犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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ロードカナロア~種牡馬分析#2~


こんばんは。ちゃろです。

 

種牡馬分析の第2回目はロードカナロアを取り上げてみます。

 

 

種牡馬基本情報・ロードカナロア

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馬名:ロードカナロア

型系:日本型キンカメ系(KK系

詳細系統:キンカメ系

 

成績:19戦13勝【13-5-1-0】

 

【主な勝ち鞍】

スプリンターズS(2回)

高松宮記念

安田記念

香港スプリント(香GⅠ・芝1200m)(2回)

阪急杯

京阪杯

シルクロード

 

【血統構成】

 父 :キングカメハメハKK系

→現役時代は8戦7勝。主な勝ち鞍はNHKマイルカップ日本ダービーなど。3歳秋に屈腱炎で引退し種牡馬となった。産駒は牝系の長所を伸ばす特徴があり、様々な産駒を生み出している。並外れたスピード、ダート馬も生みだすパワー、父キングマンボ譲りのヨーロッパ的スピードと馬力。弱点が少ないのも大きな魅力。

 

母 父:ストームキャットAD系

→現役時代は8戦4勝。主な勝ち鞍はヤングアメリカS(当時米GⅠ)。種牡馬として北米を席捲し、種付け料の最高値は6000万円だった。その類まれなるパワーが特徴で北米のスピードあるダートとぴったりな適性を持つ。力がいるという点で共通するためか欧州の深い芝でも活躍馬を出す。日本では直系がダートで、母父としてはサンデーやキンカメの血とあわせてスピード強化となる特色がある

 

父母父:ラストタイクーンED系

→現役時代は13戦8勝。主な勝ち鞍はBCマイル(GⅠ・1600m)など。米英でGⅠ3勝を挙げた。種牡馬としては世界各地で共用された。芝のノーザンダンサー系らしく馬力や持久力を伝える傾向がある。

 

母母父:コーモラント(AM系

→現役時代はアメリカで12戦8勝。主な勝ち鞍はジャージーダービー(GⅠ)などで重賞3勝。零細ではありますが、スタミナと勝負根性を持つリボーの血を伝えます。

 

【代表産駒】

・アーモンドアイ(3歳牝馬三冠)

・ダノンスマッシュ(香港スプリント

・サートゥルナーリア(皐月賞

ステルヴィオマイルチャンピオンシップ

・ダイアトニック(スワンS)

 

【能力値】

瞬発力 :

スピード:

パワー :

持久力 :

馬  力:

スタミナ:

ダートシェア:31%

 

【特徴】

(1)2歳から活躍馬を輩出するマイラー

・自身は日本史上最高のスプリンターといっても過言ではない活躍を見せたが、その本質はマイラーと言える。

・産駒はとにかく優等生が多く、気性難で失敗する馬はほとんど見ないという印象。

キンカメ系はとにかく順応性が高い。使っていく中で経験を武器にすることができるため、初めての条件で惨敗しても使っていくなかで巻き返すことも。

 

(2)血統的には母系にサンデーサイレンス系を持っているかチェック

ロードカナロアは母父を含め、牝系のいいところを引き出すことができる血統

サンデー系を牝系に持っていれば今の日本には主流な血統になる。牝系にはサドラーズウェルズフェアリーキングヌレイエフといった重厚なヨーロッパ血統と相性が良い

サンデー系の血を持たない馬は中距離適性が削がれてスプリンターになりやすい

 

(3)高速馬場に強く、重い馬場は苦手にしている

・持ち前の瞬発力やスピードを生かすことができる軽い高速馬場に強さを発揮するタイプ

・自身や産駒のダノンスマッシュが香港の馬場で勝利を挙げたように稍重レベルは得意とするが、それ以上に重い馬場は苦手。重、不良では基本的に割り引くべき。

急坂コースもあまり得意としない。あれだけ強かったアーモンドアイがタフなコースで急坂のある有馬記念で惨敗したことを考えれば納得できる。

 


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