犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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キズナ~種牡馬分析#4~


こんばんは。ちゃろです。

 

種牡馬分析の第4回目はキズナを取り上げてみます。

 

 

種牡馬基本情報・キズナ

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馬名:キズナ

型系:日本型ディープ系(DI系

詳細系統:ディープ系

 

成績:14戦7勝【7-1-2-4】

 

【主な勝ち鞍】

日本ダービー

ニエル賞(仏GⅡ・芝2400m)

毎日杯

京都新聞杯

産経大阪杯

 

【血統構成】

 父 :ディープインパクトDI

→現役時代は14戦12勝。クラシック三冠やジャパンカップ有馬記念も制した。種牡馬としては2012年から10年連続リーディングサイアーとなり種牡馬としても日本競馬の中心的存在。「空を飛んでいるみたい」と形容されたその瞬発力とスピードを主に産駒に伝える。

 

母 父:ストームキャットAD系

→現役時代は8戦4勝。主な勝ち鞍はヤングアメリカS(当時米GⅠ)。種牡馬として北米を席捲し、種付け料の最高値は6000万円だった。その類まれなるパワーが特徴で北米のスピードあるダートとぴったりな適性を持つ。力がいるという点で共通するためか欧州の深い芝でも活躍馬を出す。日本では直系がダートで、母父としてはサンデーやキンカメの血とあわせてスピード強化となる特色がある。

 

父母父:アルザオED系

→現役時代はフランスやイタリア、イギリスで走った。主な勝ち鞍はエリントン賞(伊GⅢ・2400m)など。リファール産駒らしくヨーロッパ血統の中ではタフさよりもスピードを伝える傾向がある。

 

母母父:ダマスカス(AM系

→現役時代は32戦21勝。主な勝ち鞍はベルモントSプリークネスSがある。ケンタッキーダービーには敗れたため米国三冠馬にはなれなかったが、ウッドワードSでバックパサードクターファーガーとの3強対決を10馬身以上の差で大勝。アメリカ最強の名をほしいままにした。ダートでの爆発的なスピードを産駒に伝え、アメリカ型だが距離延長に対応できる馬も多い。

 

【代表産駒】

・ディープボンド(阪神大賞典

アカイイトエリザベス女王杯

・マルターズディオサ(チューリップ賞

・ソングライン(富士S)

・ビアンフェ(函館スプリントS)

 

【能力値】

瞬発力 :

スピード:

パワー :

持久力 :

馬  力:

スタミナ:

ダートシェア:40%

 

【特徴】

(1)父・ディープインパクトとは異なる特徴を把握せよ

キズナの母系を見ると母父がストームキャット、母母父はダマスカスでどちらもアメリカのダートを主戦場とした馬。キズナはディープ系(サンデー系)の中ではアメリカ血統が特徴的。

サンデー系とアメリカ血統を交配するとスピードを強化する特徴があるが、アメリカ型の血統が強く出すぎるとパワー型となりダート適性が上がりその分瞬発力削がれる。母系にアメリカ血統が強いキズナの産駒にはそんな特徴を持つ馬が多い。

 

(2)牡馬牝馬の特徴の違いや牝系からその能力を見抜く

芝の距離適性は牡馬は2000m前後、牝馬は1600m前後というイメージ

上記特徴からディープ系にも関わらず、瞬発力が不足している馬も結構多い。キレよりもパワーや馬力を必要とする持久力の馬場で実力を発揮する馬も多数いる。

・牝系がヨーロッパ型の場合は距離適性が伸びる馬もおり、ディープボンドが代表例。

牡馬は上がりがかかる馬場が得意。キレ勝負なら牝馬

 

(3)牝系次第ではダートでも好走できる

キズナ自身にも母系にはダートの血が流れており、牝系にアメリカ型の血があればダート適性はアップする。

 


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