2022ファルコンS(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は3歳マイル王を決めるNHKマイルCの前哨戦「ファルコンS(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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3月19日 2022ファルコンS(GⅢ)血統予想
~ファルコンSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去7年)
・母父はディープインパクトが2回
<系統のワン!ポイント>(過去7年)
・父ED系が5回好走。SS系が4回と続く
・母父はAP系、EP系、SS系が3回ずつ好走でトップタイ
・父母父はED系が11回と圧倒的に好走
・母母父はAD系が6回好走、AN系、ED系が3回、EN系が2回で続く
~ファルコンSと中京芝1400mのその他のポイント~
【馬場・枠順】
・枠順はそこまで極端な傾向はなくフラット
・1枠、3枠、5枠となぜか奇数枠やや有利か
・ペースが速くなりやすいため、後方一気も決まるパターンあり。差しは決して不利ではない
・良馬場以外の時こそ、上がり最速馬が馬券に絡みやすく、前が厳しくなる。差し馬を積極的に狙いたい
【年齢・性別・斤量】
・牝馬はずっと活躍していなかったが、19年、20年と2年連続で馬券になった
【波乱度】
・1番人気の勝利は14年まで遡る。過去5年は【0-2-0-3】
・なぜか3番人気が好走。過去5年は【3-1-0-0】
・意外にも2ケタ人気の馬は馬券に絡まず15年のタガノアザガル(14人気1着)まで遡る
【その他】
・1600mからの距離短縮組が好走
以上から血統的にはノーザンダンサー系の血を重視してタフな中でも上がりを使える馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 ファルコンS(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
血統構成、血統分析・一言コメント
の順に表記
①プルパレイ 牡3 M・デムーロ
(SS系×AP系)
前走:22年クロッカスS(L)2着
BP:22年クロッカスS(L)2着
血統:D 能力:C
<血統構成>父イスラボニータ×母父フサイチペガサス。母母父ホーリーブル。
<血統分析・一言コメント>GⅠでは通用しきれかったがこのメンバーでは実力上位。血統的にも距離は合いそうだが、前走同距離。
②ヴィアドロローサ 牡3 吉田隼
(KK系×DI系)
前走:22年マーガレットS(L)8着
BP:21年すずらん賞(OP)1着
血統:D 能力:D
<血統構成>父ロードカナロア×母父ディープインパクト。母母父コジーン。
<血統分析・一言コメント>成長してきて1200mでは忙しくなってきたか。この馬に関しては距離延長はプラスになりそう。
③タイセイディバイン 牡3 松若
(KK系×LS系)
前走:22年あすなろ賞(1勝ク)6着
BP:21年未勝利1着
血統:F 能力:F
<血統構成>父ルーラーシップ×母父ダンスインザダーク。母母父ドクターデヴィアス。
<血統分析・一言コメント>ステイヤーでもおかしくない馬力とスタミナ血統の組み合わせ。スピード不足で実力は劣るが持続力を生かす競馬で活路を見出したい。
④カジュフェイス 牡3 田辺
(DI系×TT系)
前走:22年マーガレットS(L)9着
BP:22年もみじS(OP)1着
血統:C 能力:D
<血統構成>父エイシンヒカリ×母父デヴィルズバッグ。母母父ニジンスキー。
<血統分析・一言コメント>朝日杯FSでは積極的にハナを奪うもペースはかなり厳しかった。前走は400mの距離短縮でさらに厳しいペース。まずはマイペースで逃げたい。三代までにノーザンダンサー系2本を内包。当コースは未勝利勝ちの舞台
⑤ショウナンハクラク 牡3 坂井
(ED系×DI系)
前走:22年未勝利1着
BP:22年未勝利1着
血統:C 能力:F
<血統構成>父フランケル×母父ディープインパクト。母母父イルーシヴクオリティ。
<血統分析・一言コメント>好走が続いてはいたが、徐々に距離を下げて7戦目でなんとか初勝利。相手が強化されてどこまで。一応血統では父ノーザンダンサー系で当コースは【1-0-1-0】と好相性。人気次第で狙ってみても。
⑥デヴィルズマーブル 牡3 福永
(AP系×EM系)
前走:22年1勝ク3着
BP:21年未勝利1着
血統:C 能力:E
<血統構成>父レイヴンズパス×母父モンズーン。母母父サドラーズウェルズ。
<血統分析・一言コメント>サンデーでもキンカメでもない日本的には非主流な血統が並ぶ。キレ勝負では分が悪く、タフな馬場になればチャンスがあっても。未勝利戦で当コース勝ち経験を持つ。
⑦ナムラリコリス 牝3 泉谷
(SS系×SS系)
前走:22年紅梅S(L)6着
BP:22年函館2歳S(GⅢ)1着
血統:E 能力:C
<血統構成>父ジョーカプチーノ×母父マツリダゴッホ。母母父パントレセレブル。
<血統分析・一言コメント>2歳重賞勝ち馬。短距離で活躍馬を生み出す少し地味なサンデー系の配合。三代までにノーザンダンサー系2本内包
⑧トウシンマカオ 牡3 戸崎
(JN系×LS系)
前走:22年クロッカスS(L)1着
BP:22年クロッカスS(L)1着
血統:C 能力:B
<血統構成>父ビッグアーサー×母父スペシャルウィーク。母母父ウッドマン。
<血統分析・一言コメント>大崩れしない安定感が持ち味。唯一掲示板を外した朝日杯FSも先行した馬の中では最先着。スピードを持っており、このメンバーでは実力上位。反動だけが気になる。
⑨エイシンシュトルム 牡3 石川
(DI系×AN系)
前走:22年共同通信杯(GⅢ)11着
BP:21年南部駒賞(盛岡)1着
血統:F 能力:G
<血統構成>父エイシンヒカリ×母父タピット。母母父アンブライドルズソング。
<血統分析・一言コメント>実績的には地方ダート3勝。血統的にも米血統がスピードではなくパワーと出てここでは挑戦者。
⑩ベルウッドブラボー 牡3 丸山
(DI系×AD系)
前走:22年ジュニアC(L)2着
BP:22年ジュニアC(L)2着
血統:C 能力:D
<血統構成>父シルバーステート×母父ヨハネスブルグ。母母父フジキセキ。
<血統分析・一言コメント>弥生賞のインダストリアは5着。そのインダストリアに2馬身半敗れたジュニアC。地力は持っているが決め手に欠ける。血統的には1600mの方が向きそうだが、このレースは距離短縮が好走傾向でプラスに出れば。母父ヨハネスブルグはアメリカ型だが芝適性も持つノーザンダンサー系。
⑪ナバロン 牡3 川又
(LS系×JN系)
前走:22年1勝ク5着
BP:21年未勝利1着
血統:F 能力:F
<血統構成>父ブラックタイド×母父サクラバクシンオー。母母父スキャン。
<血統分析・一言コメント>カルストンライトオなどと同じスピード一族出身。昨年9月の札幌未勝利で勝利してから目立った好走はない。まずは立て直して。
⑫ニシノレバンテ 牡3 内田
(SS系×AD系)
前走:21年黒松賞(1勝ク)1着
BP:21年福島2歳S(OP)2着
血統:F 能力:E
<血統構成>父イスラボニータ×母父フレンチデピュティ。母母父ノーザンテースト。
<血統分析・一言コメント>適性距離は短そうなスピード血統。力自体は底を見せていないが好走はすべて1200m。ローテ的には強く推しにくいが牝系は2本ノーザンダンサー系。
(DI系×EN系)
前走:22年1勝ク1着
BP:22年1勝ク1着
血統:B 能力:D
<血統構成>父サトノアラジン×母父ダルシャーン。母母父ヌレイエフ。
<血統分析・一言コメント>牝系を見てもどちらかといえば”タフ”な血統だろう。上がりは3位いないをマークしたことが1度もなく、先行からの持続力で勝負してきた。もう一つ成長力があればチャンスがあっても。三代までにノーザンダンサー系2本内包も心強い。懸念は初の西遠征。
⑭オタルエバー 牡3 幸
(KK系×ED系)
前走:21年朝日杯FS(GⅠ)12着
BP:21年新潟2歳S(GⅢ)3着
血統:B 能力:D
<血統構成>父リオンディーズ×母父リダウツチョイス。母母父サンデーサイレンス。
<血統分析・一言コメント>朝日杯FSでは穴に推す声も多い中、12着と凡走。やはりハナを切る競馬が向くのだろう。1400mは連対率100%で距離短縮でもう一度。母父は豪州型ノーザンダンサー系の代表格。
⑮ウインマーベル 牡3 松岡
(AP系×SS系)
前走:21年中京2歳S(OP)2着
BP:21年福島2歳S(OP)1着
血統:C 能力:D
<血統構成>父アイルハヴアナザー×母父フジキセキ。母母父ニジンスキー。
<血統分析・一言コメント>21年は8戦を消化。これが休み明け初戦。仕上がり具合は気になるが血統的には距離はもう少し長くても良さそうで、距離延長が大幅なマイナスになるとは考えにくい。
⑯ティーガーデン 牡3 横山武
(KK系×RB系)
前走:21年ひいらぎ賞(1勝ク)1着
BP:21年ひいらぎ賞(1勝ク)1着
血統:B 能力:E
<血統構成>父ドゥラメンテ×母父シンボリクリスエス。母母父アグネスタキオン。
<血統分析・一言コメント>先日のサウジでも勝利したソングラインの半弟。東の異なる競馬場でマイルを連勝。速い上がりも使え、そこを見せてない能力は魅力的。多少タフでも血統的には問題なさそう。
⑰デュガ 牡3 武豊
(AD系×AP系)
前走:21年1勝ク1着(クロッカスS出走取消)
BP:21年1勝ク1着
血統:D 能力:E
<血統構成>父プラクティカルジョーク×母父カナディアンフロンティア。母母父ガジ。
<血統分析・一言コメント>デビュー戦はオープン特別。鳴り物入りで入ってきたこの馬も重賞ではまだ力を発揮できていない。1400m適性は高く、自分の競馬ができれば。
⑱ウインバグース 牡3 和田竜
(RB系×DS系)
前走:22年1勝ク1着
BP:22年1勝ク1着
血統:D 能力:F
<血統構成>父モーリス×母父ゼンノロブロイ。母母父シングスピール。
<血統分析・一言コメント>1勝クラスの壁にここ2戦は跳ね返されている。血統のイメージではもう少し長い距離をゆったり走ることに向きそう。できるだけタフな馬場と展開になってほしいところではある。
~ファルコンS血統予想~
◎⑩ベルウッドブラボー
〇⑯ティーガーデン
▲⑬レディバランタイン
△⑥デヴィルズマーブル
△⑧トウシンマカオ
△⑭オタルエバー
△①プルパレイ
本当はこの中でおそらく1番速い上がりを使える①プルパレイを本命にしようと思っていたのですが、1400mという主流血統でなくても活躍できる舞台に加えてこの雨で流れの厳しいタフなレースになると読みました。
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