2023京王杯スプリングC(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「京王杯スプリングカップ(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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アップされるまでお待ちください
5月13日 2023京王杯スプリングカップ(GⅡ)血統予想
~京王杯スプリングCの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 19回 北米型 4回 欧州型 7回
・母父の好走数 日本型 3回 北米型 9回 欧州型 18回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父日本型のサンデー系(ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内19頭。父サンデー系(ディープ系)にとってまずまず相性の良い重賞だということがわかる。
・ただ気になる点として過去10年といっても前5年と後5年で傾向が変わってきていること。サンデー系がほぼ1強状態だった時代と比べると近5年はキングマンボ系、フォーティナイナー系、ゴーンウエスト系など大系統ミスプロ系が台頭してきている。
・注目種牡馬は過去10年で5回好走しているロードカナロア。20年は3着までの上位を独占。21、22年も馬券になっている。(ちなみに20年は雨で稍重開催)
・母父も以前はノーザンダンサー系1択だったが、近年はそれに加え大系統ミスプロ系(特にキングマンボ系)が好成績を残している。
~京王杯スプリングCの注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・非常にわかりやすい傾向がある重要なファクター。過去10年で5枠が4勝とトップ。連対率は8枠がトップだった。複勝率は頭数が少ないこともあり数字上は3枠がトップだったが、5~8枠の複勝率も高い。1~4枠の評価を下げて、5~8枠の評価を上げたい。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走高松宮記念組(10回)。馬券になった馬の3分の1が高松宮記念からのローテだったという超重要なレース。3年連続で前走高松宮記念からのローテの馬が勝利している。ダービー卿CT組(7回)、東京新聞杯組(5回)、マイラーズC組(3回)と続く。
【騎手】・・・過去10年でトップはM.デムーロ騎手(4回)と戸崎騎手。川田騎手(3回)が続く。ちなみにレーン騎手は短期免許ながら19年、20年を連覇している。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース2回、ミドルペース4回、スローペース4回。短距離重賞ながら意外にもハイペースになることは少ない。だからといって上がりだけのレース展開にはならないのでまんべんなく脚を使える底力が求められる傾向がある。
【性別】・・・牝馬は結果を出しにくいレース。過去10年で馬券になったのは3頭だけ。昨年は牝馬のワンツー決着だが、1、2人気と人気馬だった。
【馬齢】・・・勝率こそ4歳が僅差でトップだが、連対率は4、5歳よりも7歳、8歳の方が成績が良いという驚愕のデータがある。もちろん出走頭数の問題もあり一概には言えないが、高齢馬でも条件を満たせば走る傾向がある。
~京王杯スプリングCで狙うべき馬~
以上から
血統的には父ロードカナロアの馬・・・①
父か母父に大系統ミスプロ系の血を持つ馬・・・②
前走高松宮記念かダービー卿CTを使った馬・・・③
5~8枠の馬・・・④
を狙ってみたいと思います
東京 京王杯スプリングカップ(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析
の順に表記
アヴェラーレ 牝5 55 ルメール
前走:23年豊橋S(3勝ク・中京1600m)1着
血統:D 能力:E 該当:②④
<血統構成>父ドゥラメンテ(EP)×母父ハーランズホリデー(AD)×母母父アンブライドルド(AP)
<血統分析>父ドゥラメンテは皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。休み明けのフレッシュな状態や揉まれにくい外枠や少頭数で期待値が高い。コースは広い方が良く、芝の中距離競走で安定している。牡馬の活躍馬多い。母系は北米のスピードとパワーを掛け合わせた配合で母父ハーランズホリデーはフロリダダービーなどGⅠ3勝。母アルビアーノはスワンSなど重賞2勝。
ウインマーベル 牡4 57 松山
前走:23年高松宮記念(GⅠ)10着
血統:B 能力:C+ 該当:②③④
<血統構成>父アイルハヴアナザー(AP)×母父フジキセキ(SS)×母母父ニジンスキー(ED)
<血統分析>父アイルハヴアナザーはケンタッキーダービー、プリークネスSの米国二冠馬。短距離馬の多いフォーティナイナー直系ながら母父ロベルト系の影響が強く、距離は中距離、成長力も晩成型が多い。スピードが問われる条件は苦手でキレないがバテないという表現が似合う。ただこの馬はフォーティナイナー系本来のスピードが強く受け継がれている。母系は母父がSサンデー系でスピードが特徴のフジキセキ。母母父にニジンスキーを持つ。母コスモマーベラスは愛知杯2着、全姉ウインジェルベーラは函館2歳Sの2着馬。
ゾンニッヒ 牡5 57 レーン
前走:23年ダービーCT(GⅢ)3着
血統:C 能力:C 該当:②③
<血統構成>父ラブリーデイ(EP)×母父ディープインパクト(DI)×母母父フレンチデピュティ(AD)
<血統分析>父ラブリーデイは古馬になってから著しく本格化を見せ天皇賞(秋)、宝塚記念のGⅠ2勝を含む重賞6勝。母系はクラシックで結果を出し続けるディープインパクト×ヴァイスリージェント系の主流配合。近親にダービー馬のマカヒキや重賞2勝のウリウリがいる。
ダノンスコーピオン 牡4 58 川田
前走:22年香港マイル(香港GⅠ・1600m)6着
血統:C 能力:C+ 該当:①②
<血統構成>父ロードカナロア(EP)×母父スライゴーベイ(AD)×母母父インエクセス(AN)
<血統分析>父ロードカナロアは香港スプリント連覇などGⅠ6勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。内枠や距離短縮で期待値が高い。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母系はベースは欧州だが、北米型で発展した亜種のタイプ。母父スライゴーベイは北米芝で活躍しハリウッドターフカップ(GⅠ)の勝ち馬。母レキシールーはカナダのナッソーSなど芝重賞3勝。配合的にはロードカナロアの持つスピードを母系からさらに強化しているが、サンデーの血を持たず瞬発力勝負なら決め手負けすることもある。
トゥラヴェスーラ 牡8 57 丹内
前走:23年高松宮記念(GⅠ)3着
血統:D 能力:B 該当:③
<血統構成>父ドリームジャーニー(LS)×母父アドマイヤコジーン(AN)×母母父ウッドマン(EP)
<血統分析>父ドリームジャーニーは有馬記念、宝塚記念の春秋グランプリ制覇などGⅠ計3勝。オルフェーヴルの全兄としても有名。自身もグランプリで活躍したようにコーナーの多い小回りコースの中長距離で力を発揮する産駒が多い。ステイゴールド系特有の息の長い末脚と豊富なスタミナを産駒に伝える。母父アドマイヤコジーンは安田記念などGⅠ2勝。コジーンの血を引き欧州色が強い。血統からはもう少し長い距離でも行けそうなタイプ。近親のアストンマーチャンはGⅠスプリンターズSを含む重賞4勝。
ピクシーナイト 牡5 58 戸崎
前走:23年高松宮記念(GⅠ)13着
血統:D 能力:B 該当:③④
<血統構成>父モーリス(RB)×母父キングヘイロー(ED)×母母父サクラバクシンオー(EN)
<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母系はスプリントチャンピオンになった馬の掛け合わせ。半弟にラジオNIKKEI賞を勝ったフェーングロッテンがいる。
レッドモンレーヴ 牡4 57 横山和
前走:23年ダービーCT(GⅢ)7着
血統:B 能力:D 該当:①②③④
<血統構成>父ロードカナロア(EP)×母父ディープインパクト(DI)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>父ロードカナロアは香港スプリント連覇などGⅠ6勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。内枠や距離短縮で期待値が高い。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母父は日本競馬界の至宝ディープインパクト。いわゆる主流血統だ。牝系はエアグルーヴ~ダイナカールと続く超名門牝系で活躍馬を挙げたらキリがないほど。半兄のランフォザローゼスは重賞で2着3回。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①父ロードカナロア
タイムトゥヘヴン
▽狙い目②父か母父が大系統ミスプロ系
タイムトゥヘヴン、ホープフルサイン、ラウダシオン、ロードマックス
▽狙い目③前走高松宮記念かダービー卿CT
高松宮記念:ダディーズビビッド
ダービー卿CT:タイムトゥヘヴン、ベレヌス、ミッキーブリランテ
▽狙い目④5~8枠
ミッキーブリランテ、レイモンドバローズ、ラウダシオン、ダディーズビビッド、タイムトゥヘヴン、グラスミヤラビ
~京王杯スプリングC血統予想~
・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
このレースは東京1400m戦。直線の長い東京ながら非根幹距離で少し特殊な能力が求められるレースでもあります。サンデー系は好走馬は多いもののなかなか勝ち切れていないのはまさにその特殊な能力が求められているものと思われます。
ならば狙うべきは非サンデー系のこの血統!私はこの馬から狙ってみることとします。
◎⑩ウインマーベル
○⑫レッドモンレーヴ
▲⑰タイムトゥヘヴン
△④ゾンニッヒ
△⑮ダディーズビビッド
△①ダノンスコーピオン
消⑧トゥラヴェスーラ
対抗以下にはこの馬たちをチョイス。○はレッドモンレーヴを選択。狙い目にすべて該当したため本来は本命候補筆頭でしたが、主流血統の配合過ぎるのと思ったよりも人気になっている点を考慮して1つ印を下げました。注目は▲のタイムトゥヘヴン。全く人気がありませんが、走り自体は悪くないのでハマれば一発あってもと思っています。前日1人気のダノンスコーピオンですが、ロードカナロア産駒で消すことは難しいですが、1枠が極めて悪いレースなのであまり好走するとは思っていません。
皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!
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