2021天皇賞(秋)(GⅠ)予想
こんばんは。ちゃろです。
みなさまお久しぶりです。
本日はスワンステークス、アルテミスステークスがありましたが
いかがでしたでしょうか。
事前におことわりをさせていただきましたが、上記2つの重賞予想はお休みさせていただきました。
と、いうのも先日北海道に行ってきまして、心身ともリフレッシュさせていただきました。念願の門別競馬にも行ってまいりました。これはまた後日コラムにでも書こうと思います。
さて、しっかり放牧してリフレッシュをしたところで本日は「天皇賞(GⅠ)」の血統予想を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
10月30日 2021天皇賞(秋)(GⅠ)血統予想
~天皇賞(秋)の過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
・昨年は1~3着はアーモンドアイ、フィエールマン、クロノジェネシスと今年はいずれも出走なし。昨年とはメンバーがだいぶ変わっています
・府中の根幹距離ということで父サンデー系祭りかと思いましたが、意外にもそんなことはありませんでした
・父ディープインパクトの好走が目立つ、ロードカナロア、キングカメハメハが続く
・母父クロフネが2頭、3回好走している
・父DI系とKK系のどちらかが多数を占める
・母父はAD系が多い(アメリカ型血統7回の内6回はAD系、残る1回はAN系)が、LS系、ED系、RB系など様々
・父母父は圧倒的にED系が多い
・母母父は2018年まではアメリカ型血統が多かったが、それ以降はヨーロッパ型血統が多い
~東京芝2000mの血統傾向~
<良馬場>
<ワン!ポイント>
・3型では父は日本型が59%、ヨーロッパ型が36%、アメリカ型は5%
・3型で母父ではアメリカ型がトップで37%、続いてヨーロッパ型32%、日本型が31%
・父は1位がLS系でした。DI系、KK系が続きます
・母父も1位はLS系でしたが、AD系、ED系とノーザンダンサー系が目立ちます。画像では表示しきれていませんが、もう少し調べてみたところ今年の1回開催(1月~2月)の開催では母父ノーザンダンサー系の好走は少なかったのですが、2回(5月ごろ)から走るようになっていました。母父ミスプロ系も走ります。AP系、KK系にも注目です
<血統的ポイント>
父はDI系、KK系
父がDI系ならアメリカ型のスピード血統
父がヨーロッパ型血統ならサンデーの血かキンカメの血
<その他のポイント>
・東京芝2000mはすぐにコーナーで先行馬は外枠不利
・30日の傾向では芝レースは内枠やや有利、外枠不利
・1~3着馬は過去6年は4歳、5歳しかきていません
明日は天気が悪い可能性もあるので道悪馬場傾向も載せておきます
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
東京 天皇賞(秋)(GⅠ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭評価~
馬番 名前(血統組み合わせ)
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正コメント
の順に表記
①コントレイル(DI×AP)
BP:20年日本ダービー1着
ディープインパクト×アメリカ型のスピード血統は東京の根幹距離の適正は高い。東京では連対率100%
②カデナ(DI×AD)
BP:21年安田記念6着
こちらもディープインパクト×アメリカ型スピード血統のヴァイスリージェント系で東京のキレ勝負は本来適正があってもいい血統だが、少し早熟だったか。7歳で相手も強化で厳しいか
③モズベッロ(DI×AD)
BP:21年大阪杯2着(重)
ディープブリランテ×アメリカ型スピード血統。ディープブリランテはディープインパクトと比較するとネヴァーベンドの血の影響か瞬発力・キレというより持続力や馬力による傾向がある。東京は瞬発力・キレが必要。馬場が渋って少しはチャンスが生まれるか
④ポタジェ(DI×AD)
BP:21年新潟大賞典2着
ディープインパクト×ヴァイスリージェント系で東京適正はあるはず。実際に4着以下になったことはないが、前回はシュネルマイスターやダノンキングリーに力の差を見せられた。休み明けに鉄砲駆けすることを考慮すると上積がどこまであるかがポイント
⑤エフフォーリア(RB×LS)
BP:21年皐月賞1着
ダービーでは惜しくもシャフリヤールに敗れはしたが、高レベルな3歳世代の中でもトップクラスの実力は言うまでもない。5カ月の休養明けが気になるが、血統的にも実績的にも特に弱点は見つからない
⑥トーセンスーリヤ(ED×SS)
BP:21年函館記念1着
サドラー×短距離サンデーの組み合わせはこのレースでは唯一。相手強化がカギだが、良馬場ではおそらくキレ負けしてしまう。馬場が渋ればチャンスがあるか
⑦ワールドプレミア(DI×EM)
BP:21年天皇賞(春)1着
ディープインパクト×ドイツの重厚な血統。やはりキレ勝負になると分が悪い。
春秋盾制覇を狙うがそもそも春天と秋天は適正が異なる。鉄砲駆けするタイプでもないのでとりあえずここを使うというイメージか
⑧サンレイポケット(EN×AM)
BP:21年新潟大賞典1着
ジャングルポケット×アメリカ型マイナー血統。東京の根幹ではキレ不足か
⑨グランアレグリア(DI×AN)
BP:21年ヴィクトリアマイル1着
ディープインパクト×アメリカ型ダート血統。1200m~1600mのGⅠを制しており3階級制覇を狙う。距離適性は長いわけではないと思うが、ベストかどうかは疑問。大阪杯をどう見るかだが、私は「距離」より「馬場」が原因だと考えているので馬場が渋ったら再考したい
⑩カイザーミノル(KK×AP)
BP:21年京王杯SC3着
今回唯一の父ロードカナロア。母父はアメリカ型ダート血統。2000mが適正距離ではないことが明らかなことから軽視
⑪ムイトオブリガード(KK×LS)
BP:21年新潟大賞典7着
ルーラーシップ×サンデーの組み合わせ。トニービンにニジンスキー持ちでキレよりスタミナタイプで今回の適正とは合わないか。年齢的にも軽視濃厚
⑫ラストドラフト’(EM×DI)
BP:20年アルゼンチン共和国杯2着
ノヴェリスト×ディープインパクト。牝系にもマルジュを持つ。タフな馬力を活かす展開を望むが基本的にはキレが足りないケースも東京の根幹距離でどこまでできるか
⑬ペルシアンナイト(ED×LS)
BP:21年札幌記念3着
ハービンジャー×サンデー。7歳馬で好走パターンからは外れるが、前走を見る限り衰えているわけではないことは確か。ただし左回りや東京のキレ勝負など適正として合っているとはお世辞にも言えない
⑭カレンブーケドール(DI×AD)
BP:21年天皇賞(春)3着
ディープインパクト×アメリカ型スピード血統のストームバード系。東京芝2000の経験こそないが、1800mでの適正やその前後の距離適性を見ると適正は合いそう。GⅠレベルでも相手なりに走り、大崩れしない点も評価。鞍上の腕次第か
⑮ヒシイグアス(LS×AD)
BP:21年中山記念1着
ハーツクライ×アメリカ型スピード血統のストームバード系。距離適性は問題なさそうだが、8カ月の休養明けが課題。枠にも恵まれなかった印象
⑯ユーキャンスマイル(KK×LS)
BP:21年阪神大賞典2着
キンカメ×ダンスインザダークという血統。東京のキレ勝負には向かない。外枠、年齢なども考慮する必要がある
続いて出馬表です。本日は良馬場と道悪馬場の2種類を用意しました。
<良馬場>
<道悪馬場>
~天皇賞(秋)(GⅠ)血統予想~
〇⑤エフフォーリア
▲⑭カレンブーケドール
△⑨グランアレグリア
△④ポタジェ
△⑬ペルシアンナイト
あたりを押さえておこうと思います。
皆様にとって素敵な競馬デーとなりますように!!!