犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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血統コラム~競馬血統の考え方はポケモンと同じ~

 

こんばんは。ちゃろです。

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日はずっと温めていた初心者向けコラム「競馬血統の考え方はポケモンと同じ」について書いてみたいと思います。

 

 

この考えはかなり前から思っていたことなので今から1年半前の自己紹介記事でも少し触れた内容ですが、その時のブログ閲覧者は恐ろしいほどに少なく、日々のPVが2回とか3回とか一桁だった時の記事です(泣)

今ではありがたいことにその頃とは比べものにならないくらいたくさんの方に記事をご覧いただいていますので改めて書いておこうと思います。

 

私もよく血統についてTwitterにつぶやくのですが、私のフォロワーさんの中には競馬初心者の方もいらっしゃいます。「血統なんてよくわからない」「○○系って言うけど何を意味しているのかわからない」「どの馬が何系かわからない」なんてコメントやDMをよくいただきます。

なので期待に応えられるかはわかりませんが、今回から数回に分けて初心者向けコラムを書いてみたいと思います。質問はTwitterのDMいただければ可能な限り答えます。

 

※おことわり

・今回は初心者向けコンテンツとなります

・私は血統についてとても奥深いものと考えており、すべてのホースマンと競馬血統をリスペクトしていますが、初心者にわかりやすく記載するため少し”軽い表現”を使うことがあります。初心者のための切り口としていかに”わかりやすく””簡単に”をテーマとした記事なのでご了承願います。

 

 

 

96年に初代の「赤・緑」が発売されてから最新作「スカーレット・バイオレット」の現在に至るまで約30年近く大人から子供まで幅広い世代に愛されているポケモン。実際にゲームやアニメで育った人も多いのではないでしょうか。私もそんな1人です。

 

このポケモン「競馬血統」

私自身が血統予想を勉強していく中で気が付いたのですが、ものすごく似ています。

 

 

 

まず一つ質問をさせてください。

 

Q.ほのおタイプ🔥のポケモンって強いですか?弱いですか?

 

 

 

この回答に行く前に今更ではございますがポケモンの定義をおさらいしておきます。

 

ポケモンにはタイプがあり相手との相性があります。

 

(例1)

ほのおタイプ🔥<みずタイプ💧<くさタイプ🍃<ほのおタイプ🔥

 

上記は一例ですが、ほのおタイプ🔥はくさタイプ🍃に効果はばつぐんで強いが、みずタイプ💧には効果はいまひとつで弱いということを表しています。

すなわち、ほのおタイプ🔥が強いかどうかは相手がくさタイプ🍃なのかみずタイプ💧なのかによって決まるのです。私なりの回答は以下の通りです

 

A.相手によって決まるので一概には言えない

 

実は競馬血統予想もすごく簡単に言うとこれとまったく同じようなことが起こっているのです。

 

 

 

今度は競馬について考えてみましょう。

先ほど説明したポケモンの例と違うのは”ばつぐん”、”いまひとつ”といった効果を決めるのは「対戦相手」ではなく「馬場(ばば)とレース質」であることです。

「馬場」というのは晴れていてキレイな芝とか土砂降りでドロドロになったダートとかその日の走る地面の状態のことです。キレイで走りやすい良馬場が得意な馬もいれば泥が飛び跳ねるような重馬場が得意な馬もいるんです。

「レース質」というのはこれは私の造語なんですが、そのレース自体の特徴のことで、ハイペースやスローペースといったペースの流れがどっちになりやすいかとか、逃げ先行と差し追い込みどちらが有利かという脚質などそのレースごとに特徴があります。枠順なんかもその要素の一つです。それはレースによって質が異なり、競走馬求められる能力が違います。

そんなこといったって「レース質」なんてわかんないよという方はこのブログを見ていただければ「このレースはこういう傾向が多いのでこんな特徴の馬が有利になる」といったレース質に触れた分析記事を重賞予想として書いていますので参考にしてください。

 

ざっと説明してきました。

実際に競馬の例を今度は見ていきたいと思います。

 

(例2)

ディープインパクト産駒は

「晴れた芝レースでパンパンの良馬場」のときに効果ばつぐん

「土砂降りの不良馬場」だと効果はいまひとつ

 

(例3)

北米血統である北米型ナスルーラエーピーインディの馬は

「ダート中距離でパワーがいるレース」は効果ばつぐん

「芝の中距離レース」では効果がいまひとつ

 

さすがにポケモンまできれいに区分はできませんが、能力をイメージするということに特化すれば同じような考え方だと思います。

 

 

ここまでの説明でもう自然と気が付いた人もいると思いますが、さらに付け加えますとポケモンの相性を決める「タイプ」こそ、競馬の世界では「血統」ということになります。

 

先ほどのポケモンを例にすれば

ヒトカゲ

ヒノアラシ

アチャモ

ヒコザル

ポカブ

フォッコ

ニャビー

・ヒバニー

・ホゲータ

これらのポケモン96年の初代から最新作まで最初に選択できるほのおタイプ🔥のポケモンです。それぞれ個体差や特徴はありますが、いつの時代のポケモンもすべてくさタイプ🍃に強く、みずタイプ💧には弱いという共通点があります。なぜならこれらはすべてほのおタイプ🔥だからです。

 

それでは本題の競馬血統を見てみましょう

北米型ナスルーラエーピーインディ種牡馬

シニスターミニスター(代表馬:グランブリッジはエンプレス杯の勝ち馬)

パイロ(代表馬:メイショウハリオは帝王賞かしわ記念の勝ち馬)

マジェスティックウォリアー(代表馬:プロミストウォリアは東海Sの勝ち馬)

タピット(代表馬:テスタマッタフェブラリーSの勝ち馬)

カジノドライヴ(代表馬:カジノフォンテンはかしわ記念の勝ち馬)

クリエイターⅡ(代表馬:クインズバジルはダート中距離で3勝)

マリブムーン(代表馬:オーロラテソーロはクラスターCの勝ち馬)

 

今回とりあげた北米型ナスルーラエーピーインディ)はいずれも産駒は芝ではなくダート競馬に強いという共通点があることがわかります。

それだけではありません。エンプレス杯帝王賞かしわ記念クラスターCはいずれも地方競馬ダートグレード競走。したがって中央と砂質のやや異なるタフな地方の砂質を苦にしないパワーを特徴としていることがわかります。

 

「競馬血統の考え方はポケモンと同じ」とタイトルに書いた意味として

攻略するにあたって適性がとても大切という考え方が非常に近いということがお分かりいただけたかと思います。

 

ポケモンのタイプは全18コあるそうですが、相性は小学生でも覚えられるわけです。

それ以下の競馬血統の分類であれば初心者でも十分に覚えられると思いますし、一度覚えてしまえばとにかく忘れにくくずっと使える。そんな要素だと思います。

 

当ブログでは血統をわかりやすいように色分けしています。

下記例のダービー馬タスティエーラで言えば水色緑色に塗られている部分が血統によるタイプ分けということになります。

 

タスティエーラ

サトノクラウン欧州型ノーザンダンサートライマイベスト

母父マンハッタンカフェ日本型サンデー系Lサンデー系

父母父ロッシーニ欧州型ミスプロミスプロ

母母父フレンチデピュティ北米型ノーザンダンサーヴァイスリージェント

 

 

 

今日は初心者向けの第一歩としてサラッと読めることが大切なのでこの辺にしておきましょう。

もしこのコラムが好評だった場合には、次回以降の記事に競馬血統の分類「○○系」についてもう少し細かく執筆していきたいと思います。ぜひ気になることや質問、ご意見などある場合はTwitterのDMをくだされば反応できると思います。

ご覧いただきありがとうございました。

 

 


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