2021武蔵野ステークス(GⅢ)予想
こんにちは。ちゃろです。
このページでは「武蔵野ステークス(GⅢ)」の血統予想を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
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11月13日 2021武蔵野ステークス(GⅢ)血統予想
~武蔵野ステークスの過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
・ダートの重賞らしく、父アメリカ型血統が優勢。サンデー系は不振だが、父サンデー系で好走する場合は母父にアメリカ型血統が必須
・父ゴールドアリュール、キングカメハメハが複数好走馬を出している
・母父スペシャルウィーク、アグネスタキオン、フレンチデピュティが複数好走馬を出している
・父アメリカ型血統を狙いたい。AP系、AN系、AD系の好走が目立つ。サンデー系はダートサンデー系(DS系)が好走している
・母父はLS系、AD系、AP系が多い
・父母父は昔はアメリカ型血統ばかりだったが、最近はヨーロッパ型血統も増えてきた傾向
・母母父はややヨーロッパ型血統が多い
~東京ダ1600mの血統傾向~
<良馬場>
※良馬場だと思いますが念のため道悪馬場傾向も載せておきます
<道悪>
<ワン!ポイント>(良馬場データ)
・3型では父は日本型が33%、アメリカ型は37%、ヨーロッパ型が30%
・3型で母父では日本型が32%、アメリカ型は37%、ヨーロッパ型が31%
・父は1位がKK系、AD系、AN系といったアメリカ型血統が続きます
・母父は数だけで判断すると1位はLS系でしたが、AD系、ED系とノーザンダンサー系やAP系も多数好走が目立ちます。
<東京ダ1600mの血統的ポイント>
父はKK系かアメリカ型血統
クラスが上がれば上がるほどサンデー系は厳しい
<その他のポイント>
・東京ダ1600mは芝スタートで外枠有利
・直線が長く逃げ切りは難しいが、追い込みの直線一気も難しい
・意外とこのレースは6歳馬、7歳馬でも好走するケースが目立つ
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
東京 武蔵野ステークス(GⅢ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭評価~
馬番 名前(血統組み合わせ)
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正コメント
の順に表記
①タガノビューティー(AD×LS)
BP:21年欅S1着
ヘニーヒューズ×Lサンデー系。コース適正は高い。近走ずっと安定しており重賞でも足りる能力だが、相手強化でどこまで。
②リアンヴェリテ(DS×AN)
BP:21年コーラルS1着
成績のいいゴールドアリュール産駒。全盛期は過ぎた感じこそあるが、春ぐらい走れれば。前走は無視してよい。
③ワンダーリーデル(ED×RB)
BP:21年フェブラリーS3着
8歳馬だが衰えているイメージはない。春のGⅠ3着の実力馬。この成長力は牝系のロベルトやリファールからくるもの。軽視禁物か。
④テイエムサウスダン(AP×AD)
アメリカ型血統×アメリカ型血統の組み合わせ。単調なスピード決戦になれば出番あり。しかし、東京の距離延長でどうか。
⑤ヒロシゲゴールド(AP×DS)
BP:21年マイルチャンピオンシップ南部杯2着
父サウスヴィグラスのスタミナでは足りないが、牝系から図太さとスタミナを補充。東京コースでは少しスタミナ、キレが不足している感は否めない。
⑥スリーグランド(AN×RB)
血統構成は悪くないが、東京のダートマイルはサンデー系でも走れてしまう馬場。重賞血統ではない。実力も少し足りないか。展開次第で。
⑦レピアーウィット(AD×EN)
BP:21年マーチS1着
ヘニーヒューズに牝系はナスルーラ系という構成。ヘニーヒューズのイメージよりスタミナがあり中山ダ1800m重賞を制しているのは牝系のスタミナから。しかし、東京ダートコースと適正は異なるか。
⑧バスラットレオン(DI×ED)
BP:21年ニュージーランドトロフィー1着
春は有力馬の1頭に挙げられながらも不完全燃焼で初ダート。キズナにサドラー、ケープクロス。血統的にはダートで向くわけがない。
⑨スマッシャー(AN×KK)
BP:21年ユニコーンステークス1着
アメリカ血統の名血であるエーピーインディ系のマジェスティックウォリアー産駒。母父はキンカメ×サンデーでスピードや日本適正を強化。前走の凡走だけが気がかり。
⑩ブルベアイリーデ(SS×EP)
BP:21年シリウスS3着
キンシャサ産駒でダート走る典型タイプ。芝ではスピードが足りずダートに活路を求め成功したタイプ。本質的なダート血統ではないので評価が難しいが、東京ダ1600なら好走してもおかしくない。
⑪オメガレインボー(AP×LS)
BP:21年エルムS2着
アイルハヴアナザー産駒で距離短縮はマイナスか。母父アグネスタキオン含めて血統適正はあり。当コース相性も良さそう。
⑫ワイドファラオ(AD×LS)
BP:21年さきたま杯3着
ヘニーヒューズにアグネスタキオンでどうしても早熟イメージがつきまとう。ピークは過ぎて厳しいか。
⑬サトノアーサー(DI×ED)
BP:21年東京新聞杯8着
ディープインパクト産駒が芝で結果が出ず、ここで初ダート。牝系もダートの血が薄く苦戦必須。
⑭エアスピネル(KK×LS)
BP:21年フェブラリーS2着、20年武蔵野S3着
春のクラシックから活躍していたことを考えればこの活躍は驚異的。完全にダート馬となった模様。8歳という年齢だけが唯一の不安要素か。
⑮ダイワキャグニー(KK×LS)
BP:21年毎日王冠4着
この馬もまさかの初ダート。血統構成的には走ってもおかしくないし、そもそも芝でもいわゆる「ダート的」なレースの進め方で勝ち星を重ねてきた。7歳になっていきなりこのメンバーと重賞ではどうか。
⑯ソリストサンダー(AD×LS)
BP:21年マイルチャンピオンシップ南部杯3着、20年武蔵野S2着
トビーズコーナー(AD)とサンデーの組み合わせ。昨年の好走からも適正は高い。前走から斤量減もプラスか。あとは体調だけ。
続いて出馬表です。
<良馬場>
~武蔵野ステークス(GⅢ)血統予想~
◎⑯ソリストサンダー
〇⑨スマッシャー
▲⑪オメガレインボー
△①タガノビューティー
△③ワンダーリーデル
△⑭エアスピネル
あたりを押さえておこうと思います。
皆様にとって素敵な競馬デーとなりますように!!!