2022安田記念(GⅠ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は春のマイル王決定戦の「安田記念(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
6月4日 2022鳴尾記念(GⅢ)血統予想結果
▼鳴尾記念の血統分析はこちらから↓↓
【買い目】
・馬連、ワイド
◎⑤ギベオン=②、⑦
⑤ギベオンから⑦ショウナンバルディ、②ヴェルドライゼンデへの2点で勝負しました。残り50mくらいまではギベオン見せ場ありましたね。惜しかったですね。
あくまでも回収率を意識しているのでこのギリギリを積極的に狙っていきたいです。正直、来た!と思ったので結果は残念でした。
6月5日 2022安田記念(GⅠ)血統予想
~安田記念の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去7年)
・好走数は父ディープインパクトが6回と抜けている。クロフネ、スクリーンヒーロー、ステイゴールド、ローエングリン、ロードカナロアが2回で続く
・母父はサンデーサイレンスが5回好走
<系統のワン!ポイント>(過去7年)
・父DI系が6回好走、ED系、LS系が4回ずつで続く。やはりサンデー系(ディープ系)が有利
・母父はED系、LS系が5回、AD系が3回で続く。ノーザンダンサーの血が有利
・父母父はED系が8回で圧倒的好走が目立つ。AM系、EN系が3回で続く
・母母父はED系が8回好走、AN系が3回、以下AD系、AM系、AP系が2回で続く
・血統的には父サンデー系が基本的に有利だが、ノーザンダンサーの血や牝系にアメリカ型血統が目立つように持続力や馬力も問われる。これだけ見ても安田記念はタフなレースであることがわかる
~安田記念と東京芝1600mのその他のポイント~
【馬場・枠順】
・一流のマイラーだけでなく、スプリンターや中距離路線からも流れてくるためこのレースはレースレベルが高くなりやすくペースは流れやすい
・昨年はスローペースだが最後は持続ラップ。一瞬のキレだけでは難しい
・枠の有利不利はそこまで強くない。4日の東京芝レースは外枠が良い成績だったが、人気馬だったため単に実力だった可能性もある
・4日の東京芝レースは上がり最速だった馬がすべて勝っていた。ペースを問わず今の東京の馬場に上がりの速さは必須
・基本的には差し馬が有利(タフなレースになり前が止まるためと予想)
【年齢・性別・斤量】
・成績は4歳馬が一番いいが5歳、6歳も大きな差はない
・3歳馬は過去10年【0-0-1-2】。3着は昨年のシュネルマイスター
・牝馬は4年連続で連対中だが、グランアレグリア、アーモンドアイ、アエロリットという実力馬
【波乱度】
・過去10年で1番人気は【3-3-2-2】で勝率30%、連対率60%、複勝率80%と好成績
・2番人気が【1-0-1-8】と不調
以上から血統的には速い上がりを使える瞬発力と持続力レースに対応できる血を持つ馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
東京 安田記念(GⅠ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績、馬券妙味(SABCDEFG)の8段階で評価
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①カフェファラオ 牡5 福永 祐一
前走:22年フェブラリーS(GⅠ)1着
血統:F 能力:E 妙味:D
<血統構成>父アメリカンファラオ(AP)×母父モアザンレディ(TT)。母母父ミスワキ(EP)。
<血統分析・一言コメント>ご存知アメリカ型血統の塊。芝レースは3走前の函館記念以来の挑戦となるが、血統適正は合わないと言わざるを得ない。持ち前のパワーで追走は可能だろうが最後の爆発力は不足して勝負自体は厳しそう。
②ヴァンドギャルド 牡6 岩田 望来
前走:22年ドバイターフ(GⅠ)3着
血統:C 能力:D 妙味:B
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父モティヴェイター(ED)。母母父クエストフォーフェイム(EN)。
<血統分析・一言コメント>アメリカ、香港、UAEと渡り海外帰りで久々の国内戦となるが、状態は悪くなさそう。ディープにヨーロッパ型の馬力血統の組み合わせはダービー3着のアスクビクターモアに近く、今の東京の馬場も合いそう。富士S勝ちがあり、コース適性も期待できる。
前走:22年高松宮記念(GⅠ)2着
血統:E 能力:D 妙味:D
<血統構成>父ポイントオブエントリー(RB)×母父スキャットダディ(AD)。母母父クリスエス(RB)。
<血統分析・一言コメント>全成績で【6-4-0-4】で連対率は70%超の安定感が持ち味。サンデーやキングマンボの血を持たず、タフな持続戦では驚異的な力を発揮する。先行して抜け出ししぶとく脚を使うのが必勝パターンだとすると今回はもう少し上がりが求められそうだ。
④ダノンザキッド 牡4 川田 将雅
前走:22年中山記念(GⅡ)7着
血統:E 能力:D 妙味:E
<血統構成>父ジャスタウェイ(SS)×母父ダンシリ(ED)。母母父ダイイシス(EP)。
<血統分析・一言コメント>2歳時は無傷の3連勝でホープフルSを制覇。その後は故障もあってイマイチ安定感のない走りが続いている。スピードは保持しているが、古馬になってもう一段階の成長がここまでははっきり映らない。ローテ―ションも叩き良化型で休み明けはどうか。
⑤ホウオウアマゾン 牡4 坂井 瑠星
前走:22年マイラーズC(GⅡ)2着
血統:D 能力:D 妙味:C
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父アグネスタキオン(SS)。母母父エーピーインディ(AN)。
<血統分析・一言コメント>当コースは【0-0-0-2】。NHKマイルCは4人気9着、東京新聞杯は3人気12着とコース相性はイマイチか。府中だとより瞬発力が求められるためでこの血統からだと瞬発力の裏付けはとりにくい。前走阪神の稍重で好走しているように時計がかかるほうがいい。斤量2キロ増も不安要素となるが、人気は少しなさすぎる印象。
⑥カラテ 牡6 菅原 明良
前走:22年マイラーズC(GⅡ)7着
血統:D 能力:E 妙味:D
<血統構成>父トゥザグローリー(KK)×母父フレンチデピュティ(AD)。母母父パラダイスクリーク(AN)。
<血統分析・一言コメント>東京新聞杯覇者として挑んだ昨年のこのレースは13着と完敗だったが、その後も重賞でそれなりの成績を残している。2走前の中山記念では上がり最速をマークした。コース相性は【2-0-1-2】と悪くない。母父フレンチデピュティはこのレースに合いそうだが、ペースなどを考慮すると瞬発力は限界が見えていそう。
⑦ファインルージュ 牝4 武 豊
前走:22年ヴィクトリアマイル(GⅠ)2着
血統:B 能力:C 妙味:D
<血統構成>父キズナ(DI)×母父ボストンハーバー(AN)。母母父ダンスインザダーク(LS)。
<血統分析・一言コメント>昨年の秋華賞から3戦連続2着。決め手があと一歩足りずシルバーコレクターとなっているが、実力は十分で今回の牝馬大将格。母父ボストンハーバーからくるスピードが牡馬にも通用することは東京新聞杯で証明済。馬体も大きく初めての56キロも影響はなさそう。ダービーから浦和、門別などフル稼働で土曜日も調子が上がらなかったベテランジョッキーの疲労が少し心配…。
⑧イルーシヴパンサー 牡4 田辺 裕信
前走:22年東京新聞杯(GⅢ)1着
血統:A 能力:D 妙味:C
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父キングカメハメハ(KK)。母母父ストームキャット(AD)
<血統分析・一言コメント>4連勝で一気に重賞ウイナーとなりこの舞台へやってきた上がり馬。サンデー系×キングマンボ系にストームキャット持ちというザ府中のような血統。当コースは負けなし3勝で、前走の東京新聞杯では33秒1という高速上がりも対応。相手強化に加え上昇中ゆえに反動だけが怖いが、適性は間違いないだろう。
⑨シュネルマイスター 牡4 ルメール
前走:22年ドバイターフ(GⅠ)8着
血統:B 能力:B 妙味:E
<血統構成>父キングマン(ED)×母父ソルジャーホロウ(ED)。母母父ハイエストオナー(EN)。
<血統分析・一言コメント>昨年のこのレース3着馬。スピードの塊である種牡馬キングマンの存在を日本に知らしめた張本人。牝系は少し重厚な印象を受けるが、そんなイメージお構いなしな瞬発力を見せ、マイル界の中心となった。心配なのは前走ドバイ8着からの海外帰り。それでも国内複勝率100%の安定感は伊達ではない。
⑩エアロロノア 牡5 幸 英明
前走:22年マイラーズC(GⅡ)5着
血統:D 能力:F 妙味:E
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父ロックオブジブラルタル(ED)。母母父サンデーサイレンス(LS)。
<血統分析・一言コメント>牝系は名馬溢れる「エア一族」。母父のロックオブジブラルタルはヨーロッパでGⅠ7勝と活躍したマイラー。馬力と持続力はエアロロノア自身も母父影響をもちろん受けており、マイルから1800mで結果を出してきた。昨冬のリゲルSでは32秒6の上がりを繰り出しているように高速馬場にも対応はできる。不安材料は相手は大幅強化になる点と初めての東京遠征か。
⑪カテドラル 牡6 戸崎 圭太
前走:22年ダービー卿CT(GⅢ)9着
血統:E 能力:F 妙味:F
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父ロックオブジブラルタル(ED)。母母父アレッジド(EM)。
<血統分析・一言コメント>昨年は東京新聞杯で12番人気2着、京成杯AHで7人気1着となるなど穴馬券に貢献。しかし今年に入りその実力は少し影を潜めている。血統からは瞬発力と決め手に少し欠ける印象がある。後方一気を得意とする脚質上どうしても展開に左右されるため安定感はないが、前が潰れる展開でツボにはまった末脚は一撃あっても不思議ではない。
⑫ダイアトニック 牡7 岩田 康誠
前走:22年高松宮記念(GⅠ)14着
血統:F 能力:E 妙味:F
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父サンデーサイレンス(LS)。母母父アレミロード(EM)。
<血統分析・一言コメント>唯一の7歳馬。今年に入ってからも元気いっぱいで阪急杯を制したように衰えはあまり感じられない。58キロでも函館SSを制しており、斤量に全く問題はない。久々のマイルだが距離もそこまで心配はなくズブくなってくるため距離延長自体はプラスか。ただ距離延長のレースのためペースを守れるかが重要になってくる。
⑬ソングライン 牝4 池添 謙一
前走:22年ヴィクトリアマイル(GⅠ)5着
血統:C 能力:C 妙味:E
<血統構成>父キズナ(DI)×母父シンボリクリスエス(RB)。母母父アグネスタキオン(SS)。
<血統分析・一言コメント>しっかりとした強さを見せたと思ったらあっさり負けてしまうようなつかみどころのない競馬がこの馬のある意味持ち味かもしれない。前走は海外帰りで距離延長。さらに内枠とはいえ馬場の痛みもあり、3角で躓く不利もあった。当コースは【2-1-0-1】と好相性。ただ血統で判断すれば瞬発力より持続力の血統でそこが今回のレースでは生きない可能性もある。
⑭ソウルラッシュ 牡4 浜中 俊
前走:22年マイラーズC(GⅡ)1着
血統:D 能力:D 妙味:C
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父マンハッタンカフェ(LS)。母母父ストームキャット(AD)。
<血統分析・一言コメント>父、母父をみてもやはり中距離血統というイメージ。新馬戦は2000でデビューしその後2000m前後を使ったことからもそういった見解だったはずだが、マイルに転向後4連勝。前走では上がり最速を記録してGⅡを制した。馬力、スタミナを生かした追い込みが武器で中山、阪神から東京になることはプラスに働きにくいと考える。
⑮セリフォス 牡3 藤岡 佑介
前走:22年NHKマイルC(GⅠ)4着
血統:A 能力:C 妙味:B
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)×母父ルアーヴル(EN)。母母父フリーダムクライ(ED)。
<血統分析・一言コメント>果敢にチャレンジしてきた3歳の雄。「ダイワメジャー産駒なのにこれほどキレる脚があるのか」と思ったのが2歳時のこの馬のイメージ。母父ルアーヴルの影響だろう。この馬の評価が分かれているのは前々走と前走だ。前々走の朝日杯FSでは後のダービー馬と1/2馬身で2着。皐月賞馬には完勝した。しかし、前走のNHKマイルCは4着に敗れ波乱を呼んでしまった。ただこの時の枠、展開がこの馬に向かなかったのは言うまでもない。54キロと大幅の斤量減を生かして古馬たちに挑む。
⑯レシステンシア 牝5 横山 武史
前走:22年ヴィクトリアマイル(GⅠ)3着
血統:E 能力:D 妙味:C
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)×母父リザードアイランド(ED)。母母父ポリグロート(ED)。
<血統分析・一言コメント>ダイワメジャー産駒の牝馬らしく1200mでも通用するスピードと粘りが長所。前走のヴィクトリアマイルは決してスローペースだったわけではないが結果としては上位を先行馬が多く占める先行有利の馬場。2番手を追走したこの馬は恵まれた。このように先行力と粘り強さで勝負するタイプだが、今回の安田記念は上がりが必須。先行力を生かすなら内~中枠の方が良く、適性としては難しそうだ。ただし前日で10番人気は少し馬鹿にされ過ぎな気もするが…。
⑰サリオス 牡5 レーン
前走:22年高松宮記念(GⅠ)15着
血統:E 能力:E 妙味:E
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父ロミタス(ED)。母母父タイガーヒル(ED)。
<血統分析・一言コメント>この馬に関して筆者は2000m以上を使ってくれと言い続けている(笑)姉のサラキアもそうであったようにハーツクライにドイツの馬力血統で長所が生きると考えているからだ。しかし、2歳~3歳前半時に仕上げ切ったその馬体はハーツクライの成長力を考慮してもここからもう一段階上げることは難しいだろう。前走は1200mGⅠに出走と迷走も甚だしい。マイルでの上積みはないと考えてここは軽視したい。
⑱ナランフレグ 牡6 丸田 恭介
前走:22年高松宮記念(GⅠ)1着
血統:D 能力:D 妙味:B
<血統構成>父ゴールドアリュール(DS)×母父ブライアンズタイム(RB)。母母父タマモクロス(EN)。
<血統分析・一言コメント>高松宮記念は度肝を抜かれた。内が伸びる馬場だったとはいえ、フルゲートのあの状況をさばいたお見事な騎乗だった。ゴールドアリュールらしくダートでデビューしたこの馬だが、ハッキリ言ってゴールドアリュールのイメージを持ち続けるとやられてしまう。それぐらい上がりのスピードは素晴らしいものがある。スプリント戦でもペースに惑わされず追走ができ最後に速い上がりを使えるのはこのレースに通じるものがある。脚を溜める能力があるだけに大外枠だけは大きなマイナス。距離延長プラス大外枠を克服できるかがポイントになりそうだ。
~安田記念血統予想~
◎⑧イルーシヴパンサー
〇⑮セリフォス
▲⑦ファインルージュ
△⑨シュネルマイスター
△②ヴァンドギャルド
△⑱ナランフレグ
△⑭ソウルラッシュ
馬券妙味を考えてシュネルマイスターは押さえまで。あくまで本命馬から勝負です!!
【買い目】
単 勝 ◎
馬 連 ◎-〇▲
ワイド ◎-②⑭⑱
3連複 ◎ー〇▲ー〇▲⑨②⑭⑱
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