2022エプソムカップ(GⅢ)予想
こんにちは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日はの秋を見据えた馬たちが東京に集結する「エプソムC(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼函館SSの血統分析はこちらから↓↓
6月5日 2022安田記念(GⅠ)血統予想結果
エプソムC予想の前に先週の安田記念にしれっと触れておきましょう。
▼安田記念の血統分析はこちらから↓↓
【予想】
◎⑧イルーシヴパンサー
〇⑮セリフォス
▲⑦ファインルージュ
△⑨シュネルマイスター
△②ヴァンドギャルド
△⑱ナランフレグ
△⑭ソウルラッシュ
【買い目】
単 勝 ◎
馬 連 ◎-〇▲など(割愛しましょう笑)
ここまでスローペースになるとは想像できませんでした。スローというよりは少し中盤で緩みましたね。最後は馬場の良いところをきちんと通った勝ち馬が強い競馬でした。
あのペースでは最後方にいた◎⑧イルーシヴパンサーは厳しい展開になりますね。上がりが速い馬であっても展開に左右されやすい追い込み馬はその不透明を含めて予想しなければならないので本命にしにくいですけれども、それを考慮してでも能力があると思っていたので、本当に競馬難しさを痛感する日になりました。
6月12日 2022エプソムC(GⅢ)血統予想
~エプソムCの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去7年)
・好走数は父ディープインパクトが8回と抜けている。ステイゴールドが3回、キングカメハメハが2回で続く
・母父はシンボリクリスエスが5回、サンデーサイレンス、ストームキャットが2かいずつ好走
<系統のワン!ポイント>(過去7年)
・父DI系が9回好走、LS系が4回、KK系、SS系が2回ずつで続く
・母父はAD系、RB系が4回、ED系、LS系が3回、AP系、EP系が2回好走
・父母父はED系が11回で圧倒的好走が目立つ。EM系が6回で続く
・母母父はED系が6回、AP系が4回、AD系が3回好走している
・血統的には父サンデー系が圧倒的。父母父がヨーロッパ型血統が多いことから中距離~長距離に強いサンデー系(ディープ系)の相性が良い。特に良馬場時
・牝系はノーザンダンサー系かミスプロ系。スタミナや馬力も大切ではあるが、母系からもスピードを取り入れることが重要となりそうだ
・道悪時はサンデー系の優位性が下がり、代わりに欧州型ノーザンダンサー系、ロベルト系の優位性がアップ。タフさへの対応が必要で馬力がより武器になる
~エプソムCと東京芝1800mのその他のポイント~
【馬場・枠順・脚質】
・開催が進む東京の馬場。外枠が有利。昨年は後方からレースを進めた7枠のワンツー決着
・昨年は後方からレースを進めた馬が上位を占めたが強い先行馬がいなかったこともある
・梅雨時期で馬場が悪いことも多い。その場合はペースは問わず前有利の傾向が出やすい
【年齢・性別・斤量】
・成績は4歳馬が優秀。ただしここ2年は勝っていない
・牝馬の好走例は19年サラキア(2着)、16年ルージュバック(1着)。基本は牡馬から選択したい
・勝ち馬は56キロ。57、58キロは勝ち切れない傾向
【波乱度】
・過去10年で1番人気は【2-2-1-5】と微妙
・2番人気が【3-1-1-5】と勝利数は上回る
・4~6番人気の期待度が高い
【その他ポイント】
・1分45秒台から46秒前半の時計が速い良馬場ならサンデー系のキレが必要
・1分47秒0以上の渋った馬場の場合はヨーロッパ色の強いタフな血統
以上から血統的には上記ポイントから当日の馬場にあった馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
東京 エプソムC(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 金 騎手
前走成績
血統適正、能力実績、馬券妙味(SABCDEFG)の8段階で評価
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①シャドウディーヴァ 牝6 56 坂井
前走:22年ヴィクトリアマイル(GⅠ)9着
血統:D 能力:E 妙味:F
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父ダンシリ(ED)。母母父インディアンリッジ(HE)。
<血統分析・一言コメント>父ハーツクライは当コースで高期待値。この馬自身も当コースは【1-1-0-1】と非常に得意としている。母父もスピード源であるダンジグ系を持つ。別定戦のため牝馬ながら56キロを背負うことは不安材料だが、瞬発力には自信があり、適性を生かして力を発揮することはできそうだ。
②タイムトゥヘヴン 牡4 56 戸崎圭
前走:22年京王杯SC(GⅡ)3着
血統:C 能力:C 妙味:B
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父アドマイヤベガ(LS)。母母父ノーザンテースト(ED)。
<血統分析・一言コメント>母は桜花賞馬のキストゥヘヴンという良血馬が充実の春を迎えている。2走前のダービー卿CTでは上がり最速の33秒7をマークして1着。前走は距離短縮に東京替わりと条件が異なったが、そこでも33秒4の上がりで3着に入った。昨冬からの伸び悩みが嘘のような充実期だ。当コースは新馬戦で4着と敗れて以来で、距離延長は大きなプラスとはならないだろうが、自分の武器は生かせる条件となりそうだ。
③コルテジア 牡5 56 三浦
前走:20年日本ダービー(GⅠ)12着
血統:E 能力:F 妙味:F
<血統構成>父シンボリクリスエス(RB)×母父ジャングルポケット(EN)。母母父サンデーサイレンス(LS)。
<血統分析・一言コメント>父も母父もヨーロッパ型血統がベース。2勝は京都1800mで挙げているように根幹距離よりは非根幹距離の方が合う。とはいえ出走自体が約2年ぶり。馬場が渋らないと厳しそうで、まずは次のレースに向けてどれくらいやれるかといったところ。
④ヤマニンサンパ 牡4 56 川田
前走:22年飛鳥S(3勝ク)1着
血統:C 能力:E 妙味:D
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父スウェプトオーヴァーボード(AP)。母母父ジェイドロバリー(EP)。
<血統分析・一言コメント>1勝クラス通過後、飛び級で3勝クラスを制した上がり馬。ディープインパクトにアメリカ型ミスプロ系の配合は持ち味である瞬発力やスピードを裏付ける。初の東遠征や斤量3キロ増など不安材料は多いが、東京コースは向きそうで間違いなく良馬場の方が向きそうだ。
前走:22年ダービー卿CT(GⅢ)3着
血統:D 能力:C 妙味:E
<血統構成>父ニューアプローチ(ED)×母父ピヴォタル(ED)。母母父ハイエストオナー(EN)。
<血統分析・一言コメント>2年前、当コースで行われた共同通信杯の覇者。その後は重賞戦線に挑み続けたが決め手不足で苦戦が続いた。前走のダービー卿CTでは復調のきっかけともいえる3着に好走。血統的にはヨーロッパ型ノーザンダンサー系の配合で日本の競馬にはやや重厚なイメージ。成長力を隠し持っていてもよさそうな血統ではあるが…。久しぶりの重賞制覇に更なる上積みがほしい。
⑥ノースブリッジ 牡4 56 岩田康
前走:22年アメジストS(3勝ク)1着
血統:E 能力:D 妙味:E
<血統構成>父モーリス(RB)×母父アドマイヤムーン(AP)。母母父テンビー(ED)。
<血統分析・一言コメント>父モーリス産駒は東京1800mの古馬混合戦で【3-0-2-2】と驚異的な成績で評価できる。この馬の持ち味はダッシュ力で今回もハナを切りそう。配合だけを見ると一見1400m~マイルくらいを得意にしそうな印象もあるが、ここまでの勝利はすべて2000mと距離が伸びても全く問題にしなかった。もちろん1800mも守備範囲。相手強化や斤量増などの壁を乗り越えて、結果を残したい。
⑦トーセングラン 牡6 56 田辺
前走:22年新潟大賞典(GⅢ)11着
血統:D 能力:E 妙味:E
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ガリレオ(ED)。母母父ピップスプライド(EM)。
<血統分析・一言コメント>2連勝でオープン入りを果たしたが、前走は重賞の壁に跳ね返されてしまった。ディープインパクト産駒はこのコース古馬混合戦での複勝率で40%近い数字を記録している。この馬自身も当コースは【0-2-2-0】と複勝率は100%。母系はガリレオにハイペリオン系と重厚な欧州色が強い。
⑧ガロアクリーク 牡5 56 石橋
前走:22年都大路S(L)6着
血統:E 能力:E 妙味:F
<血統構成>父キンシャサノキセキ(SS)×母父キングマンボ(EP)。母母父ナシュワン(EN)。
<血統分析・一言コメント>皐月賞の3着馬。しかし昨年からは長いトンネルに入り本来の姿を取り戻せていない。中距離レースでも好走があり、父系の血統より母系の血が強く出ている印象。近走は凡走が続き、内容も良くないので浮上するためのきっかけがほしいところ。
⑨ハッピーアワー 牡6 56 長岡
前走:22年安土城S(L)10着
血統:E 能力:F 妙味:G
<血統構成>父ハービンジャー(ED)×母父ディープインパクト(DI)。母母父ストームキャット(AD)。
<血統分析・一言コメント>父ハービンジャーは東京1800mでの期待値は低め。母系は近年のダービー活躍血統の組み合わせ。上がりのキレは物足りず、斤量も3キロ増。距離延長が良い方向に向く可能性はあるが、勝ち負けまでは厳しそう。
⑩トーラスジェミニ 牡6 58 原
前走:22年ダービー卿CT(GⅢ)12着
血統:F 能力:E 妙味:E
<血統構成>父キングズベスト(EP)×母父マンハッタンカフェ(LS)。母母父ノーザンダンサー(ED)。
<血統分析・一言コメント>キングズベスト産駒は当コース複勝率6%と期待値は低め。母系からはスタミナと馬力を感じる血統だか、別定戦で58キロはこの馬にとっては向かい風だろう。前走からの上積みも見い出しにくい。
前走:22年湘南S(3勝ク)1着
血統:D 能力:D 妙味:E
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ワークフォース(EP)。母母父サンデーサイレンス(LS)。
<血統分析・一言コメント>2連勝で3勝クを突破。全成績は【4-3-1-1】という安定感がこの馬の長所。まだ底を見せていないのも強みだ。今や中距離戦線の中心種牡馬となりつつあるエピファネイア産駒。ワークフォースは父に入るとズブいイメージだが、母父ならキングマンボらしいスピードを伝えることも。前走はNHKマイルCと同タイム。相手強化も問題なく、斤量減も味方になる。
⑫ザダル 牡6 58 レーン
前走:22年ダービー卿CT(GⅢ)10着
血統:C 能力:C 妙味:D
<血統構成>父トーセンラー(DI)×母父レモンドロップキッド(AP)。母母父ブロードブラッシュ(AM)。
<血統分析・一言コメント>昨年のエプソムC覇者。昨年は56キロで今年は58キロを背負う。前走はその末脚は不発だったが展開がハマれば実力は上位。ディープ系の中ではスピードに特化しているトーセンラー産駒。母系はダート血統の組み合わせでスピードやパワーがある。昨年の高速で勝っているのは一つヒントになりそう。
~エプソムカップ血統予想~
※良馬場想定です
〇④ヤマニンサンパ
▲⑫ザダル
穴⑦トーセングラン
今ブログの最終チェックをしていたところで、東京は雨が降ってきました(笑)
万一馬場が道悪になった場合は血統傾向が変わるのでTwitterにアップします。
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