2022日経新春杯(GⅡ)予想
こんにちは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は波乱の決着も起こり得るハンデキャップ重賞「日経新春杯(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼京成杯の血統分析はこちらから↓↓
1月16日 2022日経新春杯(GⅡ)血統予想
~日経新春杯の過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
・父ステイゴールド、ディープインパクトが好走数3回でトップ。キングカメハメハが2回と続く。
・母父はシングスピール、タニノギムレットが好走数2回でトップ。
<系統の分析>
・父LS系が好走数6回、DI系が4回と続く
・母父ED系が好走数4回、続いてAD系、RB系が3回、AP系が2回。ノーザンダンサー系に相性の良いレースということがわかる
・父母父はED系が6回、EM系が4回、EN系が2回とヨーロッパ型の好走が目立つ
・母母父はED系が4回、EP系が3回、AD系、LS系が2回好走している
~日経新春杯と中京芝2200mのその他のポイント~
【馬場・枠順】
・中京芝2000mは差し馬が有利。最後に坂もあるため持続力も要求される傾向があり、長距離向きの馬が有利。
・昨年からは中京開催
・京都開催ではやや内枠有利だったが、中京では顕著なバイアスはない
【年齢・性別・斤量】
・10年間7歳以上は馬券内なし
・4~6歳がバランス良く好成績。
・全体的に牡馬の活躍が圧倒的だが、昨年の中京開催では2着に牝馬が入った。
・斤量は55~56キロの実績馬が好成績。穴をあけたのは51キロ、52キロという軽ハンデ馬。
【波乱度】
・京都開催を含めれば近5年で1番人気は3勝だが、ここ2年は馬券内に絡めていない。
・中京開催の昨年は7人気、13人気、4人気で3連単は96万越えの大波乱。
【その他】
・中京開催の昨年は上がり上位3頭での決着。前走着順はあまり振るわず、巻き返しの結果となった。
・瞬発力よりも長く良い脚を使う持続力が求められやすい。
以上から血統的にはタフな条件に向くスタミナと持続力に長けた馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 日経新春杯(GⅡ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
血統、近走からのコメント
の順に表記
①モズナガレボシ 牡5 松山(JN系×AD系)
前走:21年チャレンジカップ(GⅢ)7着
BP:21年小倉記念(GⅢ)1着
血統:E 能力:D
<血統分析>父グランプリボス×母父クロフネ。母母父ダイイシス。
切れるタイプではない。グランプリボスはサクラバクシンオーの産駒だが、2000m前後はこなせるケースも多い。
<一言コメント>3走前の小倉記念の王者。冬も2000mの重賞に2戦チャレンジしたが、これといって結果は残せていない。得意の左回りで巻き返しを狙う。
前走:21年エリザベス女王杯(GⅠ)3着
BP:21年エリザベス女王杯(GⅠ)3着
血統:B 能力:C
<血統分析>父エピファネイア×母父キングカメハメハ。母母父サンデーサイレンス。母ディアデラマドレは府中牝馬Sなど重賞3勝。母母ディアデラノビアもフローラSなど重賞3勝。
今回注目のロベルトの血を持っている。牝系も重賞血統で好走必須か。
<一言コメント>近4走はすべて重賞で3着以内と非常に安定した走り。後方からの一辺倒で展開次第ではあるが、GⅠ3着の実績は確かなもの。実力は牡馬相手でも引けを取らない。
③マイネルウィルトス 牡6 川須(RB系×TT系)
前走:21年チャレンジカップ(GⅢ)6着
BP:21年アルゼンチン共和国杯(GⅡ)2着
血統:C 能力:C
<血統分析>父スクリーンヒーロー×母父ロージズインメイ。母母父マイネルラヴ。母母コスモフォーチュンは北九州記念の勝ち馬。
こちらもロベルト血統。シルヴァーホーク系の方がタフなイメージもあり、今の馬場には合いそうだ。
<一言コメント>2走前のアルゼンチン共和国杯でフライライクバードを押さえての2着。通算成績で【5-8-6-12】という複勝率6割オーバーの安定感は大きな持ち味。走りにはムラがあり、今回の相手は強いが自分の走りに専念できれば。
④ステラヴェローチェ 牡4 M・デムーロ(EN系×DI系)
前走:21年有馬記念(GⅠ)4着
BP:21年神戸新聞杯(GⅡ)1着
血統:C 能力:A
<血統分析>父バゴ×母父ディープインパクト。母母父グランドスラム。近親のゴスホークケンは朝日杯FSの勝ち馬。
世間的なイメージよりもタフというよりスピードを持っている。クロノジェネシスのようにここからもう一段階成長すると恐ろしいことになるが。
<一言コメント>戦ってきた相手は一枚も二枚も上手。昨年の3歳クラシックは皆勤賞ですべて掲示板には載るものの勝ち切ることはできなかった。有馬記念でも上がり最速タイを記録。斤量は2キロ増で57キロとなるが、経験十分で不足なし。
⑤ロードマイウェイ 牡6 幸(SS系×EN系)
前走:21年ジャパンカップ(GⅠ)15着
BP:21年京都大賞典(GⅡ)5着
血統:D 能力:D
<血統分析>父ジャスタウェイ×母父ジャングルポケット。母母父ティンバーカントリー。母母のレディミューズはチューリップ賞2着。
前向きな気性は悪くないが、さすがに成長力は頭打ちでスピード不足か。
<一言コメント>昨秋はGⅠ、GⅡという舞台で3連戦したが、結果を残すことができなかった。ここ2戦は道中の追走から厳しい展開。何かきっかけをつかみたい。
⑥ヤシャマル 牡5 松田(DI系×AP系)
前走:21年中日新聞杯(GⅢ)8着
BP:21年府中S(3勝ク)1着
血統:F 能力:E
<血統分析>父キズナ×母父アグネスデジタル。母母父ダンシングブレーヴ。半兄ウインフェニックス(父スズカフェニックス)はラジオNIKKEI賞3着。
ダートでも走りそうなパワーあふれる血統。そのかわり重賞レベルだと瞬発力、スピードが不足しそう。
<一言コメント>昨春は3連勝でオープンにやってきたが、文字通り壁に跳ね返されている。追走に苦労はしているものの前走の中日新聞杯で上がり最速をマーク。今回は叩き2戦目で上積みがあれば。
⑦アフリカンゴールド 騙7 国分恭(LS系×AP系)
前走:21年中日新聞杯(GⅢ)2着
BP:21年中日新聞杯(GⅢ)2着
血統:D 能力:D
<血統分析>父ステイゴールド×母父ゴーンウエスト。母母父デインヒル。半兄アフリカンストーリー(父ピヴォタル)はドバイワールドカップの勝ち馬。
ステイゴールドの良いところを受け継いでいれば晩成傾向であってもいい。持続力で勝負する血統で今回は向く。
<一言コメント>前走の中日新聞杯で2着と久々の好走。先行策がはまり展開も向いたことは否めないが、好走のきっかけをつかんだ。当コースは1勝クラス時代に勝った縁起の良いコース。前走はフロックではないことを証明する。
前走:21年アルゼンチン共和国杯(GⅡ)3着
BP:21年アルゼンチン共和国杯(GⅡ)3着
血統:B 能力:C
<血統分析>父スクリーンヒーロー×母父シンボリクリスエス。母母父ノーザンテースト。半姉シングウィズジョイはフローラSなど重賞2勝。
大注目のロベルト×ロベルト。コース適性も抜群で一番計算しやすそうな血統。むしろ瞬発力だけの勝負になれば危ない。
<一言コメント>めきめきと力をつけてこの舞台にやってきた。昨年の1月はまだ2勝クラスだったが条件クラスをクリア。昨年11月にはアルゼンチン共和国杯に出走し3着と好走した。当コースは【2-1-0-0】で2勝はいずれも圧勝。2着はアリストテレスに敗れたもの。相性の良さはメンバートップクラス。
⑨マイネルフラップ 牡6 国分優(LS系×TT系)
前走:21年チャレンジカップ(GⅢ)8着
BP:21年大阪城S(L)3着
血統:F 能力:E
<血統分析>父ヴィクトワールピサ×母父ロージズインメイ。母母父ラーイ。母マイネエレーナはスパーキングレディーカップ3着。
ヴィクトワールピサ産駒は2000m前後で活躍しやすく持続力はあるものの決め手に欠けるイメージ。
<一言コメント>近走は苦戦続き。前走は積極的にハナを切る競馬だったが、失速して8着。まだまだ老け込む年齢ではなく、まずは浮上のきっかけを。
⑩ヨーホーレイク 牡4 川田(DI系×AD系)
前走:21年日本ダービー(GⅠ)7着
BP:21年きさらぎ賞(GⅢ)2着
血統:E 能力:C
<血統分析>父ディープインパクト×母父フレンチデピュティ。母母父カーリアン。全兄のボレアスはレパードSの勝ち馬、同カミノタサハラは弥生賞1着。
成功多数の配合で、昨年の私の日本ダービー本命馬(泣)。中山より東京の方が合うと思っていた読みが間違ってなければ。
<一言コメント>実戦は日本ダービー以来と半年以上の休み明け。2歳から3歳にかけては常に上がり上位をマークする末脚の持ち主。久しぶりの実戦で未知数のところもあるが。
⑪ショウナンバルディ 牡6 坂井(EP系×ED系)
前走:21年中日新聞杯(GⅢ)1着
BP:21年中日新聞杯(GⅢ)1着
血統:C 能力:C
<血統分析>父キングズベスト×母父リダウツチョイス。母母父フィラント。
サンデーサイレンスの血を3代までに持たない日本では貴重な血統。ベストは前走のようなロスのない持続力の競馬。馬力自体はある。
<一言コメント>前走は作戦、馬場、枠順などすべてが上手くいった結果。今回も逃げ馬が多くなく、ハナはすんなり行けそう。しかし今回は斤量も2キロ増となる57キロのハンデ。距離延長もひとつのポイントとなる。
⑫エフェクトオン 牡6 秋山真(DI系×EN系)
前走:21年福島記念(GⅢ)5着
BP:21年阿武隈S(3勝ク)1着
血統:E 能力:E
<血統分析>父ディープインパクト×母父カラトス。母母父ラグナス。母オヴァンボクイーンはハンザ賞(独GⅡ)の勝ち馬。
スピード不足のディープインパクトは条件クラスを勝ってもオープンではギアがもう一段求められそう。
<一言コメント>昨年の夏に3勝クラスを卒業し、GⅢに2回チャレンジをしたが、馬券内には絡めていない。今回も軽ハンデの53キロ。末脚自体はいいものを持っているだけに、その実力を発揮したい。
⑬トップウイナー 牡6 和田翼(EN系×ED系)
BP:21年プロキオンS(GⅢ)2着
血統:E 能力:F
<血統分析>父バゴ×母父テイエムオペラオー。母母父ジョリーズヘイロー。
惚れ惚れするようなタフ血統。陣営がダートを使ってきたのはスピードが圧倒的に足りないから。
<一言コメント>近走はずっとダートを使ってきた。芝は昨年の目黒記念以来。先行力自体はあるのでまずは見せ場を作りたい。
⑭プレシャスブルー 牡8 勝浦(DI系×ED系)
前走:21年中日新聞杯(GⅢ)12着
BP:21年オクトーバーS(L)2着
血統:E 能力:E
<血統分析>父ディープインパクト×母父アンバーシャダイ。母母父ザノーブルプレイヤー。
ノーザンテーストの適正は今の日本競馬の馬場とは異なるだろうが、この馬は瞬発力を持っている。晩成のディープインパクトはあまり見たことがないのだが。
<一言コメント>近5走すべて上がりは2位いないと8歳を迎えたがその末脚のキレは健在。前走は追走に苦労し、展開も向かなかった。好相性の鞍上との再タッグはプラス要素となりそう。
⑮ダノンマジェスティ 牡7 岩田望(DI系×AN系)
前走:21年アンドロメダS(L)6着
BP:21年但馬S(3勝ク)1着
血統:E 能力:D
<血統分析>父ディープインパクト×母父エッセンスオブドバイ。母母父グレートアバヴ。全兄アルアインは皐月賞、大阪杯の勝ち馬、全弟シャフリヤールは日本ダービーの勝ち馬。
兄弟を見ても血統ブランドならメンバーでトップクラス。7歳馬だがまだキャリア10戦なので衰えについては判断が難しいところ。
<一言コメント>条件クラスは難なくクリアもオープンではまだ実績がない。前走は半年の休み明け。つかみどころがないタイプではあるものの、今回は叩き2戦目でさらなる上積みがあれば浮上できる。当コースは2戦2勝の大得意コース。
⑯トラストケンシン 牡7 池添(LS系×EP系)
前走:21年中日新聞杯(GⅢ)6着
BP:21年甲斐路S(3勝ク)1着
血統:F 能力:E
<血統分析>父ハーツクライ×母父エルコンドルパサー。母母父サクラユタカオー。近親のベストメンバーは京都新聞杯の勝ち馬。
スピードがあまりないので追走に苦労する血統。足を極限まで溜める極端な競馬に活路を見出しているようで展開の助けが必要だろう。
<一言コメント>持ち味はキレ味のある末脚。前走の上がりを見ても重賞クラスでも十分やれることを証明した。あとはいかに道中でついていけるのか。そういう意味では前走同様の53キロは追い風だ。
以下は血統出馬表となります。
~日経新春杯血統予想~
ロベルトの血がキーポイント。長く良い脚を使って上位進出のこの馬から買います。
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〇⑧フライライクバード
▲⑪ショウナンバルディ
△④ステラヴェローチェ
△③マイネルウィルトス
△①モズナガレボシ
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