2022ラジオNIKKEI賞(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
土曜日の競馬は皆さん満喫されましたでしょうか。
さて、本日は秋の飛躍を目指す馬が集う3歳限定唯一のハンデ戦「ラジオNIKKEI賞(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼CBC賞の血統分析はこちらから↓↓
7月3日 2022ラジオNIKKEI賞(GⅢ)血統予想
~ラジオNIKKEI賞の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本系 17回、 米国系 4回、 欧州系 9回
・母父の好走数 日本系 5回、 米国系 10回、 欧州系 15回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父サンデー系(ディープ系)が数では圧倒的に優勢。ただし母父はノーザンダンサー系やロベルト系などスタミナや馬力に特化した配合が好走している
・母父は欧州血統が優勢。母母父も欧州血統が多い。母系から馬力などタフな競馬に対応できる能力を補強する血統が好走している
~ラジオNIKKEI賞と福島芝1800mのその他のポイント~
・まず注目したいのは内枠の有利性。過去10年で9回、1枠もしくは2枠の馬が必ず連対している。連対を外した17年も3着馬は1枠だった
・道悪馬場では外枠が有利となる傾向がある
・過去10年で1番人気の連対率は50%ありますが、過去3年は馬券内から外れている。過去3年の共通点として馬場が「稍重」や「不良」と道悪だった
・ハンデ戦で斤量は53キロ~54キロが好成績
・直線が短く先行馬が有利。テン争いは厳しくなりやすく、ペースはスローにはならない
・開幕週にも関わらず、上がりは34秒後半から35秒台と時計がかかる
・福島特有の独特な起伏があり、単純なスピード馬ではそのアップダウンに対応できないこともある
・前走逃げていた馬が毎年人気に関わらず好成績
・2000m以上の実績が大切でローテは同距離組か距離短縮組が好成績。距離延長組は苦戦傾向
以上から
血統的には父が中長距離適性のあるサンデー系の馬・・・①
母と母父が欧州血統の馬・・・②
距離短縮ローテの馬・・・③
前走4角で先頭だった馬・・・④
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
福島 ラジオNIKKEI賞(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①サトノヘリオス 牡3 55 岩田望
前走:22年皐月賞(GⅠ)17着
血統:D 能力:B 該当:③
<血統構成>父エピファネイア(RB)母父サンデーサイレンス(LS)母母父ノーザンテースト(ED)
<血統分析・一言コメント>エピファネイアとサンデーサイレンスの配合で主流血統といえるタイプ。未勝利、エリカ賞では2戦続けてのレコード勝ち、スプリングSでも3着とこのメンバーでは実力上位は間違いない。全兄に函館記念を制したエアアンセムがいる。
②ホウオウノーサイド 牡3 53 永野
前走:22年1勝ク(東京1400m)1着
血統:F 能力:F 該当:②
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)母父ヘクタープロテクター(EP)母母父ダンシングブレーヴ(ED)
<血統分析・一言コメント>父キングカメハメハは母系の長所を引き出しやすい。ワンスインナムーンなどきょうだいを見ても距離は短い方が合いそうで距離延長はプラスになりにくい。血統適正も狙いたい馬とはややズレる。
③フェーングロッテン 牡3 55 松若
前走:22年白百合S(L)1着
血統:D 能力:C 該当:①③④
<血統構成><血統構成>父ブラックタイド(LS)母父キングヘイロー(ED)母母父サクラバクシンオー(JN)
<血統分析・一言コメント>半兄はスプリンターズSを制したピクシーナイト。母系からのスピードは折り紙つきだが、このレースでは母系からのスピードよりスタミナ、馬力を強化するタイプの方が合う。ただ前走で逃げている点や距離短縮ローテなど狙いポイントは合致する。ちなみに新馬戦の相手は後のダービー馬ドウデュースだった。
④オウケンボルト 牡3 52 M.デムーロ
前走:22年青葉賞(GⅡ)12着
血統:B 能力:E 該当:①②③
<血統構成>父フェノーメノ(LS)母父オウケンブルースリ(EN)母母父バゴ(EN)
<血統分析・一言コメント>父は天皇賞(春)の勝ち馬でステイゴールド系の中でもややズブいイメージがあるフェノーメノ。母系はトニービン系×バゴという凱旋門賞馬の配合。この血統からキレキレな脚を持つ馬が生まれるわけがない。先行してその馬力とスタミナを生かした持続力で勝負するのがスタイルだ。起伏のある福島コースは向きそうな気もするが、そもそもスピードを含めて能力全体が不足しているか。
⑤クロスマジェスティ 牝3 53 三浦→内田
前走:22年桜花賞(GⅠ)13着
血統:E 能力:C 該当:①
<血統構成><血統構成>父ディーマジェスティ(DI)母父カリズマティック(AD)母母父サクラユタカオー(JN)
<血統分析・一言コメント>父はディープ産駒の中ではスタミナ、馬力よりのディーマジェスティ。母系はアメリカ二冠馬のカリズマティックにサクラユタカオーというスピードのある血統。狙いとしては母系からはスタミナを補強したいイメージ。ここまで消化した5戦はすべてマイルで距離延長は良いと断言するのは難しい。この馬にはややタフなコースで堪えるかもしれない。
⑥ボーンディスウェイ 牡3 55 石橋
前走:22年皐月賞(GⅠ)14着
血統:B 能力:B 該当:①②③
<血統構成><血統構成>父ハーツクライ(LS)母父プラティニ(EM)母母父パシュートオブラブ(EN)
<血統分析・一言コメント>父はサンデー系だがトニービンの影響を強く受けるハーツクライ。母系は欧州血統で母はイタリアのGⅡ馬。皐月賞では本領発揮とはいかなかったが弥生賞ディープ記念では後のダービー馬ドウデュースや同3着馬のアスクビクターモアと差のない競馬。福島コースの経験が2度あり、それぞれ2着と3着と結果も出している。ハンデ戦ではあるが、脚質も先行で崩れにくくこのメンバーではさすがに負けられない。重賞制覇のチャンスだ。
⑦ショウナンマグマ 牡3 53 菅原明
前走:22年プリンシパル(L)11着
血統:E 能力:E 該当:(②)③
<血統構成>父ザファクター(AD)母父ステイゴールド(LS)母母父メジロマックイーン(HE)
<血統分析・一言コメント>父ザファクターはアメリカのダートやオールウェザーのGⅠを制覇。ダンジグ晩年の傑作ウォーフロントの血を引く。母父はこのレースと相性の良いステイゴールド。理想は単騎逃げとなりそうだが、相手強化の一戦で自分のパターンに持ち込めるか。
⑧タガノフィナーレ 牝3 51 吉田豊
前走:22年1勝ク(中京1600m)1着
血統:D 能力:E 該当:(②)④
<血統構成>父エピファネイア(RB)母父ハーツクライ(LS)母母父スピニングワールド(ED)
<血統分析・一言コメント>父エピファネイア、母父ハーツクライはエフフォーリアと同じ組み合わせだが、過去走からはそれぞれのズブさが全面に出ているような印象。重賞レベルで考えればスピードは不足している。このレースは距離短縮がいいが、この血統に関しては距離延長の方がいいだろう。
⑨ベジャール 牡3 56 戸崎
前走:22年毎日杯(GⅢ)2着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父モーリス(RB)母父アフリート(AP)母母父マルゼンスキー(ED)
<血統分析・一言コメント>毎日杯2着の実績を持つ実力馬。父モーリスに母父ミスプロの配合は昨年3着のノースブリッジと同じ。今回の狙い目ポイントには当てはまらなかったが実力は上位。未勝利勝ち時に上がり33秒7の末脚を披露し瞬発力もあるところを見せた。スタートが良くなく後方からの競馬になりがちで展開次第な面とハンデ斤量56キロがやや不安。
⑩ミッキーブンブン 牡3 52 菊沢
前走:22年山藤賞(1勝ク・中山芝2000m)8着
血統:D 能力:E 該当:③
<血統構成>父ハービンジャー(ED)母父ディープインパクト(DI)母母父ヴァルロワイヤル(ED)
<血統分析・一言コメント>父ハービンジャーは欧州型ノーザンダンサー系。スタミナと馬力に優れ2000mを得意としている特徴がある。追走に苦労するタイプで血統的にはあまり距離短縮がプラスにならない。ただしデビュー戦を制したのが当コース。相性の良いコースで久しぶりの勝利を掴みたい。
⑪ソネットフレーズ 牝3 54 津村
前走:22年NHKマイル(GⅠ)17着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父エピファネイア(RB)母父キングカメハメハ(KK)母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析・一言コメント>まだ3戦のキャリアだが大物感も漂う。デイリー杯2歳Sでは後にマイルGⅠの常連となるセリフォスの2着。血統的にはエアグルーヴの一族の良血馬。4ラインはすべて日本色の強い主流血統だ。前回のNHKマイルCは半年の休み明けもあり本調子ではなく結果はノーカウントでOK。眠れる才能をこの舞台で爆発させるか。
⑫グランディア 牡3 54 坂井
前走:22年プリンシパル(L)5着
血統:E 能力:D 該当:③
<血統構成>父ハービンジャー(ED)母父サンデーサイレンス(LS)母母父ポトリラゾ(AN)
<血統分析・一言コメント>母は牝馬重賞戦線で長く活躍しフローラSなど重賞3勝のディアデラノビア。父ハービンジャーだが、プリンシパルSで見せた34秒前半の末脚は母系譲り。少し決め手と安定感に欠く印象があるが、凡走は少なくポテンシャルは秘めている。
⑬ゴーゴーユタカ 牡3 54 田辺
前走:22年1勝ク(中山1600m)1着
血統:E 能力:D 該当:なし
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)母父アグネスタキオン(SS)母母父シーキングザゴールド(AP)
<血統分析・一言コメント>ルーラーシップ×アグネスタキオンの配合はフェアリーポルカやヴァンケドミンゴなどが福島や中山で馬券になっている。この馬も中山で勝ち上がっており福島適性も悪くなさそう。あとは相手関係がどうか。
~ラジオNIKKEI賞血統予想~
<良馬場想定>
〇③フェーングロッテン
▲④オウケンボルト
消⑨ベジャール
実力上位で人気もありそうなのですが、買いポイントに当てはまらなかったので今回は消してみたいです。
【買い方】
3頭しか買う気がありませんのでオッズ次第で本命◎の単勝と3頭のワイドBOXを中心に組み立てようと思います。
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