2022マイルチャンピオンシップ(GⅠ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は秋のマイル王座決定戦「マイルチャンピオンシップ(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・東スポ杯2歳Sの予想はそこまで手が回らないのでありません。ご了承ください。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
11月20日 2022マイルチャンピオンシップ(GⅠ)血統予想
~マイルCSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 23回 北米型 0回 欧州型 7回
・母父の好走数 日本型 5回 北米型 7回 欧州型 18回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・20年から阪神開催(本来は京都開催)
・父サンデー系(ディープ系)が圧倒的に有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内23頭は父サンデー系(ディープ系)
・父ダンジグ系が健闘。ただしペルシアンナイトが3回馬券になっている。
・母父で狙いたいのは欧州型。大血統欧州型ノーザンダンサー系と欧州型ミスプロ系。
・血統のイメージでは根っからマイラーよりももう少し長い距離でも走れそうな中距離適性があるタイプ。
・リピーターが多く複数回馬券になったのはペルシアンナイト(3回)ダノンシャーク、フィエロ、イスラボニータ、インディチャンプ、グランアレグリア(以上2回)
~マイルCSのその他の好走ポイント~
【枠順】・・・過去10年で8枠がトップの3勝。連対率、複勝率は4枠がトップだった。そこまで枠順の有利不利はない。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走富士S組(7回)。スワンS組(6回)、天皇賞・秋組、毎日王冠組(ともに5回)と続く。阪神開催となった近2年で馬券になった馬の前走は6頭ともバラバラなのでその馬にあったローテがいいだろう。
【騎手】・・・阪神開催の近2年はグランアレグリアでルメール騎手が連覇。京都時代も含めて注目は川田騎手で勝利こそないものの18年から4年連続で馬券になっている。福永騎手も過去10年で4回馬券になるなど得意としているコース。毎年参戦しているわけではないのに3回馬券になっているムーア騎手はさすがの一言。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース2回、ミドルペース1回、スローペース7回。阪神開催の過去2回はスローペース。32秒~33秒台前半の速い上がりが求められそうだ。
【性別・馬齢・斤量】・・・近2年牝馬のグランアレグリアが連覇を果たしたが、全体的には牝馬は苦戦傾向でグランアレグリア以外に3着内になった馬は12年のドナウブルー1頭のみ。
馬齢は安定感があるのが4歳馬で5歳、3歳、6歳の順で続く。7歳以上は出走があっても馬券にはなっていない。
二桁人気馬が馬券にならないのも特徴で比較的人気上位で決着している。
~阪神芝1600mの特注種牡馬~
【阪神芝1600m】
<特注種牡馬>
・バゴ
<割引種牡馬>
以上から
血統的には父サンデー系×欧州型血統の馬・・・①
父か母父か母母父に欧州型ノーザンダンサー系の血を持っている馬・・・②
過去3走以内に上がり順位2位以内を記録するような速い上がりを使える馬・・・③
を狙ってみたいと思います
ただし、エリザベス女王杯のように極端な道悪馬場になるようだと瞬間的な速い上がりよりも馬力が問われる可能性が高まるので狙いはシフトすると思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
阪神 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
前走:22年スワンS(GⅡ)7着
血統:D 能力:D+ 該当:①③
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>父は皐月賞、天皇賞(秋)などGⅠ5勝、持続力を武器にマイラーを多く輩出する。母系はキンカメ×トニービンの馴染みの血統。母母はオークスなど重賞3勝。いわゆる主流血統の配合で、距離延長のローテは微妙だが現状のベスト距離はマイルで一瞬のキレ生きる条件替わりは魅力。
<一言コメント>ここ2戦は条件や距離もあって凡走が続いたが、連対率は100%のマイルに戻るのは間違いなく追い風。叩き良化型で1度使った上積みがあるのも良い。キャリア7戦で4度の上がり最速をマークする末脚は他馬にとって脅威になりうる。
②ウインカーネリアン 牡5 57 三浦
前走:22年関屋記念(GⅢ)1着
血統:E 能力:C 該当:③
<血統構成>父スクリーンヒーロー(RB)×母父マイネルラヴ(EP)×母母父カドゥージェネルー(EM)
<血統分析>父は中長距離重賞で活躍し、ジャパンカップを制した。産駒には主にスタミナと成長力を伝える。母系はスプリント血統で母父はスプリンターズSの勝ち馬。母母父は英スプリントのジュライカップの勝ち馬。
<一言コメント>もともとは一つ二つ下のレベルを走っていた馬だが、長期休み明けの今春から急成長。マイルのリステッドとGⅢを3連勝でこの舞台に進んできた。前走は上がりの出やすい新潟とは言え2番手を走る先行策から32秒9の豪脚。相手は大幅強化となるが、この決め手はGⅠでも通用していいはず。勝ち癖と一撃の末脚を持っており怖い存在になりそう。
③ダノンザキッド 牡4 57 北村友
前走:22年毎日王冠(GⅡ)3着
血統:C 能力:C 該当:①②③
<血統構成>父ジャスタウェイ(SS)×母父ダンシリ(ED)×母母父ダイイシス(EP)
<血統分析>父はスピードを武器に天皇賞(秋)などGⅠ3勝、日本競馬史上初めて世界ランキング1位となった。母父は現役時に仏でマイル重賞3勝。GⅠ制覇はならなかったが、種牡馬として成功し06年の仏リーディングサイアーとなっている。現役時と異なり産駒は中長距離で活躍する傾向がある。ダノンザキッド自身も純粋なマイラーというよりマイルも走れる中距離馬といったところか。ちなみに母エピックラヴは仏GⅢヴァントー賞の勝ち馬。
<一言コメント>3歳で挑戦した昨年はグランアレグリア、シュネルマイスターに続く3着と大健闘。その実績を考えれば今年は派手な凡走こそないものの善戦止まりの結果は少し寂しい。今走は調教再審査明けだが、状態は悪くなさそう。マイルは少し忙しいイメージもあるが、この馬らしい立ち回りで再びGⅠの頂点へ。
④シュネルマイスター 牡4 57 ルメール
前走:22年スプリンターズS(GⅠ)9着
血統:C+ 能力:A 該当:②③
<血統構成>父キングマン(ED)×母父ソルジャーホロウ(ED)×母母父ハイエストオナー(EN)
<血統分析>4ラインにサンデーもキンカメも持たない日本としては非主流の血統。父はそのスピードを武器にセントジェームズパレスSやジャックルマロワ賞などマイルGⅠ4勝。母父はサドラ―ズウェルズ系で独、伊でGⅠを計4勝。母系からはタフさや馬力を大きく強化しており、この馬自身の爆発的なスピード能力はダンジグ系の父系から受け継いだもの。 母のセリエンホルデは独オークス馬。
<一言コメント>前走は参考外。初の1200mで内有利な馬場で終始外を回った展開も向かず。そもそも休み明け初戦で”叩き”の意味合いが強そう。今度は本拠地と言えるマイル戦。昨年2着の実績で有力な1頭となる。
⑤サリオス 牡5 57 ムーア
前走:22年毎日王冠(GⅡ)1着
血統:B 能力:B 該当:①②③
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父ロミタス(ED)×母母父タイガーヒル(ED)
<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母父は世界的にはかつての勢いを失っているニジンスキー系の中でもドイツで成功、繁栄した血統。欧州色が強く、成長力も兼ね備えている。まさに二段階成長の真っ最中であると筆者は考えている。母は独オークス馬、半姉のサラキアは府中牝馬Sの勝ち馬でエリザベス女王杯と有馬記念2着の実績。
<一言コメント>今年は昨年の不調が嘘のように復調。2走前は安田記念で3着、前走の毎日王冠は圧巻のレコードV。まさに血統が火を噴くような成長力で完全復活してきた。距離延長の方が向くはずでローテはやや疑問も今年の安定感なら中心視できる内容。マイルCSに結果を出している世界のスーパースターが鞍上なのも心強い。
⑥ソダシ 牝4 55 吉田隼
前走:22年府中牝馬S(GⅡ)2着
血統:D 能力:B 該当:なし
<血統構成>父クロフネ(AD)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はNHKマイルC、ジャパンCダートと芝ダート両GⅠを制した。母系はキンカメ×サンデーの主流配合。今さら説明不要な感もあるが、牝系はシラユキヒメ一族で活躍馬多数。近親にメイケイエール(セントウルSなど)やハヤヤッコ(函館記念など)がいる。
<一言コメント>春のヴィクトリアマイルの覇者。距離、コース、馬場と様々なレースを試したが、一番向く条件こそ阪神1600mではないか。前走はペースが流れ、瞬発力の差し馬場となる中で驚異的な粘り。向かない展開でも地力を見せつけた。距離短縮ローテも追い風でマイルなら牡馬の一線級が相手でも十分勝負になる。
⑦ジャスティンカフェ 牡4 57 福永
前走:22年毎日王冠(GⅡ)2着
血統:C 能力:D 該当:③
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ワークフォース(EP)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はロベルト系のスタミナとサンデーのスピードを併せ持ち、菊花賞、ジャパンCとGⅠ2勝で中長距離で活躍。母父は英ダービーと凱旋門賞の勝ち馬。タイプの違う欧州血統の配合で重いというイメージとは裏腹に33秒台の上がりをばんばん使える。これこそサンデーサイレンス3×4のインブリードでサンデーらしい瞬発力やキレが表に出たものと考えるのが自然。
<一言コメント>キャリア2戦目となる阪神1800mの3歳1勝クで32秒5という驚異的な末脚を披露。その後も末脚を溜める競馬に磨きをかけ、現在4戦連続で上がり最速をマーク。阪神1600mは2勝クを勝った舞台でコース適性も問題なし。好調を生かしてダークホースとなり得る存在だ。
⑧ロータスランド 牝5 55 岩田望
前走:22年スワンS(GⅡ)6着
血統:E 能力:E 該当:なし
<血統構成>父ポイントオブエントリー(RB)×母父スキャットダディ(AD)×母母父クリスエス(RB)
<血統分析>父は米国の芝中長距離を舞台にマンノウォーSなどGⅠ5勝。母父は米国ダートでGⅠ2勝のスピード馬。母母父はロベルト系でスタミナ、馬力を補強している。スピードを持続するスタミナはここから受けている。
<一言コメント>もともと当コースで3勝を挙げるなどコース適性は決して悪くない。一瞬のキレのようなものが求められる馬場になると厳しいが21年の米子Sや今年の高松宮記念など渋った馬場になれば強さを発揮。当日は雨という予報もあり、条件次第で見直しが必要な1頭。
⑨ピースオブエイト 牡3 56 C.デムーロ
前走:22年富士S(GⅡ)4着
血統:F 能力:E 該当:②③
<血統構成>父スクリーンヒーロー(RB)×母父オアシスドリーム(ED)×母母父サドラーズウェルズ(ED)
<血統分析>父は中長距離重賞で活躍し、ジャパンカップを制した。産駒には主にスタミナと成長力を伝える。母系は欧州型ノーザンダンサー系のクロス。母父は英短距離GⅠ3勝。母母父には欧州型ノーザンダンサー系で馬力やスタミナの主張が強いサドラーズウェルズを持つ。スピードよりスタミナのイメージで一瞬のキレよりも長く脚を使うレースの方が本質的には向きそう。
<一言コメント>まだキャリアは6戦と大事に使われてきた。距離こそ1800mではあるが、阪神で2勝。その内1勝は毎日杯で重賞を制覇している。近走はあと一歩足りない内容にはなっているものの、前でも後ろでもいろいろな競馬ができる自在性はこの馬のストロングポイント。更なる成長と上積みで番狂わせを狙う。
⑩セリフォス 牡3 56 レーン
前走:22年富士S(GⅡ)1着
血統:B 能力:C+ 該当:①②③
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)×母父ルアーヴル(EN)×母母父フリーダムクライ(ED)
<血統分析>父は皐月賞、天皇賞(秋)などGⅠ5勝、持続力を武器にマイラーを多く輩出する。母父は仏ダービーの覇者だが、母父に入ってスピード、瞬発力を強化する傾向があり、阪神牝馬Sを制したデゼルの母父でもあった。スピードの補充は母系からというイメージ。
<一言コメント>2歳時は朝日杯FSで2着となりながらクラシックには目も向けず、キャリア7戦すべてがマイル戦という徹底ぶり。春の安田記念では斤量差があるとは言え体力が完成していない段階で古馬の一流マイラーと差のない競馬で4着。ひと夏越えた前走は並みいるメンバーを抑えて上がり最速の33秒2をマークして勝利。3歳勢の筆頭となりそうだ。
⑪ソウルラッシュ 牡4 57 松山
前走:22年富士S(GⅡ)2着
血統:E 能力:C+ 該当:③
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父マンハッタンカフェ(LS)×母母父ストームキャット(AD)
<血統分析>父はトニービンの影響を強く受け、抜群のスタミナと馬力を持ち中長距離で活躍し重賞5勝。国内GⅠは制覇できなかったが、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを制した。母系は母父はスタミナが武器のLサンデー系で長距離GⅠ3勝。母母父に現代競馬のスピードの源であるストームキャットがあるが、血統表からはマイルより長い距離でも走れそうな印象を受ける。近親のヒラボクディープは青葉賞の勝ち馬。
<一言コメント>2走前の安田記念は最後の直線で進路がなく、この馬の脚自体は鈍っておらずむしろ脚を余していたためノーカウント。前走は最後の瞬発力の差かセリフォスには交わされてしまったが、粘り強い末脚で迫力満点の叩き合いは見せ場十分。3走前にGⅡを制したコース替わりを生かし逆転を狙う。
⑫ホウオウアマゾン 牡4 57 坂井
前走:22年スワンS(GⅡ)10着
血統:E 能力:F 該当:なし
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父アグネスタキオン(SS)×母母父エーピーインディ(AN)
<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父はサンデー系でいわゆる主流配合にも見えるが、スピードというよりはややダート向きなパワーに長けている。アグネスタキオンはパワーを伝えるのと母母父は米ダートの名血のエーピーインディ。そのパワーが生きるから道悪も得意。母のヒカルアマランサスは京都牝馬Sの覇者でヴィクトリアマイル2着。近親に金鯱賞の勝ち馬で長距離GⅠ2度2着のカレンミロティックがいる。
<一言コメント>前走は明らかに余裕残しの作り、さらに内で溜めを作る競馬もこの馬にはイマイチフィットしなかった。極端な競馬が多く展開に左右されることがあるが、3走前のマイラーズカップで見せたような積極的な先行策が吉か。阪神が大得意で当コースは【2-3-0-2】と連対率は70%超。伸び伸びと自分のレースを取り戻せばチャンスがありそう。
⑬エアロロノア 牡5 57 武豊
前走:22年富士S(GⅡ)5着
血統:E 能力:F 該当:②③
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父ロックオブジブラルタル(ED)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父は英2000ギニーなどマイルを中心にGⅠ7勝。母母のエアメサイアは秋華賞馬。馬場やコースなど得意不得意はあるがハマれば欧州的な瞬発力、スピードは持っているタイプ。
<一言コメント>今年は果敢にGⅠ、GⅡにチャレンジしているが凡走こそないものの馬券にはあと一、二歩届かない結果が続いている。とはいえここ2戦は苦手な左回りの東京。右回りが得意なこの馬にとってホームといえる阪神へのコース替わりは大歓迎。当コースも【3-0-0-2】と好相性。低評価を覆したい。
⑭ベステンダンク 牡10 57 藤岡佑
前走:22年スワンS(GⅡ)11着
血統:F 能力:G 該当:なし
<血統構成>父タイキシャトル(TT)×母父スペシャルウィーク(LS)×母母父ウッドマン(EP)
<血統分析>父はスピードとパワーを武器に仏GⅠジャックルマロワ賞などGⅠ5勝、重賞8勝。母父は98年のダービー馬でBMSランキング常連。年齢もあり、先行して持続力で勝負するタイプ。
<一言コメント>タイキシャトルの血を直系で継ぐ10歳馬。GⅠに出てきただけでも素直に拍手をしたい。3走前のマイラーズカップで3着まであと一歩と迫る4着と好走したコースとはいえこのメンバーでは厳しい戦いになりそう。自身が20年に持つ9着を上回るのが目標か。
⑮ダノンスコーピオン 牡3 56 川田
前走:22年富士S(GⅡ)3着
血統:E 能力:C+ 該当:③
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父スライゴーベイ(AD)×母母父インエクセス(AN)
<血統分析>父は圧倒的なスピードを武器に香港スプリント連覇などGⅠ6勝。母系はベースは欧州だが、北米型で発展した亜種のタイプ。母父は北米芝で活躍しハリウッドターフカップ(GⅠ)の勝ち馬。母のレキシールーは北米で重賞3勝。配合的にはロードカナロアの持つスピードを母系からさらに強化しているが、サンデーの血を持たず瞬発力勝負なら決め手負けすることも。
<一言コメント>前走は最後のキレの差で3着だったが、勝ったセリフォスとは同年齢ながらこちらが2キロ多く背負っていた。また叩き合いでは馬場で一番伸びにくい最内を走るなど向かない内容で差のない3着は負けて強しの好内容。阪神は得意で当コースは【2-0-1-0】と2勝、複勝率100%の相性の良い舞台。巻き返しの条件は整った。
⑯ハッピーアワー 牡6 57 川又
前走:22年毎日王冠(GⅡ)9着
血統:F 能力:G 該当:②
<血統構成>父ハービンジャー(ED)×母父ディープインパクト(DI)×母母父ストームキャット(AD)
<血統分析>父はダンジグ系ながらスタミナに優れ英GⅠキングジョージ&クイーンエリザベスSを史上最大着差となる11馬身差で圧勝した。母系はディープ×ストームキャットと瞬発力、スピードに優れている。しかし戦歴を見る限り、父系、母系の長所が上手く伝わらず相反する部分でやや足を引っ張りあった印象も。
<一言コメント>実に3年半の間勝利どころか掲示板にも入っておらず苦戦は必須。当コース実績も【0-0-0-4】とコース替わりによる上積みは多くない。スピードもキレも足りないと思われるが何とか一矢報いたい。
⑰ファルコニア 牡5 57 池添
前走:22年京成杯AH(GⅢ)1着
血統:C 能力:D 該当:①②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ホークウイング(EP)×母母父パントレセレブル(ED)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。母系は系統は違うものの欧州型の配合。母母父は凱旋門賞を当時のレコードで制したフランスの名馬。母カンビーナはアメリカンオークス馬。全兄のトーセンカンビーナは長距離重賞で活躍し、阪神大賞典2着。ファルコニアの配合から読み取るにスピード能力自体は高いが、ディープの瞬発力はやや削がれ、代わりに持続力が強化されているため瞬発力一辺倒なタイプではないことがわかる。
<一言コメント>ディープ産駒らしくない瞬発力のなさがこの馬の大きな特徴。キャリア19戦で掲示板を外したのはたったの2回という安定感は見事。当コースも勝利こそないが【0-1-2-0】と複勝率は100%。レース間隔は空いているがフレッシュな状態で力を発揮するタイプ。相手は大幅強化だが前走念願の重賞ウイナーとなった実力そのままに虎視眈々と狙う。
~マイルチャンピオンシップ血統予想~
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〇⑤サリオス
▲③ダノンザキッド
注④シュネルマイスター
△⑥ソダシ
△⑮ダノンスコーピオン
△⑦ジャスティンカフェ
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