2022函館スプリントS(GⅢ)予想
こんにちは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日はサマースプリント開幕戦「函館スプリントS(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼エプソムカップの血統分析はこちらから↓↓
6月12日 2022函館スプリントS(GⅢ)血統予想
~函館SSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去7年)
・好走数は父クロフネが3回。ダイワメジャー、ロードカナロアが2回で続く
<系統のワン!ポイント>(過去7年)
・父SS系が5回好走、AD系、AP系、KK系が3回ずつで続く。
・母父はLS系が4回、ED系、JN系が3回で続く。
・父母父はED系、AM系、AD系が5回。AN系が3回で続く
・母母父はEP系が5回、ED系が4回。母系は欧州血統に注目か。
~函館SSと函館芝1200mのその他のポイント~
【馬場・枠順・脚質】
・外枠有利。過去10年で8枠は唯一の複勝率30%超
・直線の短いローカル場。とにかく先行有利
・ペースは基本的にはハイペース。それでも前有利
・基本父サンデー系は向かないが、サンデー系ならSS系(ダイワメジャーなど)
【年齢・性別・斤量】
・軽斤量の3歳馬は【2-2-2-11】と好成績
・牝馬も好成績で毎年のように馬券になっている
【波乱度】(過去10年)
・1番人気【1-2-2-5】
・2番人気【1-2-0-7】
人気上位は不振で波乱度は高い
以上から血統的には函館開催ではこのレース3連勝中のミスプロ系を中心にスプリント適性がある馬(距離短縮組重視)を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
函館 函館スプリントS(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績、馬券妙味(SABCDEFG)の8段階で評価
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①プルパレイ 牡3 52 M.デムーロ
前走:22年NHKマイルC(GⅠ)15着
血統:D 能力:C 妙味:E
<血統構成>父イスラボニータ(SS)×母父フサイチペガサス(AP)。母母父ホーリーブル(AM)。
<血統分析・一言コメント>レースレベルはともかくながら強い内容だったファルコンS。しかし次走のNHKマイルCでは後方からいいところなく15着と惨敗した。今回は立て直しの一戦だ。初の1200mに加えて初の古馬混合戦でスプリントのテンのペースに追走できるかがポイントとなる。父イスラボニータは今後の短距離スピード向きのサンデー系を支えていくのではと筆者は考えている。母系からはアメリカ型のスピードの血が多数でスピード自体は良いものを持っている。大幅斤量減も追い風。問題は初めてづくしの条件と洋芝。開幕週は好条件だが、馬場以上に展開がタフなものになると苦しい。
②キャプテンドレイク 牡5 56 藤岡康
前走:22年鞍馬S(OP)7着
血統:D 能力:F 妙味:D
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父アグネスタキオン(SS)。母母父ハイエストオナー(EN)。
<血統分析・一言コメント>父ロードカナロアはこのレース2年連続連対中。アグネスタキオンは母父に入るとサンデー系らしいキレ、スピードを補完することができる。3連勝でオープン入りも前走は末脚不発。連勝はストップしたが、前回だけで見切るのは尚早か。
③ライトオンキュー 牡7 58 古川吉
前走:22年高松宮記念(GⅠ)13着
血統:F 能力:F 妙味:E
<血統構成>父シャマーダル(ED)×母父レイヴンズパス(EP)。母母父クリスエス(RB)。
<血統分析・一言コメント>一昨年はスプリント界の有力な1頭だったが、昨年は思うような競馬ができず長期休養もあった。ややぶっつけ気味の前走高松宮記念では13着と復調には至らなかった。父系も母系もスピードある外国血統が並ぶが成長の仕上がりが早い反面、この馬齢で二段階成長は望みにくい。まずは復活のきっかけをつかみたい。
④キルロード セ7 57 菊沢
前走:22年高松宮記念(GⅠ)3着
血統:B 能力:B 妙味:B
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父サクラバクシンオー(JN)。母母父シーキングザゴールド(AP)。
<血統分析・一言コメント>前走は高松宮記念で17番人気3着。波乱の立役者となった張本人。レース内容もタフな馬場で差しが台頭する中で先行した馬で唯一の好走は見事だった。しかしその波乱も血統表を見ればそこまで驚くことではない。父はロードカナロア、母父はサクラバクシンオーと説明不要のチャンピオンスプリンターの名が並ぶ。伸び悩み中距離やダートを使用したこともあったが、血統適正を考えれば1200mが最適なのは明白。前走重馬場で好走しており洋芝も問題なさそうだ。
⑤タイセイアベニール 牡7 56 鮫島駿
前走:22年春雷S(L)4着
血統:E 能力:E 妙味:E
<血統構成>父ベーカバド(ED)×母父ブライアンズタイム(RB)。母母父ダンスインザダーク(LS)。
<血統分析・一言コメント>父ベーカバドは日本には多くないダンジグ系直系種牡馬。短距離でのスピードと成長力の早さには定評がある。母系はやや中長距離、もしくはスピード不足なイメージがあるが、ダンスインザダークは母系に入るとイメージよりサンデーの瞬発力を伝えるケースもある。長距離馬と決めつけないように気を付けたい。当コースは勝ち星こそないものの【0-3-0-0】と連対率100%。オープンやリステッドでは好走多数で地力だけなら重賞で通用してもおかしくない。
⑥シゲルピンクルビー 牝4 54 和田竜
前走:22年鞍馬S(OP)1着
血統:D 能力:C 妙味:D
<血統構成>父モーリス(RB)×母父ハイシャパラル(ED)。母母父シンダー(ED)。
<血統分析・一言コメント>馬力を生かした「ジリジリとした脚」という表現がすごく似合う馬なのは血統表を見てもわかるはず。父モーリスはキレるタイプではなく、母系も重厚な血が目立つ。飛び抜けたダッシュ力も上がりの速さもないが、スピードを持続するスタミナは抜群だ。重賞では善戦するも掲示板までで馬券までは絡めなかったが、前走オープン特別とはいえ勝ち切れたのは大きい。今回はさらに斤量1キロ減で上積みも期待。
⑦ナムラクレア 牝3 50 浜中
前走:22年桜花賞(GⅠ)3着
血統:D 能力:C 妙味:D
<血統構成>父ミッキーアイル(DI)×母父ストームキャット(AD)。母母父クリスエス(RB)。
<血統分析・一言コメント>斤量は前走の桜花賞3着時から5キロ減の50キロ。ディープインパクト産駒の中ではスプリントよりなダッシュ、スピードを武器にもつミッキーアイル産駒。母系は現代競馬のスピード勝負に必須ともいえるストームキャットと馬力と持続力に定評があるロベルトの血を持っている。開幕週のスピード勝負にはもってこいな存在。古馬混合初など見えない不安要素も確かにあるが、実力を考慮しても人気を集めそうな1頭。
⑧ヴェントヴォーチェ 牡5 56 西村淳
前走:22年春雷S(L)1着
血統:B 能力:C 妙味:C
<血統構成>父タートルボウル(ED)×母父ディスタントヴュー(EP)。母母父エーピーインディ(AN)。
<血統分析・一言コメント>このレース適性の是非はともかく非常に興味深い血統だ。父タートルボウルはノーザンダンサーの中では比較的マイナーな血でサドラーズウェルズもニジンスキーもダンジグも経由しない。GⅠレベルでは難しいが特徴的で面白い産駒が出るので血統派としては押さえておきたい1頭。母父ディスタントヴューも現役時代はイギリスで活躍したが、種牡馬としては欧米両方で活躍馬を生み出している。前走からの比較は1キロ増となり相手も強化されるが、そもそも能力に底を見せておらず面白い1頭。当コースは3勝クで勝利した舞台。適性も合いそう。
⑨ボンセルヴィーソ 牡8 56 池添
前走:22年ダービー卿CT(GⅢ)13着
血統:D 能力:D 妙味:C
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)×母父サクラローレル(EN)。母母父トニービン(EN)。
<血統分析・一言コメント>8歳を迎えた今年の3月、約2年半ぶりに勝利を挙げた。衰えはあまり感じず、安定した先行力は健在だ。父ダイワメジャーの持ち味である持続力と母系からくる馬力がこの馬の持ち味。伸びずバテずといったしぶとい末脚で粘り込みを狙う。血統的にもサンデー系ならこういうタイプの方が良いだろう。ただし距離はマイルがベスト。1200mでは少し忙しく、この馬にとっては展開も慌ただしい競馬となりそうだ。
⑩ペプチドバンブー 牡7 56 松田
前走:22年オータムリーフS(OP・ダ)10着
血統:D 能力:G 妙味:F
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父サクラバクシンオー(JN)。母母父ラムタラ(ED)。
<血統分析・一言コメント>父ロードカナロアはこのレース2年連続連対中。母父サクラバクシンオーとの組み合わせはこのレースにも出走するキルロードと同じ配合だが、最もな違いは母母父ラムタラ。ラムタラはとにかく重厚でその血を持つと馬力に溢れすぎてしまい日本の馬場ではスピードや瞬発力が足りない産駒となりやすい。タフな馬場や展開にならないと「洋芝だから」くらいの理由では勝負にならない。
⑪ジュビリーヘッド 牡5 56 横山和
前走:22年船橋S(3勝ク)1着
血統:E 能力:D 妙味:E
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父ディープインパクト(DI)。母母父セーヴルローズ(ED)。
<血統分析・一言コメント>4月の船橋Sで3勝クラスを卒業。持ち前の堅実な走りを武器にようやくオープン馬の仲間入りを果たした。血統だけで判断すれば本質的にはスプリンターではないが、昨年夏から成績が安定してきたのは成長力もあるだろう。このあたりは調教師の影響も強くありそうだ。当コースは昨年8月に2着と好走しており、適性はありそう。
前走:22年鞍馬S(OP)6着
血統:E 能力:E 妙味:D
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父スペシャルウィーク(LS)。母母父サドラーズウェルズ(ED)。
<血統分析・一言コメント>母はあのシーザリオ。エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアの妹にあたる(リオンディーズの全妹)。父はキングカメハメハ。当コースは昨年の3勝クで2着になっているが、一族や血統表を見てもわかる通り、根っからのスプリンターではない。素質は文句なしだが、上積みという面では少し寂しい印象。
⑬ビアンフェ セ5 57 藤岡佑
前走:22年オーシャンS(GⅢ)3着
血統:B 能力:B 妙味:C
<血統構成>父キズナ(DI)×母父サクラバクシンオー(JN)。母母父アンブライドルド(AP)。
<血統分析・一言コメント>北の大地が大好きなビアンフェ。当コース【2-1-0-0】のと圧倒的な成績。昨年のこのレースの覇者(※ただし昨年の函館SSは札幌開催)。前走馬体重は556キロの大型馬だが、ダッシュスピード自慢が揃うスプリント界の中心に位置し常にハナを奪うレースを展開している。気性が荒く安定感に欠けるが、その分ツボにはまったときの爆発力は素晴らしいものがある。母系からはスプリントスピードのサクラバクシンオーとサンデー系と組み合わせると瞬発力やスピードを大幅に強化するアンブライドルドの血を内包する。3カ月の休み明けなのでデキと当日の状態には注意したい。
⑭ローレルアイリス 牝5 54 川又
血統:D 能力:F 妙味:E
<血統構成>父アドマイヤムーン(AP)×母父スペシャルウィーク(LS)。母母父バウンダリー(AD)。
<血統分析・一言コメント>重賞レベルを考えれば実力は足りないだろうが、血統的には魅力がある存在。父はアドマイヤムーンで短距離活躍馬が多数。スペシャルウィークは母父でサンデー系らしい瞬発力、スピードを伝える。母母父は短距離重賞に強いダンジグ系と特に血統的にはマイナスポイントがない。前走は距離適性がないのでノーカウント。あとは未知の能力をどこまで隠し持っているか。穴馬としては面白い。
⑮ダイメイフジ 牡8 57 菱田
前走:22年韋駄天S(OP)9着
血統:E 能力:F 妙味:F
<血統構成>父アグネスデジタル(AP)×母父ダンスインザダーク(LS)。母母父ストームバード(AD)。
<血統分析・一言コメント>8歳を迎えたが元気いっぱいで今年既に5戦を消化。父は昨冬惜しくも亡くなったアグネスデジタル。現役時代は芝ダートの二刀流で両GⅠを制覇した名馬。母系はサンデー×ストームキャットの組み合わせでスピードは十分。ただし馬齢やローテーションか上積みがなく、巻き返しまではどうか。
⑯レイハリア 牝4 54 松岡
前走:22年高松宮記念(GⅠ)17着
血統:C 能力:E 妙味:C
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父マンハッタンカフェ(LS)。母母父トニービン(EN)。
<血統分析・一言コメント>父ロードカナロアはこのレース2年連続連対中。母系は中長距離でもやれそうな血統だが、マンハッタンカフェはイメージほど中長距離にならず配合相手の血統長所を引き出すことも多い。ジョーカプチーノが短距離で走ったのはそのためだ。
昨年春から夏にかけての勢いは素晴らしかった。条件戦から4連勝。葵SとキーンランドCを制した。しかし休み明けの京阪杯は2番人気16着と惨敗。巻き返しを狙いたい。
~函館スプリントS血統予想~
◎⑯レイハリア
〇④キルロード
▲⑦ナムラクレア
△①プルパレイ
△⑬ビアンフェ
△⑧ヴェントヴォーチェ
穴⑨ボンセルヴィーソ
【買い目】
単勝◎、〇
3連複 ◎から印の馬に流してみます。穴馬からなので印は多め
予算の都合がある場合は◎、〇、▲のワイドでいいと思います。
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