2022フェアリーS(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は春を夢見る少女たちの戦い「フェアリーS(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
1月9日 2022フェアリーS(GⅢ)血統予想
~フェアリーSの過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
・過去5年、馬券になった馬はすべてサンデーの血を父か母父に持っていた
・父ディープインパクト、が好走数3回で1位、クロフネ、ハーツクライが好走数2回で2位
<系統の分析>
・父DI系が5回、LS系が4回と抜けて好走
・母父はAP系が4回でトップ。ED系、LS系が3回で2位タイと続く。DS系も2回と複数を記録
・父母父はヨーロッパ型血統が好走している。EN系が5回、ED系が4回とそれぞれ好走。
・母母父はED型、AD系が3回と好走。牝系にノーザンダンサー系の血が強い。(絶対数が多いことも影響しているが)
~フェアリーSと中山芝1600mのその他のポイント~
【馬場・枠順】
・土日の1600mの結果を見ると完全に内枠。外枠は不利
・開幕週らしく芝コースは全体的に内が有利
・最初の2コーナーまでの距離が240mと短いため外枠の先行馬が不利
・基本的には内からの先行が有利だが、3歳初期にとってはタフなコースでペースが速い場合は前が急坂で失速し差し馬が逆転することも
【年齢・性別・斤量】
・同条件なので分析なし
【波乱度】
・1番人気で勝ったのは過去5年でゼロ。過去10年に延ばしても14年のオメガハートロック1頭。
・1番人気の連対馬は14年のオメガハートロック(1着)、17年のアエロリット(2着)の2頭だけ。信頼度は非常に低い
・過去3年はすべて3番人気が1着
・過去5年で馬券に絡んだ15頭の内、実に11頭が前走で1着だった。勢いが非常に大事(勢いを生かせる血統が強い)
【その他】
・昨年は上がり順位上位が3頭で決着。もちろん上がりの瞬発力は必要だが、34秒中盤から35秒前半くらい
・このレースは差しが決まる。以前は逃げ、先行馬の方が向いていたが、ここ数年は差し決着となることが多い(ペースもある程度流れる傾向がある)
以上から
前走からの勢いが生かすことができる馬
血統的には道中で折り合うことができ、瞬発力を使える馬
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 フェアリーS(GⅢ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
血統、近走からのコメント
の順に表記
①エバーシャドネー 牝3 藤岡佑(KK系×LS系)
血統:D 能力:D
<血統分析>父ルーラーシップ×母父ハーツクライ。母母父インディゴシャイナー。トニービンの3×4クロス。血統的にはまだまだ成長力がありそうだが、やはり馬力勝負が似合う。
<一言コメント>12月の新馬戦から中3週で挑む。そこで負かしたマテンロウオリオンは9日にシンザン記念を制覇。レースレベルが高かったことは言うまでもない。気になるのは輸送くらいか。
②ビジュノワール 牝3 大野(LS系×ED系)
前走:21年新馬(中山・芝1600m)1着
BP:21年新馬(中山・芝1600m)1着
血統:D 能力:E
<血統分析>父キタサンブラック×母父ホワイトマズル。母母父トニービン。母グーデグレイスはローズS3着。半姉フラーズダルム(父キズナ)は新潟2歳S3着。血統的には瞬発力がやや足りない配合。
<一言コメント>新馬戦の舞台は当コース。レースレベルが高かったはわけではないが、そのレース運びは盤石で1.4倍の人気に応える完勝だった。今回はメンバーが強くなり、鞍上も乗り替わるが当コースの経験は大きなアドバンテージだ。
③スターズオンアース 牝3 石橋(KK系×AP系)
前走:21年赤松賞(1勝ク)3着
BP:21年未勝利(東京・芝1800m)1着
血統:B 能力:D
<血統分析>父ドゥラメンテ×母父スマートストライク。母母父モンズーン。母母のスタセリタは仏オークス、ヴェルメイユ賞などGⅠ6賞の名馬。近親にオークスなどGⅠ2勝のソウルスターリングやアルテミスSの勝ち馬シェーングランツがいる。
<一言コメント>新馬戦は夏の新潟。”ド”がつくほどのスローペースや馬場状態に加え新潟コースの高速持続戦を考慮しても上がり32秒6は才能の片鱗。前走の赤松賞では決め手比べで3着と敗れたが、勝ったのは阪神JF1人気となるナミュールで厳しい勝負だった。初の右回りと相手関係でどうか。
④ニシノラブウインク 牝3 三浦(RB系×SS系)
前走:21年未勝利(東京・芝1600m)1着
BP:21年未勝利(東京・芝1600m)1着
血統:C 能力:F
<血統分析>父エピファネイア×母父アグネスタキオン。母母父カーリアン。半姉のニシノアカツキ(父オペラハウス)はフェアリーS2着。血統適正はありそうだが決め手に欠ける印象。
<一言コメント>当コースは2着1回。ここまで既に5戦を消化しているが常に速い上がりをマークしており相手なりに走るタイプ。3走前の未勝利戦は阪神JFを制すサークルオブライフの2着。今回6戦目となるが中6週で疲れの心配はない。決め手勝負になると少し苦しいか。
⑤スクルトゥーラ 牝3 横山武(KK系×ED系)
前走:21年新馬(東京・芝1400m)1着
BP:21年新馬(東京・芝1400m)1着
血統:B 能力:D
<血統分析>父ロードカナロア×母父ハービンジャー。母母父サンデーサイレンス。母母ハッピーパスは京都牝馬Sの勝ち馬。近親に東スポ杯2歳Sの勝ち馬コディーノやフローラSの勝ち馬チェッキーノがいる名牝系一族。
<一言コメント>新馬戦は10月の東京の稍重の芝。新馬戦らしいややスローペースで前残りの流れだったが最速の34秒3の末脚で先行した3頭を差し切る競馬は強かった。今回は2カ月半の休み明けでリフレッシュは十分。場は東京から中山に替わって距離が延びる。このあたりがどうか。
⑥スピードグラマー 牝3 木幡育(AD系×AP系)
前走:21年未勝利(中京・芝1600m)1着
BP:21年未勝利(中京・芝1600m)1着
血統:F 能力:F
<血統分析>父イントゥミスチーフ×母父ペションヴィル。母母父ソヴリンダンサー。
<一言コメント>4戦目でなんとか初勝利しこの舞台に駒を進めた。ダートでも通用する先行力は大きな武器。しかし、相手関係強化でキレやスピードが足りないのでは。
⑦ブルトンクール 牝3 菅原明(RB系×RB系)
前走:21年未勝利(中京・芝1800m)1着
BP:21年未勝利(中京・芝1800m)1着
血統:G 能力:F
<血統分析>父エピファネイア×母父グラスワンダー。母母父サンデーサイレンス。近親にシンガポール航空国際C(GⅠ)など重賞3勝のシャドウゲイトがいる。
<一言コメント>過去4戦4つの競馬場を経験し、前走ようやく初勝利。理想としては前走同様に楽なペースで逃げたいだろうが、このメンバーで通じるかどうか。
前走:21年新馬(東京・芝1800m)1着
BP:21年新馬(東京・芝1800m)1着
血統:D 能力:D
<血統分析>父オルフェーヴル×母父キングカメハメハ。母母父フジキセキ。母母のブルーリッジリバーは桜花賞、フェアリーSとも2着。半兄のブラックホール(父ゴールドシップ)は札幌2歳Sの勝ち馬。
<一言コメント>新馬戦は牡馬相手に18頭のフルゲートで先行からメンバー2位の33秒9の上がりで完勝。前走は関西遠征で馬体重減。さらにゲートでうるさいところをみせレースどころではなかった。距離短縮で気性さえコントロールできれば好勝負必須。
前走:21年新馬(東京・芝1600m)1着
BP:21年新馬(東京・芝1600m)1着
血統:C 能力:E
<血統分析>父キングカメハメハ×母父フジキセキ。母母父プレザントコロニー。近親に高松宮記念連覇など重賞7勝のキンシャサノキセキがいる。
<一言コメント>新馬戦は2着以下のその後の結果を見る限り高レベルとは言えないが、後方待機から最後はメンバー最速の34秒0の上がりで快勝。末脚は確実なものがありそうで底知れぬ実力を発揮できれば。
⑩スプリットザシー 牝3 丸山(DI系×AD系)
前走:21年朝日杯FS(GⅠ)10着
血統:D 能力:E
<血統分析>父ディープインパクト×母父ベラミーロード。母母父プルピット。母ランドオーバーシーはフェアグラウンズオークス(米ダートGⅡ)の勝ち馬。勢いに乗ると走りだすディープ産駒というイメージ。
<一言コメント>新馬戦は阪神マイルで完勝。2戦目は阪神JFに出走できず、朝日杯FSに挑戦するも結果は10着と完敗。力不足だったが、今回のメンバーならやれてもおかしくない。ただ急坂コースより平坦コースの方が向きそうな感もあるが。
⑪ウラカワノキセキ 牝3 津村(AD系×SS系)
前走:21年未勝利(中山・ダ1200m)1着
BP:21年未勝利(中山・ダ1200m)1着
血統:F 能力:G
<血統分析>父ヘニーヒューズ×母父フジキセキ。母母父ダンシングブレーヴ。やはり芝マイルよりダート戦の方が向きそう。
<一言コメント>キャリア2戦はすべてダート。今回初の芝挑戦が重賞。未知数なところは否めないが先行するのはおそらく間違いない。距離延長に加え急坂をこなすスタミナや馬力を持ち合わせているかがカギとなりそうだ。
⑫ユキヤナギ 牝3 勝浦(AP系×LS系)
前走:21年つわぶき賞(1勝ク)7着
BP:21年未勝利(新潟・芝1400m)1着
血統:F 能力:F
<血統分析>父パドトロワ×母父ダンスインザダーク。母母父エーピーインディ。母母のサヤカはフラワーCの勝ち馬。こちらもダート名血がちらほら。距離延長は合わなそうな血統構成。
<一言コメント>2戦目の未勝利戦で初勝利もその後2戦はなかなかいいところなく掲示板にも載れず厳しい戦いを強いられている。距離延長もプラスに働く可能性は低そうで。
⑬ヴァンルーラー 牝3 戸崎(KK系×AD系)
前走:21年アルテミスS(GⅢ)9着
BP:21年未勝利(阪神・芝1600m)1着
血統:E 能力:E
<血統分析>父ルーラーシップ×母父フォレストキャンプ。母母父サマースコール。スピード自体は悪くないが、サンデーを持たない配合で瞬発力に不安も。
<一言コメント>3戦目の未勝利戦で初勝利。3番手追走から33秒6というメンバー1位の上がりを使ったが、道中のペースはスローで恵まれたレースだった。前走のアルテミスSでは見せ場なく9着と惨敗。2カ月の休み明けで巻き返しを図る。
⑭ポケットシンデレラ 牝3 菱田(RB系×EN系)
前走:21年新馬(中山・芝1800m)1着
BP:21年新馬(中山・芝1800m)1着
血統:F 能力:E
<血統分析>父エピファネイア×母父ジャングルポケット。母母父サンデーサイレンス。母母シャイニンルビー。一言で言えば「タフ」な血統。
<一言コメント>実戦は12月の新馬戦の1度だけ。外から積極的にハナに立つとペースを落ち着かせ11番人気の低評価を覆す勝利。中山適性を見せて高配当を演じた。逃げ馬がはっきりしなければこの馬がハナを切る可能性もある。
⑮テーオーシャルマン 牝3 横山和(KK系×LS系)
前走:21年なでしこ賞(1勝ク・ダート)10着
BP:21年新馬(中京・ダ1400m)1着
血統:F 能力:G
<血統分析>父ラブリーデイ×母父ステイゴールド。母母父クロフネ。血統からは芝マイルに必要な瞬発力はあまり読み取れない。
<一言コメント>ここまで消化した2戦はすべてダート。新馬戦では中京のタフなダートで好走したが、前走のなでしこ賞ではスタ―トから行き脚が付かずに出番なし。休養明けでの再戦でこの舞台は相手が強そうだが、ベストを尽くしたい。
⑯フィールシンパシー 牝3 坂井(ED系×LS系)
前走:21年未勝利(中山・芝1600m)1着
BP:21年未勝利(中山・芝1600m)1着
血統:E 能力:E
<血統分析>父ベーカバド×母父ダンスインザダーク。母母父フォーティナイナー。近親に兵庫CSの勝ち馬インタータイヨウがいる。血統字面では芝マイルのイメージはあまりなく、中長距離のダートとかが合いそうなイメージ。
<一言コメント>新馬戦では東京マイルを3番手で追走したが、前が止まらぬ流れでとらえきれなかった。前走は当コースと同じ舞台。終始先団を走り、先団3頭の叩き合いを凌ぐ勝利。時計も高評価できる内容だった。今回は鞍上強化だが、減量騎手からの変更で結果的にはプラス3キロ背負うことになる。この辺の兼ね合いがどうか。
以下は血統出馬表となります。
~フェアリーステークス血統予想~
◎③スターズオンアース
〇⑤スクルトゥーラ
▲④ニシノラブウインク
△⑨エリカヴィータ
△⑧ライラック
△⑩スプリットザシー
△①エバーシャドネー
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