犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023サウジアラビアRC(GⅢ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「サウジアラビアRC(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

毎日王冠の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

京都大賞典の血統分析はこちらから↓↓

・アップされるまでお待ちください

 

 

 

 

 

10月7日 2023サウジアラビアRC(GⅢ)血統予想

 

サウジアラビアRCの過去血統傾向~

 

 



※14年いちょうSから重賞に昇格

基本的に条件は同じなので基本の過去10年で集計

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

・父の好走数  日本型 18回  北米型  2回  欧州型 10回

・母父の好走数 日本型  6回  北米型 10回  欧州型 14回

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父日本型サンデー系ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内18頭。東京のマイルという瞬発力が求められやすい舞台だけあって父サンデー系ディープ系)にとっては非常に相性が良いレース。

種牡馬別に分析するとディープインパクトが4回、ダイワメジャールーラーシップが3回、キングカメハメハネオユニヴァースハーツクライロードカナロアが2回ずつ馬券になっている。

・ディープ直仔はもう出てこないが、22年は同じディープ系ダノンバラード産駒が2着、シルバーステート産駒が3着と好走した。

・サンデー系以外ではキングマンボ系に注目。以前はキングカメハメハ産駒も好走し、その要素を現在はロードカナロアルーラーシップが受け継いでいる。昨年はルーラーシップ産駒のドルチェモアが勝利したが、2、3着が多いのも特徴。切れ味勝負になるとヒモまでといったイメージか。ちなみにドルチェモアの母父はディープインパクトだった。

・ここで血統の面白い話を一つ。上の表をもう一度見てほしい。20年だけ血統傾向が全く違うのがおわかりいただけると思う。この年は雨で不良馬場にもかかわらず、前傾ラップでレースが進んだ年。

1着はステラヴェローチェ(父バゴ

2着インフィナイト(父モーリス

3着セイウンダイモス(父ローエングリン

と上位はすべて馬力溢れる欧州血統。人気どころではキングストンボーイ(2人気5着・父ドゥラメンテ)やダディーズビビッド(4人気10着・父キズナ)と主流血統がことごとく凡走している。血統予想の代名詞のようなレースと考えてほしい。馬場がタフなときはこういったことも頭に入れておきたい。

 

 

サウジアラビアRCのレース質~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

※今回は基本的に重賞昇格後の14年からを集計対象とする

 

今回の注目ポイントは

【枠順】・・・過去9年では勝率は5枠6枠、連対率は5枠複勝率は8枠がそれぞれトップだった。開幕週で内がダメなことはないが、外枠の好走が目立つのは興味深い。

【ローテ】・・・過去9年の3着内トップは前走新馬(15回)。未勝利組(7回)、新潟2歳S組(3回)と続く。前走OPや重賞を使った組より新馬勝ち組が走るのはなかなか面白いデータだ。新馬戦についてもう少し細かく見ていくと前走で新潟1600mを使った馬が4回、東京1600mを使った馬が3回、中京1600m阪神1600mを使った馬が2回ずつ馬券になっている。前走マイル組は素直に評価をし、できれば東の競馬場を使った馬がよい。しかしながら一方で前走中山組は全く馬券に絡んでいない。間隔は詰めていると不利で最低でも中4週はほしいところ。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース2回、ミドルペース3回、スローペース4回。メンバーによって流れる年もあるが、基本的には落ち着いたペースになることが多く、最後で33秒~34秒の速い上がりが求められる。

【騎手】・・・ルメール騎手が2勝2着2回で4回馬券になっている。戸崎騎手は勝利こそないが、近4年で3回馬券になっており、過去9年で4回の馬券内はルメール騎手と並びトップタイ。横山典騎手は過去9年で3勝もしている。

【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・過去9年の馬券内は牡馬21頭牝馬6頭と牡馬有利。勝ち馬に限れば牡馬8頭、牝馬はグランアレグリア1頭しか勝っていない。また関東の重賞だが、勝率、連対率、複勝率すべてにおいて関西馬が上回っている。

 

~気になる血統馬~

 

▼ボンドガール

ダイワメジャーは現在20歳を超えて大ベテランの域に達しているが、まだまだ活躍馬を出し続けるスーパー種牡馬だ。サンデー系の活躍種牡馬の中では距離適性がやや短いことが多く、マイル前後での活躍馬が多い。基本的には先行から粘り強い持続力で勝負するのがダイワメジャー産駒の基本だが、重賞レベルまで勝ち上がる馬は母系から爆発力的なスピードやキレを受け継ぐ馬が多い。近年ではセリフォスなどがいい例だ。

ボンドガールは母系が北米ダートのスピード血統。サンデー系×北米血統は爆発的な瞬発力を生み出す例が多数ある。母父ティズウェイはスピードの塊であるマッチェム系、母母父はエーピーインディ系で性別の違いはあるが21年のサウジRCの勝ち馬コマンドラインに非常に近い。母コーステッドはBCジュヴェナイルFT2着。半兄のダノンベルーガ共同通信杯の勝ち馬。

(※参考)コマンドライン

 

 

 

▼ゴンバデカーブース

父ブリックスアンドモルタルは19年の全米年度代表馬。現役時代はペガサスWCT、BCターフなど北米GⅠ5勝。母父ディープインパクトは現代の日本競馬の代名詞ともいえる瞬発力血統。母アッフィラートは中山牝馬S3着、母母レディオブヴェニスは北米のロベルト系で芝重賞3勝。北米のストームバード系×ディープ系というのは今まではなかった組み合わせ。注目が集まる。

 

 

 

シュトラウス

最後に取り上げるのは人気を集めそうな1頭。父モーリスはロベルト系にも関わらずスピードがあり現役時代は日香でGⅠ6勝。母ブルーマンブラットはマイルCSの勝ち馬という良血。母父アドマイヤベガはサンデー系の中では目立つ種牡馬ではないが、Lサンデー系らしくスタミナなどを補強している。血統的に府中の長い直線で弾けるかどうかは未知な部分も多く血統的には微妙なところ。

 

 

 

サウジアラビアRC血統予想~

<血統出馬表>

 

・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

秋重賞の一つの楽しみでもあるのが2歳戦線。暮れの阪神JF、朝日杯FS、そしてホープフルSまでその戦いは続いていきます。まだまだ不透明さが多い2歳のメンバー。成長曲線において仕上がりが早い血統構成なのか、また力を出し切れるローテーションや枠順、脚質なのかということを分析してきた結果、私はこの馬から狙ってみることにします。

 

 

 

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

◎③ボンドガール

○②ゴンバデガーブース

▲①シュトラウス

 

印は上記3頭のみ。馬券妙味を意識して買いますので

正直なところオッズ妙味がなさそうだと感じたら「見」するかもしれません。

いやもちろんレースは「見」ますけどね(笑)

 

 

皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!

 

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