犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023目黒記念(GⅡ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「目黒記念(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

日本ダービーの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

▼明日の狙い目はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

▼葵Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

 

5月28日 2023目黒記念(GⅡ)血統予想

 

目黒記念の過去血統傾向~

 

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 19回  北米型 0回  欧州型 11回

・母父の好走数 日本型 5回  北米型 7回  欧州型 18回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父日本型サンデー系ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内19頭。父サンデー系ディープ系)にとっては比較的相性の良い重賞と言える。

・母父は基本的に欧州型が優勢。東京の2500mというスタミナを求められる距離に相性の良いと言えるだろう。特にノーザンダンサーナスルーラなど重厚なタイプにも注目してみたい。

・母母父も数で見ると欧州型が優勢。ただ近年は北米型血統も巻き返している。北米型血統の場合は大系統ミスプロに注目。

 

目黒記念の注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去10年の数字上では3勝している7枠が勝率はトップということになるのだが、注目は内枠だろう。勝利数は1、2、3枠が2勝ずつしており7枠に続く成績。連対率は1、2枠が同率で1位。複勝率は2枠が1位。トータル的に内枠が有利のレース質。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップはなんだか意外な感じもするが、前走メトロポリタンS組(7回)。ただし16年以前はハンデ戦だった。また馬券数は多いものの勝ち馬はおらずすべて2、3着なのが特徴。続くのが大阪ーハンブルクC組日経賞(4回)。あと複数馬券になっているのがダイヤモンドS組新潟大賞典日経新春杯(2回)。

【騎手】・・・過去10年でM.デムーロ騎手戸崎騎手が3回馬券になっている。レーン騎手、小牧騎手、川田騎手、内田騎手が2回で続く。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース2回、ミドルペース3回、スローペース5回。これは東京2500mの特徴でもあるがダービーの2400mとは100mしか違わないのにも関わらずよりスタミナや馬力が求められる。ダービーなどと比べると適性は異なりよりタフなレースになりやすい

【厩舎】・・・東京のレースだが、関東馬より関西馬の方が優勢。ほぼダブルスコアの成績。

【性別・馬齢・斤量】・・・ハンデ戦ということで斤量に注目。トップハンデの馬は苦戦しやすい傾向だったが、近年では走るケースも多数。17年のフェイムゲームや22年のボッケリーニのように勝ち切ることもあるので昔ほど意識はしなくていい。馬齢は4~7歳までチャンスがある。

 

目黒記念で狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父ディープ系、Lサンデー系の馬・・・①

父か母父がキングマンボ系の馬・・・②

4ラインにトニービンの血を持つ馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう

 

東京 目黒記念(GⅡ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

 

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析

の順に表記

 

 

サリエラ    牝4    55.5    ルメール

前走:23年白富士S(L・東京2000m)1着

血統: 能力:C+ 該当:①

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父ロミタス(ED)×母母父タイガーヒルED

<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母系はドイツ牝系で母サロミナは独オークス馬。全姉のサラキアは府中牝馬Sの勝ち馬でエリザベス女王杯有馬記念で2着。半兄サリオスは朝日杯FSの勝ち馬で他にも重賞3勝の実績馬。

 

ゼッフィーロ    牡4    56    川田

前走:23年メトロポリタンS(L・東京2400m)3着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父デインヒルダンサーED)×母母父サドラーズウェルズED

<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母系はノーザンダンサー系の血のクロス。母ワイルドウインドは独産で仏1000ギニー3着。

 

ヒートオンビート    牡6    58    レーン

前走:23年日経賞(GⅡ)6着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父キングカメハメハEP)×母父ディープインパクトDI)×母母父マルジュED

<血統分析>父キングカメハメハは現役時代8戦7勝。NHKマイルCとダービーの変則二冠馬を達成した。基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す特徴を持つ。キンカメ系がまとめて好走しやすいコースが存在するのも特徴。母父は日本競馬の至宝という主流配合。母母父のマルジュは英GⅠセントジェームズパレスSの勝ち馬で日本ではサトノクラウンの父としておなじみ。牝系も母は桜花賞馬、半兄のラストドラフトは京成杯の覇者という牝系一族。爆発的なスピードではなく、持続力で勝負するタイプ。今回は58キロが気掛かりか。

 

プラダリア    牡4    57    池添

前走:23年京都記念(GⅡ)3着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父クロフネAD)×母母父フォーティナイナーAP

<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母系は北米ダート血統で血統表のイメージでは根幹距離に向くような配合構成。本来はクラシック血統と3歳時に狙い続けた馬。弾けきれない代わりに持続力は申し分ないがこの舞台ではどうか。

 

ライラック    牝4    56    M.デムーロ

前走:23年日経賞(GⅡ)4着

血統: 能力:C+ 該当:①②

<血統構成>父オルフェーヴルLS)×母父キングカメハメハEP)×母母父フジキセキSS

<血統分析>父オルフェーヴルはクラシック三冠に加え有馬記念を2度制した。父ステイゴールドから受け継ぐ激しい気性と爆発力が武器。その一方で繊細なタイプも多く、好走と凡走の振れ幅が大きい。闘争心を生かせる内枠や重馬場で期待値増。成長力も魅力的。母系はキンカメ×サンデー系の主流血統。サンデーの3×4だがオルフェーヴルの影響か瞬発力勝負というよりは馬力が求められる方が向きそう。適性はあるだろうが牝馬で56キロ。過去例から見るともう一押しほしいところ。

 

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①父がディープ系かLサンデー系

カントル、ディアスティマ、ダンディズム、アーティット、プリマヴィスタ、セファーラジエル、バラジ

 

▽狙い目②父か母父がキングマンボ系

バーデンヴァイラー 、カントル、ユーキャンスマイル、フォワードアゲン

 

▽狙い目③4ラインにトニービンの血

プリマヴィスタアリストテレス

 

 

目黒記念血統予想~

 

・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

このレースは東京2500mで行われる珍しいレース。距離としてはダービーのスタート位置からたった100m下がっただけですが、直線の坂を2度上る必要があるためイメージ以上にスタミナが問われます。逆に超高速の瞬発力は問われにくいレース質です。そのためスタミナと持続力が生きるレースとなります。血統的にはやはり欧州型の血に注目すべきと思います。狙い目と馬の上積み、ハンデなどを考慮して私はこの馬から狙ってみたいと思います。

 

 

◎①ゼッフィーロ

○⑪アーティット

▲③カントル

△⑥プラダリア

△④ライラック

 

本命◎は①ゼッフィーロ。ディープインパクト産駒ながら母系は欧州型の血でダービーには成長が間に合わなかった典型的なタイプ。1戦1戦強化をしてきた印象があり、伸びしろも十分。前でも後ろでも競馬ができる脚質の自在性も心強い。

対抗○には⑪アーティット。狙いはゼッフィーロに近く、ディープインパクト産駒ながら母父サドラーズウェルズ系のガリレオで成長力があり、やっと本格化を迎えた印象。

馬券妙味という点で面白い存在となりそうなのは③カントルだ。こちらはダービー馬ワグネリアンの全弟という良血馬で、弾けきれないスピードタイプな気もするが、だからこそ狙ってみたい。好走馬の多いローテーション、キングマンボ系を内包、内枠、7歳馬でも好走可能とレース質はぴったり。穴馬として考えたい。

 

 

皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!

 

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