2022紫苑S(GⅢ)予想
こんにちは。ちゃろです。
平日の競馬は皆さん満喫されましたでしょうか。
私は月曜日に大井競馬場に行ってまいりました。
ここ3か月で盛岡、佐賀、大井と自分でもびっくりするくらいのフットワークで競馬観戦を楽しんでいます。やっぱり現地はいいですね!
さて、本日は秋華賞への切符をかけた東の牝馬決戦「紫苑S(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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9月7日 2022紫苑S(GⅢ)血統予想
~紫苑Sの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 18回 米国型 3回 欧州型 9回
・母父の好走数 日本型 9回 米国型 13回 欧州型 8回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父サンデー系(ディープ系)がやはり強い。それ以外ならキンカメ系やダンジグ系が結果を出しているがほとんどが母父サンデー系(ディープ系)
・母父に米国型が好成績。特にヴァイスリージェント系やストームバード系など米国型ノーザンダンサー系が好成績。またエーピーインディ系など米国型ナスルーラ系も好相性
・母母父は16年くらいまでは欧州型が目立っていたが、最近では専ら米国型が好成績。
~紫苑Sのその他の好走ポイント~
【枠順】・・・開幕週で内枠有利かと思いきやそんなこともなく過去10年で8枠が最多4勝。5枠と7枠が2勝ずつ。勝ち馬こそいないが1枠は連対率、複勝率はトップ。フラットと考えていい。
【ローテ】・・・過去10年の3着内の好走数を調べると圧倒的な差をつけてオークス組(10回)。ここ2年はオークスで2桁着順に敗れた馬が巻き返して勝利している。重賞になってからはしっかりと実力馬が出走することが多くなり、ラジオNIKKEI賞組やフローラS組からも活躍馬が出ている。
【脚質】・・・4角1番手、5番手、11番手の馬が2勝ずつ。3着内で見ると4角1番手、2番手、4番手、8番手、11番手がそれぞれ4回でトップタイだった。開幕週の高速馬場で逃げ、先行有利。差し馬であってもポジションを先団に押し上げる必要がある。
【ペース】・・・過去10年はハイペース0回、ミドルペース4回、スローペース6回。17年から5年連続でスローペース。やはり前有利を助長している。
【性別馬齢】・・・3歳牝馬限定先で省略
【斤量】・・・定量戦なので省略
~中山芝2000mのポイントと特注種牡馬~
・スタート地点は4角を出て直線に入った地点。そのまま内回りコースを1周する。芝1800mと比べるとスタート地点が200m後ろに下がった分最初のコーナーが長くなるため先行争いが激しくなる傾向がある。
・小回りなので道中のペースも緩みにくく上がりのかかるタフな競馬になりやすい。直線は長くないが、道中の流れが厳しくなる分、差しも届きやすい。
【中山芝2000m】
<特注種牡馬>
・モーリス
<割引種牡馬>
・キズナ
以上から
血統的にはサンデー系×米国型血統の馬・・・①
父がキンカメ系かダンジグ系で母父サンデー系の馬・・・②
前走オークス組の馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中山 紫苑S(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①エバーハンティング 牝3 54 横山琉
前走:22年フローラS(GⅡ)11着
血統:D+ 能力:E 該当:②
<血統構成>父ハービンジャー(ED)×母父ディープインパクト(DI)×母母父デインヒル(ED)
<血統分析>父は欧州型の代表血統ハービンジャー。母父はディープインパクトだが。ダンジグのクロスがあるがスピードというより本来のノーザンダンサー系らしいスタミナや馬力が長所。
<一言コメント>デビュー戦は当コース。そのときの鞍上に戻って相性の良さを見せたいところ。過去のこのレースでハービンジャー産駒はディアドラとノームコアが勝利している。
②サークルオブライフ 牝3 54 M.デムーロ
前走:22年オークス(GⅠ)12着
血統:C 能力:B 該当:③
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父アドマイヤジャパン(SS)×母母父タイキシャトル(TT)
<血統分析>このコース特注種牡馬父エピファネイアはスピード、スタミナに優れ根幹距離に強い産駒を出す。母父アドマイヤジャパンはスピード、瞬発力を強化する。母系のイメージでは距離はマイル程度が適切か。4ラインすべてがターントゥに行き着く血統。
<一言コメント>この世代の2歳女王。春のクラシックは不完全燃焼で立て直しの一戦。前走は度外視してもいい結果。自力上位で。
③ロジレット 牝3 54 石川
前走:22年伊達特別(1勝ク)1着
血統:F 能力:D 該当:なし
<血統構成>父ロジユニヴァース(DS)×母父タニノギムレット(RB)×母母父シンボリルドルフ(HE)
<血統分析>父ロジユニヴァースはダービー馬。ここ数年は活躍馬が少なくなり産駒が減ってしまっている。父ネオユニヴァースと同様にパワーがあり、サンデー系ながらダートでの活躍馬を出しやすい。母系もロベルト系×ヘロド系というスタミナ血統。スタミナ、パワーはいいものがあるが、重賞制覇に必要なスピードやキレは血統背景からは見られない。
<一言コメント>ここ2走は福島の特別戦で速い上がりの内容のある競馬。初めての中山と開幕週の高速馬場はマッチするか。
④ニシノラブウインク 牝3 54 三浦
前走:22年オークス(GⅠ)8着
血統:D 能力:C 該当:③
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父アグネスタキオン(SS)×母母父カーリアン(ED)
<血統分析>このコースの特注種牡馬父エピファネイアはスピード、スタミナに優れ根幹距離に強い産駒を出す。母系からはパワーやスタミナを補強している。ただしやや瞬発力が不足しているか。
<一言コメント>フラワーC2着は内伸び馬場ではあったが強い内容だった。前走は距離が長く流れも向かなかった。距離短縮は追い風。高速馬場で内伸びの再現を狙う。
⑤シーグラス 牝3 54 丹内
前走:22年オークス(GⅠ)14着
血統:F 能力:E 該当:③
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父マイネルラヴ(EP)×母母父タマモクロス(EN)
<血統分析>父はサンデー系ながら馬力がありタフな競馬に強いゴールドシップだがこのコースは成績が悪く割引種牡馬。母父スプリンターズSを制したマイネルラヴだがやはりタフな血が強く出ており時計や上がりがかかる馬場に向く血統。
<一言コメント>決め手こそ欠くがタフな馬場を得意とし末脚も使える。ただしオープン昇格後は不発で前走も見せ場は作れなかった。右回りは【2-1-0-1】でコース替わりはプラス。
⑥エコルフリューゲル 牝3 54 内田
前走:22年1勝ク(新潟芝1800m)6着
血統:E 能力:F 該当:①
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)×母父キトゥンズジョイ(AD)×母母父レッドランサム(RB)
<血統分析>父はサンデー系では持続力に定評がありマイル前後での活躍馬を多く生み出すダイワメジャー。母父キトゥンズジョイはサドラーズウェルズ系だが米国で活躍した馬。配合の組みあわせで考えると今回の距離は少し長そう。
<一言コメント>ここまで6戦1勝のキャリア。勝ったのは福島の未勝利でタフな小回りで結果を出しただけに開幕週の馬場はマイナスか。タフな馬場に通用する末脚は持っている。
⑦カヨウネンカ 牝3 54 田辺
前走:22年未勝利(東京芝1600m)1着
血統:F 能力:F 該当:なし
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父ゼンノエルシド(ED)×母母父モガミ(ED)
<血統分析>父はサンデー系ながら馬力がありタフな競馬に強いゴールドシップ。ただこのコースでは割引種牡馬。母父はニジンスキー系のゼンノエルシドで全体的に欧州色が強い。スピード不足で勝ちきれなかったのはそのため。
<一言コメント>前走12戦目にしてようやく初勝利。惜しい競馬が続いていたが、前走ようやくその瞬間が訪れた。距離延長自体はこなせそうだが、どちらかといえば東京向きか。
⑧ライラック 牝3 54 戸崎
前走:22年オークス(GⅠ)11着
血統:F 能力:D 該当:③
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父フジキセキ(SS)
<血統分析>父オルフェーヴル産駒の牝馬は意外にダートでの活躍馬も多い。パワーあふれるタイプでタフな競馬の方が合いそうだ。ただオルフェーヴル産駒はこのコースの相性が悪く割引種牡馬。
<一言コメント>中山はフェアリーSを制しているが、冬の馬場とは秋の開幕馬場は異なる。もう少しスピードが求められそう。
⑨コルベイユ 牝3 54 勝浦
前走:22年八雲特別(1勝ク)1着
血統:C 能力:D 該当:①
<血統構成>父リーチザクラウン(LS)×母父タイキシャトル(TT)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父のリーチザクラウンはダービー2着でマイラーズCを制した馬だが、近年の産駒はむしろダートの方が活躍馬が多いパワー型。母父タイキシャトルも米国型でパワーに優れる。サンデーサイレンスの3×3。
<一言コメント>過去2勝は小倉と函館というローカル場。できればマイペースで逃げて流れ込むのが勝ちパターン。
⑩サンカルパ 牝3 54 ルメール
前走:22年松島特別(2勝ク)2着
血統:B 能力:C 該当:(①)
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父グランドスラム(AP)×母母父ソヴィエトスター(ED)
<血統分析>父ドゥラメンテは母系の特徴を出しやすく牡馬ならおそらくダートに向きそうなくらいパワーのある血統。牝馬の柔らかさがこのパワーをスピードに変えている。ドゥラメンテはキンカメ系だがサンデー系の影響を強く受けており、狙い目のサンデー系×米国型血統にイメージは近い。
<一言コメント>前走の2勝クは決め手負けしたが、福島コース。中山では【1-1-0-0】と好相性。距離延長になるが、血統的にも問題なくこなせそう。
⑪サウンドビバーチェ 牝3 54 横山武
前走:22年オークス(GⅠ)競走除外
血統:E 能力:D 該当:(③)
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父ヨハンクライフ(ED)×母母父ダッシングブレイド(EN)
<血統分析>父ドゥラメンテは瞬発力やスピードを持ちながら母系の特徴を出しやすい産駒を生み出す。母父のヨハンクライフは愛重賞2勝。スピードと持続力は母系から特徴を伝承している。
<一言コメント>オークスは放馬で無念の除外。2000mは初めての出走だが、2000mは十分守備範囲。まずは落ち着いてレースに向かいたい。
⑫スタニングローズ 牝3 54 坂井
前走:22年オークス(GⅠ)2着
血統:B 能力:A 該当:(②)③
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父クロフネ(AD)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>バラ一族といわれる名牝系出身。キンカメ×クロフネ×サンデーと日本の競馬に馴染み深い血統配合。そのスピードや瞬発力は非常に優秀。狙い目②で挙げたように過去キンカメ×サンデー系が好走しており、この馬は厳密には母母父だがイメージは近く、母父クロフネもこのレースは好相性で適正は合う。
<一言コメント>前々走はフラワーCを制し、前走はオークス2着。間違いなくこの世代での実力は上位。2000mは初めてだがオークスが問題なかったことを考慮すれば不安は皆無。前述のフラワーCで中山適性も証明済。ここでは力は上。
~紫苑S血統予想~
今回は堅そうなので3頭に絞って勝負します。
この1頭で勝負します!!
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〇⑫スタニングローズ
▲④ニシノラブウインク
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