの後継馬として英愛で11年連続でリーディングサイアーになった欧州の大種牡馬。フランスでもリーディングサイアーになっている。その馬力とスタミナはその血がないと欧州競馬で勝てないと言われているほど。
母父はガリレオだが、ダンジグクロスの影響を強く感じる能力。スピードに秀でるが距離は距離延長は得策ではない。メンバーも強化されてこの舞台でどこまで。
~ユニコーンS血統予想~
・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
事前にTwitterにも書きましたが、ダート番組が再編されることで今の意味合いとしては最後の開催となりました。土曜日もなかなかいい的中があり、馬場傾向を掴めていると思うので自分の中で強いと思うこの馬を狙ってみることにします。
◎グレートサンドシー
皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!
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