犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

MENU

中山芝1200m〜コース分析〜

こんにちは。ちゃろです。

 

本日から新コーナー「コース分析」をやっていきたいと思います。

 

このコーナーでは競馬場やそのコースの特徴から好走するであろう馬の特徴を炙り出そうというコーナーです。

 

コースごとの特徴なんて山ほどありますからしっかりと特徴をまとめて将来的にはデータベースみたいになればいいなと考えています。

 

記念すべき第1回のコース分析では秋の電撃スプリント戦「スプリンターズステークス(GⅠ)」の舞台となる中山芝1200mを取り上げてみることとします。

 

※先にお断りしておきますが、私は絵が上手いわけでもwebイラストが描けるわけでもありません。それにコースの研究なんてありとあらゆる専門家やブロガーの皆さんをはじめ、ネットや新聞に情報がたくさん出ていますので割愛します。コース分析ではあるのですが、このブログらしくないようは血統目線で行っていきます。テーマはただ一つ。

「このコースに強い血統とはなんなのか」

それをひたすらに探究するコーナーなのです。

 

 

 

中山芝1200m

 

最終的には中山芝1200mに強い血統を探していくのですが、そもそも日本の現代競馬はどんな血統が走るのか比較を兼ねてデータを分析してみることにしたいと思います。このデータは約3年のデータの積み重ねで集計しています。私はJRAーVANなど有料サイトは使わず自分でデータの蓄積や集計を行っておりますので、ちゃろ調べということでご理解いただけますと幸いです。一生懸命集めたデータなのでデータには自信を持っています。活用法はあなた次第ですから、ぜひ法則を見つけたり、予想に役立てたり有効活用していただければこんなに嬉しいことはありません。

 

と、いうことでまずは過去約3年間の芝で行われたレースで好走した血統をまとめてみることにします。下のデータは競馬場や距離を問わず芝で行われたレースの血統分析です。

(※注意)

・日本型、アメリカ型、ヨーロッパ型の3つの「3型

・18系統を「中系統」と記載します

・キンカメ系は日本型の血統なのですが、3型ではヨーロッパ型に分類します。

日本型の主流である「サンデー系」が走るかどうかをチェックするためと、「キンカメ系」を日本型にしてしまうと日本型がすごく多くなってしまい、3型のバランスが悪くなってしまうためです。

 

血統分類についての詳細はこちらをご覧ください。

 

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

すみません。話が逸れましたね(笑)

それでは全競馬場、全距離の芝競走のデータを見ていきましょう。

 

全場芝血統データ

f:id:wankocharo:20210928202945j:plain

 

左が単勝成績(1着)で、右が複勝成績(3着以内)のデータです。

やはり日本の芝競走はいかにサンデー系中心かということがわかっていただけるかと思います。芝競走で父・ディープ系の子供たちの単勝を買い続けると2割を超えていますから5回に1回は当たることになります。こんな単純なデータでも形になるのですから、血統の組み合わせをいろんな角度から見ることで的中率を上げることができることは言うまでもありませんね。

あくまでこの図は参考として次に中山の成績を見てみましょう。

 

中山芝血統データ

f:id:wankocharo:20210928204710j:plain


3型ではサンデー系を中心とする日本型は父、母父とも数字を下げ、母父・アメリカ型や父、母父・ヨーロッパ型が数字を上げています。よく「中山の急坂が」とか「中山はトリッキーでタフなコース」と言われますが、血統的にはすなわち日本型よりもヨーロッパ型や母父アメリカ型に分があるのかもしれません。

中系統ではRB(ロベルト系)やED(ヨーロッパ型ノーザンダンサー系)に注目するとやはりヨーロッパ的なタフさが生かせるコースということですね。サンデー系は総じてあまり数字を伸ばしていませんが、SS(ショートサンデー系)のみ数字を伸ばしています。

 

芝1200m血統データ

f:id:wankocharo:20210928205509j:plain

今度は競馬場を問わず、芝1200mに絞ったときの血統データです。

芝全体では3型父に注目すると5割あった日本型の勝率が4割まで落ち(それでも高いですが)、0割台だったアメリカ型が2割近くまで増加しています。

中系統を見ても芝で基本的にトップを譲らなかったDI(ディープ系)ですが、この条件では数字を落とし、KK(キンカメ系)やSS(ショートサンデー系)に抜かれています。芝では全体的にアメリカ型が不振なのですが、AP(アメリカ型ミスプロ系)やAD(アメリカ型ノーザンダンサー系)も先ほどのデータと比較すると数字を伸ばしていることがわかります。

 

さあ、だんたんと競馬場やコースによって好走する競走馬の血統が異なることがわかってきていただけたかと思います。それでは今回の本題となる中山芝1200mのデータをみてみましょう。

 


↑↑ポチっとお願いします!競馬・血統理論ランキング

よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。

パソコンなら右端に、

スマホなら少し下にスクロールすると上に、

現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。

 

中山芝1200m血統データ

f:id:wankocharo:20210928220407j:plain

これが中山芝1200mの血統データです。

まず3型で見ると単勝率、複勝率ともに父は日本型、母父はアメリカ型が1位という結果となりました。単勝の母父アメリカ型が「.495」ですから勝ち馬の約2頭に1頭は母父アメリカ型血統ということになりますね。

次に中系統を見てみると父はSS(ショートサンデー系)、KK(キンカメ系)、AP(アメリカ型ミスプロ系)の成績が目立ちます。

母父はAP(アメリカ型ミスプロ系)、AD(アメリカ型ノーザンダンサー系)、LS(ロングサンデー系)、ED(ヨーロッパ型ノーザンダンサー系)、AN(アメリカ型ナスルーラ系)がいい数字です。

 

LS(ロングサンデー系)は絶対数が多いので、この数字が良いか悪いかは今後紹介するデータと比較していただければわかりますが、あえてこの条件で狙う必要があるのかどうかは要検討です。

 

またこれは条件を新馬、未勝利からGⅠなどオープンまですべて集計しています。

日本ダービー青葉賞は同じ東京芝2400mですが、得意とする血統が異なるように重賞レベルだとその重賞独自の特徴が出るケースもあるので注意が必要です。

 

このコース分析は大きく広くおおざっぱなイメージとしてとらえてください。

スプリンターズステークスならでは傾向は今週末にでもアップできればと思います。

 


↑↑ポチっとお願いします!競馬・血統理論ランキング

よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。

パソコンなら右端に、

スマホなら少し下にスクロールすると上に、

現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。